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いつもながら気楽に読めるシーナ本。沖縄の砂浜ホームレスと飲むビールが楽しそう、シベリアのトイレ…旅した気分になれた。
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これはとても面白い!私のツボにハマリまくり。シーナさんの博学ぶりがもう止まらない。
「ヒト語を話す犬や猫の登場が待たれる」「回転する木」などなど、科学的根拠があるような無いような、どっちでもいいけど最後はシーナさんの妄想?で作られる未来。
私もシーナさんに負けてない。以前「愛玩犬ならぬ、アイガンニンゲンに関する考察」を発表したことがある(私的SNS内でね)。現在の十代、二十代の男女の愛玩化が止まらないことの実例を挙げ、考察を重ねた。凄く出来のいい論文であったと自負していた(笑)この本のシーナさんに負けてないと思う。いや類似した思考であるところのシーナさんに私のロンブンをぶつけてみたくなった(笑)
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SFマガジン「椎名誠のニュートラルコーナー」に2008年から1014年まで連載したもの。冒険家として世界をあちこちしているので、蚊とか馬といったテーマで世界中の珍しい話を語らせたら彼以上の人はいない のはこれまでのエッセイで分かっていたが、さらにSFの要素が入るともうホントに余人を持って代えがたいとなりますね。どちらかという人はいても両方という人はいないだろうな。サイエンス関係の雑誌やSF小説の知識からの薀蓄はあまり読んだことがないのでガチな展開に手応えを感じるエッセイとなっている。