紙の本
20時間
2016/01/04 12:52
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容はタイトル通り。それができれば苦労はしない、というようなこともあるけど、やる気を出させてくれる本。20時間ならがんばれるかも
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カウフマン『たいていのことは20時間で習得できる』(日経BP社、2014)を読む。
P&Gの元マーケターで、『Personal MBA』が大評判を取った著者の学習論。
グラッドウェルの「一万時間の法則」を引き合いに出しつつ、「プロを目指すのではなく、必要十分で楽しめるレベルにもっていくなら20時間でできる」との立場を表明。
意志の力に頼らず、スタートダッシュを最速化するシステムについて研究されています。
完ぺき主義に毒されたすべてのお役人さま、なかんずく配下を苦しめるパワハラ上司への福音となることでしょう。
【本文より】
◯1日に行使できる意志の力には限りがあるのだから、賢く使ったほうがいい。スキル獲得のために意志の力を使うとすれば、練習の妨げとなる"ソフトバリア"を除去するのに使うのが一番いい
◯はっきり言っておこう。「時間があるとき」というのはまやかしだ。コートのポケットにたまたま20ドル札があった!といった具合に、たまたま時間が見つかる、ということなど絶対にない。時間があるときにやろうと思っているかぎり、それをすることは絶対にないだろう。時間を確保しようと思えばつくるしかない。
◯大切なのは、とにかく早く練習を始めることだ。練習について考えたり、思い悩んだりするのではなく実際に練習するのだ。
◯目的地がはっきりせず、そこに到達するための明確な戦略もなければ、非生産的に右往左往するうちにエネルギーを浪費してしまうだろう。
◯それでもかまわないのだ。何かを学びはじめたら、必ず達人にならなければならないという普遍的法則があるわけでもない。人生にはトレードオフがつきものだ。新しいことを探求し、多くを学んだら、また別のことを学ぶのは何も悪いことではない。
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幅広い特技? 趣味? を持つ著者が実際にどうやって習得しているかを一緒に学べる本。
いきなりプロレベルを目指さずに、適度に頑張ればいい、という話。でもそれが中々できないわけで。
出来れば3種類に絞ってもう少し丁寧に教えて欲しい。
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そこそこのスキルレベルに達するのに最短な方法を提示。それを著者自身が様々な分野で実践してみせる。目標とするスキルレベルは個人で違うし、20時間かからないこともあるが、効率的な方法であることは間違いなさそうだ。
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タイトルに釣られて衝動買いしたけどなかなか良い!
ここまで体系的にスキルアップの手順が書いてある本はなかなかないように思う!
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大変面白かった。以前著者がウクレレの短期修得方法をTEDでプレゼンしていたのを見て、ず〜と羨ましく思っていたところ、この本を読むことができてとても嬉しかった。ヨガ、囲碁、プログラミング、ウインドサーフィンなど、とても魅力的なプロジェクトを驚くほど要領よく学んでいるのには感心しました。地頭が抜きに出て良い感じ。年初に読めて良かったです。今年こそ、少しは学ぶぞ、という気になりました。とりあえず、目標を設定して、20時間はこなさないと。
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自称「学習中毒」の著者が、その経験から辿り着いたのが「20時間あれば新しい事が概ね覚えられる」という哲学。具体的なメソッドに落とし込む方法と、メンタルの持って行き方をていねいに解説している。「完璧を期さないこと」がけっこうポイントかなと思った。
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タイトル通り20時間でスキルを習得する方法を紹介する。
プロ並みのスキル獲得には1万時間のトレーニングが必要という研究もあるが、 基礎的なスキルの部分を習得するには20時間あれば充分と著者は主張する。
短期間でのスキル習得に必要な10のポイントを踏まえ、著者自身が身に付けたいヨガ、プログラミング、囲碁、タッチタイピング、ウインドサーフィン、ウクレレ等の興味あるスキルについて実践した結果を紹介する。
著者は学習マニアと自称するだけあって、スキル習得に対するモチベーションが非常に高い。また、学生時代にスポーツ、音楽、ゲームに親しみ、社会人になってウェブサイトを立ち上げる等、もともと基盤となる資質を持っており、その経験の上に新たなスキルを習得している。全く経験の無い人が20時間で彼と同じようにスキル習得するのは難しい。この本で紹介されている囲碁やウクレレくらいであれば、自分のような全くの素人からでも何とかなりそうだが、プログラミングはハードルが高くて全く理解できなかった。でも著者が言うように、自分の得意な分野を選択し、魅力的なプロジェクトを選び、目標のスキルレベルを下げて習得を目指すのであれば、このやり方は効果があると思う。この方法を知っておくと、今後役に立つことがあるかもしれない。
ちなみにYahoo!で「20時間」で検索したら、彼のプレゼンがアップされていた。ウクレレのスキル習得をテーマにした講演でとても面白かった。会場を明るく楽しませるプレゼンで、彼の資質が伺える。ウクレレのスキルは20時間で習得できるかもしれないが、彼のようなプレゼンスキルの習得は20時間では無理かもしれない。。。
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あるスキル(囲碁やウクレレ、プログラミングなど)を約20時間で身につけるための方法論。
とはいえ、達人レベルに達するわけではない。
最初の習熟を上げるための原理原則を紹介し、同時に著者自身がケースとして多数紹介されている。
逆に大半が事例でもあるのだが。
わかりやすい反面、分解し、自分の嗜好、能力に併せて絞り込む作業が最も難しいと感じた。だからこそ、もっとも重要なのだろう。
〈超速スキル獲得法10のルール〉
1、魅力的なプロジェクトを選ぶ(自分に取って?)
2、一時にひとつのスキルにエネルギーを集中する
3、目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
4、スキルをサブスキルに分解する
5、重要なツールを手に入れる
6、練習の障害を取り除く
7、練習時間を確保する
8、すぐにフィードバックが返ってくる仕組みつくる
9、時計のそばで一気に練習する
10、量と速さを重視する
〈効果的学習のための10のルール〉
1、スキルとそれに関連したトピックについて調べる
2、わからなくてもやってみる
3、心的モデルと心的フックを知る
4、望んでいることの「逆」を想像する
5、実際にやっている人の話を聞いて予想を立てる
6、環境から気が散る要素を取り除く
7、覚えるための間隔を空けて反復と強化をする
8、チェックリストとルーティーンをもうける
9、予測を立て、検証する
10、自分の生物学的欲求を大切にする
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役に立っています。スポーツでもそうですが、本を読んで完璧になってから始めるのでは永遠にスタートできないのと同じように、まずは自分が楽しめるレベルになることが重要だと僕は考えています。では、自分が楽しめるレベルに最短最速で辿り着くには何を考え何をすべきなのか?そんなノウハウを提供してくれる本です。また、ノウハウだけではなく、著者が実際に囲碁やヨガなどのスキルを身につけた手順を解説してくれているので自分でも実践しやすかったです。
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デシカチャー師も言っている。「混乱を認識すること自体が、理解の一形態である」と。55
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「自分のヨガの上達は、どれほど身体を曲げられるか、あるいは捻じれるかといったことではなく、妻や子供への接し方で測っている」70
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「ヨガはあたなが自分の人生を生きるためのもので、その逆ではない」88
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「ぼくらが闘う相手は生身の肉体ではなく、エポキシ樹脂、炭素繊維、単分子層、そして自分自身のエゴ、夢、不屈の意志だ」348
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『たいていのことは20時間で習得できる/著者 : ジョシュ・カウフマン 』を読みました。
新しいスキルを身に着けるときに達人級になるために1万時間努力する必要があるが、
ある程度のレベルに達するににはそれほど時間は掛からない。そのレベルに
達するまでの時間は短ければ短いほうがいいはずだ、著者によると短時間でそのレベルに
達するまでには共通するはコツがあるようです。
> 超速スキル獲得法の10のルールとは
> 1 魅力的なプロジェクトを選ぶ
> 2 一時に一つのスキルにエネルギーを集中する
> 3 目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
> 4 スキルをサブスキルに分解する
> 5 重要なツールを手に入れる
> 6 練習の障害を取り除く
> 7 練習時間を確保する
> 8 すぐにフィードバックが返ってくる仕組みをつくる
> 9 時計のそばで一気に練習する
> 10 量と速さを重視するRead more at location 338
経験として1は大変意義深いと思う。例えば、プログラミングを学ぶ上で重要なのはテキストを
勉強することではなく、実際に自分でプログラムを作成(=魅力的なプロジェクトを選ぶこと)です。
また、プログラムは一行を変えるだけで動作が変わることからフィードバックを得やすい仕組みといえます。
同じように、新しいスキルを得るためには魅力的なプロジェクトやフィードバックの得ることは
大変有意義だと考えます。
また、スキル取得に時間をかけないためには無駄な時間は排除すべきだと思います。練習に対する強い意志を
維持するよりも、あらためて練習の心理的な障害を排除しておくほうが練習を継続しやすいです。
初心者のころは何をするにも分からないことばかりでほとんど手探りの状態で練習を進めないといけない、
その中で毎日90分の時間をかけることはたやすいことではないが、累積としての20時間に達するのは比較的短い
時間だといえます。
> スキル獲得の時間をつくる一番の方法は、付加価値の低い時間の使い方を洗い出し、それを意識的になくす
>ことだ。実験として2~3日、自分がどのように時間を使っているか簡単に記録しよう。必要なのはノート1冊だけ。
> 結果を見ると、驚くだろう。
> 付加価値の低い時間の使い方を排除するという、辛い決断をほんのいくつかするだけで、スキル獲得に使える
> 時間は大幅に増えるはずだ。Read more at location 443
> できる時間が増えるほど、スキル獲得までの総時間数は短くなる。ぼくはできるだけ付加価値の低い活動を
> なくすことで、1日あたり最低90分の練習時間を確保することをおススメする。そして練習を始めたら、20時間に
> 達するまで何があっても続ける。行き詰まっても、やりつづけるのだ。目標Read more at location 446
どのようなスキルを身に着けるにせよ、それを楽しいと思えるようになるためにはまず20時間頑張ってみる
ことが大事であるようです。できるだけ時間をかけないでそのレベルに達するには練習方法の工��が必要のようです。
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●読むキッカケ
・今後身につけたいスキルが増えていきそうな中で、
その習得効率をあげたいなと思ったため。
●サマリー
・特段真新しいことを言っているわけでなく、
凡事徹底。有るべきを1つずつやりましょうというような話だった。
とはいえ、それらをじゃあできているかというと出来ていない部分が多いので、
チェック的に使うといいんだろうなあと思う。
・優れているのは、タイトルそのものな気がする。
確かに、よく考えると大抵のことはやり方次第である程度まで身につけれるんだなあという、
マインドというかパラダイムを持てるかどうかこそが重要なのではないかと思う。
●ネクストアクション
・週次レビューの役割でもっている目標を、
この考え方に則って取り組むように反映させる。
●メモ
・1つのスキルを身につけると決めたら、それのみに一気呵成したほうが良い。
その辺の感覚は、確かに受験勉強とかをしていても感じることで納得度が高い。
一方で、今はいろいろと分散してしまっていて、体系だって出来ていないので、反省の度合いが高い部分でも在る。
・身につけたいものを身につけるにあたって、まず最初にその身につけ方、目標とする水準をどこにするかを徹底的にリサーチする。
そうすることで、後ろ工程に対してレバレッジが効く。
いきなり始めるのは非効率的である。
一旦始めてみてからの方がインプットしやすい面もあるので、その辺は上手いことカスタマイズするようにする。
・一定の水準に行くまではわかっているが出来ない、的な苦しみがある。
それは大体10時間程度取り組むことで、失われていく。
要は、新しいことを始めるときは、それなりに苦痛は伴うのは当たり前であって、
それに対してイチイチ動じないようにするということ。
出来ることは、どれだけ早くその状態から脱するかということだけである。
そして、その苦しみから逃げてはいけない。やるべきことはやりきる執念も必要。
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プログラミングを20時間で習得とか凄い!
1日1時間でもよいから、その事項に集中する力を身につけねば…。
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完ぺきを目指さず、敢えて「そこそこ」レベルを目標に、それを如何に早く習得するか、というところが一番のポイントだ。
著者が実際にスキルを身に付ける事例がリアルで分かりやすくて参考になる。自分もやってみたくなる!