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ビートルズにかんする記述は思いのほかありません…あしからず。ではありますが、東芝を取り巻く洋楽~邦楽部門の、これ以上内側はない、ってくらい内部のお話なので貴重ではあります。アダモやクリフ・リチャードなんてところですね…しかし何とも日本のレコード産業というのは体育会系の世界で、じゃあアメリカはというとこれは日本以上に金に対してシビアすぎるとか、その辺りが芸術家さんサイドとの溝にも取れる話でもあると思います。
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今は無き東芝EMIを皮切りに洋楽ディレクターとして数多くのアーティストを手掛けた筆者の半生記。
タイトルの"ビートルズ!をつくった男"にひかれて読むと、それに関する分量は少な目で肩透かしを食うけれど、日本の洋楽ビジネス創成期の姿や、筆者の家族愛(御令嬢はTVでもおなじみのバイオリニスト高嶋ちさ子氏)などなど、興味深く読むことができる。
音楽業界、昔は昔でいい時代だったんだなあとしみじみ。ちさ子さんとお姉さんのエピソードも心温まる思い。
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著者、高嶋弘之さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
高嶋 弘之(たかしま ひろゆき、1934年5月18日 - )は、日本の音楽ディレクター・プロデューサー。高嶋音楽事務所代表。「ビートルズの日本での仕掛人」として有名。一男二女の父親で次女はヴァイオリン奏者・高嶋ちさ子。
---引用終了
テレビ番組で何度か拝見した、ヴァイオリン奏者・高嶋ちさ子さんのお父様になります。
高齢ですが、まだまだお元気なようです。
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
1964 年、最初のシングル盤「抱きしめたい」の命名や
最初のアルバム「ビートルズ!」の選曲・制作も手がけ、
日本のザ・ビートルズ元年を演出した、
東芝レコードの名ディレクター高嶋弘之が半世紀後にすべてを綴る。
ビートルズ「抱きしめたい」、クロード・チアリ「夜霧のしのびあい」、
黛ジュン「恋のハレルヤ」、フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」、
由紀さおり「夜明けのスキャット」他、
数々の巨大ヒットの隠された秘話が語るロックとJ-POPの夜明け。
---引用終了
今回は、ビートルズのメンバーを確認しておきます。
・ジョン・レノン(1940~1980)
・ポール・マッカートニー(1942~)
・ジョージ・ハリスン(1943~2001)
・リンゴ・スター(1940~)