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京都生まれの京都育ちですが、「へっ?、こんな言葉使わへーん。こんなこと、やらへんし」と感じるところが随所にありました。
ずっと年配の方なら、使わはん(る)のかもしれんけど。
でも、私50代です。
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一般の京都のおばちゃんたちが書いているので文章が稚拙ですし、京都人にとっては当たり前のことが書いてありました。
他府県人で、京都に住んでいる・働いている人、これから住もうとしている・働く予定の人にはいいかもしれません。
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京都は歴史ある場所で日本語もここから発生し発達したので、微妙で繊細な語彙が豊富である.特に女性の観点から書かれた本書は、人間の感情を巧みに表せる特異な言語としての日本語の素晴らしさを語っている.読みながら思ったのは、ほとんどのフレーズは英語を始めとした外国語には翻訳は出来ないなと感じた.
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京都には独特な人との付き合い方があります。長い間に育まれた文化は一見イケズ(いじわる)なことに思われても実は相手を思いやってのこと、ということが多いそうです。本書は職人と商人の多い西陣の交際術を中心に書かれています。京都の交際術を面白おかしく学んでみてはいかがですか?
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以前何かで、京都では「おみおつけでもどうどすえ」と言ったらそろそろ帰ってほしいという合図だ
というようなことを聞いた事があったので。
おぉ、それははっきりしているというか
直接いうわけではないのに意図を伝えるにははっきりしていて独特だ
などと思ったのだけれど、この本にはそこまで言いにくいけどいいたいことをはっきり相手に伝えるすべというのはでていないよう。
それよりも、相手の顔をたてる、直接的な表現を避ける。粋で少しいじわる?
イケズには、本当のことが含まれているそう。
中でも、何かもらったときのおため(お返し)に差し上げるものは、わざわざ買ってきたというのを隠すため、包装紙を開けたり、封を切ったりして渡すというのはなかなかの心遣いだと思た。相手に気を使わせない配慮。そして、もらったらおおきにだけでは済まさないということ。
大昔から続く商家の多い京都らしく、家のメンツを守ることが大事ということ。互いの領分を守り、ずかずかと入り込まない。家長をたてる。
「いちびりどっさかい、いまのはてんごや。かんにんえ」→調子に乗って言ったので、今のは冗談、悪ふざけです。堪忍ね
「ほんまのこと」を含むやり取りが続き、相手の顔色が悪くなってきたらこう言って逃げる。京都流に、核心をオブラートに包む表現は皮肉に取られることもあるため。
茶化す、回りくどい言い方にして和らげる…というのは頭を使い、センスのいることであるなあ。
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京都、しかも西陣のおばあちゃんが集まって、京言葉、京都の「お付き合い」について、解説する一冊。
著者の意図に反して、こんなめんどくさい土地、絶対住めへん、思いました。
京都西陣にお嫁入りする人がいたら読むように勧めましょう。