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H26.11.17-H26.11.24
(あらすじ)
ある地方銀行で、絶大な権力を握る権力者に反旗を翻した一派がいたーー。
出世とカネをアメに、長年にわたって銀行に君臨してきた相談役は、このクーデターを抑え込むことができるのか?
取締役会の多数派工作は熾烈を極める。
誰がどちらにつき、誰が裏切るのか?
(感想)
山口銀行の出身者が書いた、山口銀行で起こったとする事実をもとに創作したフィクション。
縁のある銀行なので興味本位で読破。
通常の企業小説としてみるとイマイチですが、縁のある地元山口銀行のものとして読むと本当かな~とニヤニヤしてしまいます。
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山口銀行で実際にあった話を題材に小説の形で記録に残そうとしたのがよくわかる。
小説というよりもドキュメンタリーとして考えたほうが良い。
エンターテイメント的要素はないが、それだけにこんな事がまかり通っていたんだと衝撃を受けた。
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去年、89歳の生保レディが顧客から19億円をだまし取ったというニュースがあった。
この89歳の人がモデルになってるという小説があると知り、読んでみた。
それは地方銀行の頭取交替を巡ってのクーデター話。
小説仕立てにしてるけど、ほぼノンフィクション。
銀行を私物化してた相談役の影に生保レディあり。
難しい話はよくわからないけど、一気読みしてしまった。
作者は実際にこの銀行に勤めていた方。