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宗教のように人々の心に付け込んで奴隷のように扱う現職国会議員の渡邉美樹。
この犯罪者にも等しい鬼畜の行った所業を白日のもとにさらけ出した本。
この鬼畜のような人間もいるのだということを子供の頃から学校で教えるべきでしょう。無駄な授業よりもこうやって社会に出てから情弱が食い散らかされる仕組みを説明しておくべきです。それこそが学問の意味でしょう。
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検証 ワタミ過労自殺 単行本(ソフトカバー) – 2014/9/27
外部規律の働く仕組みを整えないと 過労死、過労自殺の問題は減らない
2015年4月4日記述
東京新聞で掲載された記事を再編集しまとめた本。
中澤誠、皆川剛の2名による著作。
2008年にワタミに入社した森美菜さんが2008年6月12日未明に過労自殺した事を中心にまとめられている。
自分自身も2008年から社会人として働き始めたので
同じ時期に働き始めた方の過労自殺ということで他人事とは思えなかった。
マイニュースジャパンの記事や他メディアでも大きく取り上げられ森さんの件は知ってはいた・・ただどのような働き方をしていたのか。
より細かく具体的に知るのに本書は最適である。
退職したワタミ社員、現役店長など現場実態をよく知る人達への取材もされており良い。
そのような労働にならざるを得ない飲食業の構造的な問題を考えさせられた。
2012年02月14日には本件は神奈川労災審査官により労災認定された。
一緒に働いていた同僚の連絡先を把握していたにも関わらず教えない等
姑息な行動の目立つワタミ・・やはり外部規律の働く仕組みを整えないと
過労死、過労自殺の問題は減らないと実感した。
実質強制のボランティア、渡邉美樹氏の著作の天引き購入。
あげればきりはない。
社員の懐からかすめ取る構造にも腹が立った。
特に問題なのは裁判所や調停の場でそれらは任意であり業務、労働とは関係のないことという弁明をワタミ側がしていることだ。
本書ではワタミの介護に関しても中盤で取り上げている。
理念、理想が高いのは良い。
しかし労働現場がそれに追い付いていない。
ワタミグループの問題はそこだ。
理念に共感する社員は賞賛され家族とみなされる。
しかし全員が同じ考えになるはずもない。
何より短くなりすぎた睡眠時間、休日に繰り返される研修、ボランティアの数々で社員が休めない。
森さんは不幸にも自殺してしまった。
しかし自殺に追い込まれないで離職している人はもっと多数だろう。
リクルートのような会社を飛び出して新しい息吹を社会に投げ入れるような人ばかりなら良い。
しかしワタミをはじめとする大量採用大量離職型企業は違う。
極めてハードな業務についてこれる者だけ生き残れば良いという発想だ。
離職せざるを得ない大勢の人が働くことを恐れすぐに社会復帰出来ない・・
明らかに国益に反している。
私たち一人一人がそのような企業を許さないという姿勢をはっきりさせなくてはならない。
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ワタミ創業者である渡邉美樹の理念のもと急成長を遂げた会社では過重労働が見過ごされてきた。
目標を達成に邁進するマネジメントと生活を犠牲にして働かなければならない従業員との認識の乖離か恐ろしい。なぜ娘は自殺しなければならなかったのか、親御さんの気持ちにワタミは寄り添えていたのだろうか?
メンタルも体力も人それぞれ、ワタミの経営理念についていける人もついていけない人もいる、それにさえ気づいていれば防げたのではないかと思ってしまう。