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従来型の「コーチング」ではなく、「行動定着コーチング」なる手法を解説している。が、目から鱗ということはなく、目標達成のための実践本やコーチング本の延長というか・・・正直、大差ない。*逆にいうととんでもないことを書いているわけではないので、所々参考になる箇所があった。
そもそもPR本と捉えるべきで、この本を読んだだけで行動定着コーチングが実践できるようには作られておらず、「行動定着コーチングならこんなことができます、こんな風になります」で終わる。
実務上でヒントや励みになったまとめ:
・目標設定ごっこをしない。期日は1-3か月。どんなに長くても6か月
・「いつやりますか」「どうやってやりますか」を常に聞き倒す
・MORSの法則
measurable 計測可能
observable 観察可能
reliable 信頼できる
specific 明確である
これができてはじめて「行動」といえる
・コーチがメンバにすべき質問
「私との会話で何をノートに取りましたか」
「役に立つと思ったことは何ですか」
「私のどんな言葉が印象に残っていますか」
「今までと違うやり方、やめた方がいいこと、代わりにした方がよいことはありますか」
・どれだけ言ってもできない部下は、目標のハードルが高すぎるのかもしれない。目標達成までのステップをもう少し細かくする。