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偶然ブログを目にする機会があって、魅力的な文章を書く人だなぁと思っていました。グラビアは眉を顰めて見る対象だったのだけれど。
自虐的なのに嫌な感じがしないのは、自分を客観的に捉えてさらっと書いているからでしょうか。
「一般的にはびこる女の幸せ論の中身からはだいぶ離れているので、反論も抵抗も面とむかってできない。ただ、一般論から逸脱してお金を得ているのは事実。」(p173)あとがきにもあるけれど、なんだか惹かれてしまうのはこの姿勢かな。
チキンラーメンをトマトで煮てチーズをのせて食べるのは試してみたい。
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すごく好きなタイプの文章と、感性。ああ、辛い、とは書いてない。でも読んでて自然と、んー、辛いよなぁ、と語りかけたくなる。なんだろうこれは。つまりうまく言えないけど彼女はいまの立ち位置を本気で一時的なものと見ていて、その姿勢が誠実で、私のようなフリーの根無し草で、私のその他の面もごにょごにょとつぶやきつつ踏まえると、世間一般を語る資格のないやつにはそれなりのつらさを抱えつつノー天気にヤラナクチャヤッテランナイノガ人生だということだろうか。なんだこの結論。
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頭のいい女性だなと思う。文章も好み。しかし30代前半で薄毛と白髪に悩んでるのには驚いた。早くないか?
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前書きなども一切なく、2013年10月7日から唐突に始まり、突然終わる。
ほんまにただの日記です。
これでこそ日記。
そこには、せっせと猫とメダカの世話に勤しみ、薄毛対策をし、夕方には猫を抱きながら大相撲を見、チキンカツ弁当を食べ終わった後にソースの袋を見つけて悔しがる、一人の女性の日常が書かれている。
どんなに短くても必ず毎日何か書いているところに並々ならぬ真面目さを感じます。
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彼女なりの人柄がわかるし、同じ人間なんだね!
職業違えど、人としての悩みは共通、
彼女の才能はすごいね!
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2015.8.17
冷静。真面目。正直。そんな印象を受けた。淡々とした文章。その中に30代女性の生活が詰まっていた。読んでて悪くない気分。いいね、檀蜜。
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2015年、46冊目は『壇蜜日記』。
花房観音女史が『壇蜜日記2』をツイッターで賞賛しているのを見て、隙間読書用に、手に取りました。
壇蜜。造られたキャラだとか、種々言われもするが、薄っぺらな若い輩にはチョイスできない言葉達。お気に入りの幾つかを引用登録しておきました。
今回、あえて★評価はしません。
『土佐日記』から綿々と続く、日記文学の最終兵器……、んな訳はないけど。
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毎日、真面目な本を読んでいたので、ちょっと一休み。自由だし、感性のままに書いている日記が素敵。日記って本来、こういうものだな、自分が自分らしく文字になるところなんだな、と改めて認識。格式張らずに一人の人間として、仕事に悩んだり、平和を考えてみたり、するところがかえって共感できる。
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自分をそんなに卑下しないでよって思うけど、でもそんな彼女を好きだと思ってしまった。すごく魅力的な女性だなって。続きも出ているので、読みたいな・・・と。
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グラビアアイドルである、壇蜜氏の日記。文章からエロスと猫に対する愛などが溢れている。壇蜜氏の飾らない生き方に同じ女として共感する部分が多かった。正直、この日記を読むまで壇蜜氏の事が苦手だったのだが、印象がガラリと変わって逆に好感をもった。私という人間の単純さが表れている。読みやすさ、面白さなどが随所に散りばめられており、すごく楽しく読了。
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平気で人を追い詰めたり、立派な建前を押しつけたり、機械的にルールで縛ったりなどなど、かなり社会は人間にタフさを要求する。ズームアップして見てみれば、人間が人間にタフさを要求しあっているように見えるだろう。そんな世界で、嘘すらつけなくなったら終わりだろう。みんな、うまく嘘をつけ。一方で、学術的研究だとか建設的な話し合いの場だとかでの嘘はみなの足を引っ張ってしまう。だから、嘘をつかれたくなかったら、人を追い詰めたり立派な建前を押し付けたり機械的にルールでしばったりしないことだ、ということにならないか。それは無理だろうから、やはり適度に嘘はいるということか。嘘って、人間関係の緩衝材のような役割をしているんだよ、という話をたしか河合隼雄さんがされていたような気がする。嘘のない言葉ばかりで生きるのは、抜きみの真剣をぶらぶら携えて歩くことに似ているのかもしれない。でも、男女限らず好きな人だとか大事な人には、なるだけ嘘はつきたくないものです。本音で語って、「へえ、おまえはそうなんだ」と許し認めあえるのがいいなといつも思う。自分を有利にして相手から何かを搾取するための嘘は最低だ。と、檀蜜さんが本書で「休みだが忙しい時期なので無理してバイト出勤したら店長に休みなさいとお叱りをうけて感動した・・・」という嘘を学生時代にエントリーシートに書いた話を読んでの考え。
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ひとこと、面白かったです!
壇蜜さんってこういう方だったんですね~(´▽`*)
正直、あまりにもダイレクトなグラビア系とか、あまりにもダイレクトな恋愛系のお話とか、苦手です。
私が固いのかもしれませんが、女性がそういう事口にしちゃダメ!とか、女性は女性らしく!とか、そういう価値観がどうしても崩せないので、「ハシタナイ」と思ったらもうついていけないのです。
でも、不思議と壇蜜さんは苦手ではありません。
確かにこの日記にも「ハシタナイ」内容がちょこちょこあって、「あーそういう事言っちゃダメだよ~」なんて思いはしましたが(笑)
でも、なんていうか、彼女は賢くて堅実だと思うし、心優しい方だと思うのです。そして素直。
日記も本当に素直で、つぶやきに共感する部分が沢山ありました。
お友達になれて、いろいろ話せたら楽しいだろうなと思うくらいです。
そうそう、彼女が猫好きだというのも親近感。
飼っているおキャット様(笑)がスフィンクスだというのも驚き!珍しいですよねー!
私も猫が飼いたくて仕方ないのです。出来たらアメリカンショートヘアかアメリカンカールの子猫。。
と、話はそれましたが、壇蜜日記。自信をもっておススメです!
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壇蜜さん好きの女性がよく話されてたので気になり拝読。
なるほどアラサーの女性には共感を持ちやすい生活模様とメンタルをしているのだなと思った。
落ち着いた筆致で少々の愚痴、自虐を綴る中にも知性を漂わせる文章に教養だけにとどまらない品の良さ伺わせ、経歴を見て納得。
公式blogを見るとご健在で何より。blogにも本と同じ日付で日記を書かれていますが内容が違うようなので見比べると面白いのかも。
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サービス精神の旺盛な頭のいい方だなと感じます(笑)本名斎藤支静加(しずか)、1980年秋田うまれの壇蜜さんの「壇蜜日記」、2014.10発行です。日記の形式ですが「随筆」だと思います。内容をいくつか:①大相撲の時期は夕方は猫を抱き相撲を見ている。②仕事でホテルに泊まるけど、洗濯しないと落ち着かないので下着を手で洗って気持ちを静める。③31歳で約20年つきあったアンダーヘアと別れを告げた。④大きいパンツをはいて湯たんぽを抱きしめ猫と眠る。⑤一緒に寝ていた猫の足の裏からゆでたてのトウモロコシのような香りがした
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気になっている人物だったので、読んでみたらとても好感が持てる人だった。
芸能界という派手な場所に所属しながら、地味な生活をしている。地味というより地に足が着いた、普通の生活といった方がいいかもしれない。
女優さんが書くエッセイは、○月○日みたいな曖昧な日付の表記が多いのに対して、彼女は日付だけではなく、明らかに分かる様な時事ネタも隠しながら入れている。かと思えば一行の日もあり、ちゃんと毎日書いていんだな、と感心してしまう。もう少し隠した方が良いのでは、と心配にもなる。
応援している人はたくさんいると思うので、もっと自信を持って活躍して欲しい。でもその自信のなさが彼女の個性なのかもしれない。
2016.1.18