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アート・スミス アート商会 「修理という仕事は単に直すだけでなく、そこに心理的要素がなければならない。機械も壊れているが、お客の心も壊れている(一部略)」 バタバタ クロスネジ スーパーカブ 工場内のトイレ/空調の大切さ "You meet the nicest people on a Honda" 特定産業振興臨時措置法 N360 ラルフ・ネーダー 日本自動車ユーザーユニオン 空冷か水冷か 1970年大気清浄法(マスキー法)
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言わずと知れたモーター界のカリスマ。脳科学者の中野信子さんならばきっと彼をサイコパスと表現するかもしれない(時代を切り拓く者、カリスマ性のある者の中には少なからず恐れを知らぬサイコパスがいるという…余談)。
一体どんな事をした人なのか、特に車に興味がないため知らなかったが、21年乗った車を買い替えるにあたり、ホンダ車も検討中のため読んでみた。なるほど!ホンダとその会社が創る車に改めて魅力を感じた。2019.7.6
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多くの人々は皆、成功を夢見、望んでおりますが、私は「成功は99%の失敗に支えられた1%だ」と思っています。
一人ひとり手を握ったんだ。オレは涙が出た。むこうの若い連中も泣いたよ。けど、オレは士気を鼓舞するなんて気じゃない。自分が嬉しいからやるんだ。オレは社長を辞めて、やっと人間らしいものにいきあたったよ。
現場で仕事している社員が宗一郎から手を指し出されて、油にまみれた手を拭こうとします。宗一郎はこう言いました。「いや、いいんだよ。その油まみれの手がいいんだ。俺は油の匂いが大好きなんだよ」
社葬なんかすれば交通渋滞の原因になり、世間に迷惑がかかる。そんなことはクルマ屋として絶対にやってはならない。
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「大人と子どもの間で立ち止まっている中高生に向けて、ポルトレを創刊します。ポルトレとはポートレート、肖像。あなたと同じように、悩んで、戸惑って、たくさん失敗して、だけど自分の人生を自分の力で切り開いていった、世界中の人たちの姿をポルトレは写しとっていきます。いまは、自分を肯定できないかもしれないけれど、わたしたちはあなたを未来そのものだと思う。だから、あなたの人生をほんの少し前へ進めたい。」
中・高校生向き の伝記、評伝シリーズ。
下町のバイク修理工場を世界的な自動車メーカーに育てあげ、F1レースにも優勝。創意工夫と独立の精神で、戦後復興の象徴となった男の生涯。
内容説明
「やってみもせんで、何がわかる?」失敗を恐れぬチャレンジ精神で、新しい時代を切り開いた男の一生。
目次
序章 夢を見る力
第1章 乗り物に魅せられた少年―鍛冶屋で培ったものづくりへの探求心
第2章 東京での修業時代、憧れの自動車修理の道へ―広告で見たアート商会へ入社
第3章 最初の夢、独立を果たす―トラックを改造して消防車や霊柩車まで作る
第4章 ゼロからの出発と夢の実現―敗戦ですべてを失い空白の一年を過ごす
第5章 世界一への挑戦。マン島レースとスーパーカブ―無名のオートバイ会社が最高峰のレースに挑戦
第6章 最大の夢、ホンダが自動車会社となる―自動車を作れなくなる日がやってくる
第7章 夢の続きと宗一郎のDNA―「水冷か空冷か」、宗一郎の意地で社内は混乱へ
巻末エッセイ 「本田宗一郎について」(田原総一朗)