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古事記と日本書紀の違いなどがわかってよかった。
・古事記は語り部によって語り継がれた物語で政治色が薄い。出雲の物語が中心となっていて、敗者に目を向けて描かれた物語。日本武尊は悲劇のヒーローとして描かれている。
・日本書紀は大和朝廷が他国に「日本」という国の権威を示すために編纂された物語。日本武尊が神仏化されておりスーパーマンのような人物。天皇家を中心とした物語。
古事記は本居宣長が広めるまでは非常に限られた人しか知らない物語であったというのには驚いた。
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「古事記」の内容が知りたかったので読んだ本。「古事記」の内容を知ることができたので良かった。この本を読んで、巻末に掲載されている「古事記」について書かれている本が読みたくなった。
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古事記につきわかりやすく解説。書かれた背景や思惑の考察もあり面白かった。神話は実話が元になっている可能性があると著者も述べており、出雲に昔何があったのか非常に気になるとこである。わざわざ山陰とまで呼ばれるようになった理由は果たして何だったのか。
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日本神話の世界。これまで断片的にしか知らなかったので、漸く繋がりが理解出来ました。日本人のルーツ、考え方が少しわかった気がします!スサノオ素敵です
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古事記の入門書としては、特におすすめできる一冊になっていると思う。古事記のおもしろさがよく伝わってきて、もっと知りたい気持ちになった。
日本神話の神様たちというのは、むしろ人間よりも喜怒哀楽に富んでいて、微笑ましく思えた。
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[第8刷]2021年8月20日
登場する神々の表記は、カタカナではなく漢字(カタカナを括弧書き)の方が良かった。カタカナは読みやすいが、記憶しにくい。
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5年間隔くらいで定期的に読み直したくなるんだよな、古事記。
大学院のときは竹田恒泰の本を読んだっけ。
いろんな人の解説というか解釈を知るのはおもしろい。
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初めての古事記。
神話とは、自分たちがなぜここにいるか、を語るもの。
我々が進化論を信じるように、当時の人たちは神話を当然のものとして信じたのだろう。
古事記は各地に伝承された神話の中で時の為政者が意図を持って編纂したものだとは思うが、当時の人の思想が垣間見れて興味深い。