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犬の視点から描かれた物語。保健所に捕まっていたラッキーは、突如起こった「大地のうなり」により逃げ出すことができた。「大地のうなり」によって変わり果てた街をさまよう内に、元飼い犬=囚われの犬だったものたちの群れと会う。その中に懐かしい兄弟を見つけ、一緒に過ごすことになるが…
突如起こった大災害というの中で、野生に生きる犬とそうでない犬がともに過ごし、対立や危機を乗り越えていく中で「サバイバーズ」というタイトル通り生き残ることの要が上手く掘り下げられています。どちらか一方に傾くのでなく、野生の本能に従い自己本位に生きるか、仲間や人との絆の中で生きるか、そこに葛藤があるのが読んでいて面白い。
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読まなくても良かった。なんかちょっと、愚図い感じがする。三作目まで借りたので、読んでみますけど。今のところの印象は「せいぜい頑張れ犬ども」と、とっても距離がある。
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突然の天変地異・・地震かな・・によって、崩壊した世界。
孤独の犬(野良)として生きてきたラッキーだが、生き残りをかけた冒険が始まった。
生き別れていた兄弟とも再開し、囚われの犬(飼い犬)と協力しているのだから、群れになればいいのに・・。ラッキーはどうしても、孤独の犬としての誇りを捨てきれない。
なんとも歯がゆいところです。
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昨年のビブリオバトルで優勝した生徒が紹介していた一冊。
地震と思われる天災により、人間が亡くなった都市に取り残された犬たちの生き残る様が描かれる。
主人公のラッキー(コリー系雑種?)は保健所につかまっていた。
その時大地の怒りによって偶然外に出ることができた。しかしすでに世界は変わっていた。
1巻目ではややラッキーが優柔不断で、これからどうなるのか思いやられるのですが、2巻目から俄然面白くなってきます。
ウオーターシップダウンのウサギたちっぽいものを想像してたけど、微妙にちがう。
でも作者は意識していると思われます。犬たちの共通の神話や、囚われの犬、といったくくりなど、よく似てる。
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気になっていた本
地面が大きく揺れオリが倒れる。
ラッキーは捕まっていた保護施設からスイートとともに逃げ出すと,町は大きく変わっていた。
人間は誰もいない。
餌を探す中、群れを目指すスイートとは別れを選ぶ。
ラッキーは群れを持たない孤独の犬だったから。
その後、ラッキーはキツネたちから守ってもらった飼い犬の集団と行動を共にし,彼らに野生で生きるすべを教えていくが・・・
最初は読み慣れないのか,話が載るまでなかなか進まなかったけれど,後半やっと面白くなってきました。
途中で辞めなくてよかった
2巻が楽しみです。