紙の本
今読めば面白い
2015/02/07 20:26
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投稿者:くらしげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に勧められて初めて触れた成田作品がコレでした。
正直なところ、初見ではキャラが多くて把握し切れず、展開が入り組んでいるために面白さを感じなかったのです。
本当にハマッたのは「とりあえずここまで読んでみて!」と貸し出された2冊目の1931鈍行編・3冊目の1931特急編を読んでからでした。
その辺りまで読んで各キャラの性格などを把握した上で読み返せば、1巻も十分に面白い作品です。
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ニコニコでアニメ版を見たので補完として読んでみました。
不死の酒にまつわるお話。
アニメではいくつかの時間軸をごちゃごちゃにしていたのでわかりづらかったのですが、これはそのうちの一本だったのでなんとか付いていけました。
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語り手が変わり
舞台が変わり
時間が変わり
それは全て読んでいるからこそ
それぞれのキャラクタとしては
自分の時間を生きている
それぞれとしては分かっているのかもしれないけど、
読んでいると振り回される
振り回されたいから読んでいるとも思う。
普通に時系列で読んでも面白い物語が
バラバラだからこそ魅せられるんです。
久しぶりにアニメを見返したくなります。
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ちょっと危険な馬鹿騒ぎで、いろんな人が入り乱れて、時間があっちこっち行ったり来たりして、読みながら、物語についていくのがなかなか大変でしたが、まるで自分も本の中の登場人物たちと、馬鹿騒ぎしている気分になって、おもしろかったです。
アイザックとミリアのおバカな泥棒カップルが好きです。
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ロニーが、みんなが不死の酒を飲むのを「止めなかった」理由が、「長続きする」と思ったからなのがいい。止める可能性もあったのに、止めないという選択をする人間なのがいいと思う。それこそ悪魔的な立場から、他の人間らがどんな選択をしようが傍観するなどではなく、ここにいる仲間が「長続きする」ことを良いことだと思うような人間なのがおもしろいと思った。そうだとすれば、予想に反して「長続き」しなかった時は、がっかりするとか残念に思うとか、悲しいとか寂しいとかとも思うのかもしれない。それは辛いのではないかと思う。つまり、「辛い」という感情もありそうなところがいい。だが、そうはならなさそうな仲間たちであることが、何よりいい。続きも楽しみな展開なのがいい。
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アニメを友達に勧められた後に読みました。アニメも良かったけれど、文章と伏線回収、群像劇の上手さにぐっと惹かれてここから成田先生のファンに。