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紙の本

『辞書からみた日本語の歴史』

2016/03/08 05:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前に読んだ『辞書を読む』の著者のもの。
辞書は日常的に使うものだがパソコンの普及でかなりその使用頻度は減っているだろう。
自分でも中学・高校の間は持ち歩くことこそなかったが毎日のように家に帰って辞書を引いたり、受験勉強の為に使い続けた。

日本語の辞書、所謂『国語辞典』はいつ頃から我が国にあったのか?
当初、元々の辞書はいつ頃、誰が、どんな目的で作られたのか?これは現代人が考える辞書の概念とかなり違うようだ。
これは即ち、日本語の歴史でもあり太古の日本では日本語と言う言語自体が存在しなかったと思える。
最初は大陸からの渡来人が我が国に文化を築いて行ったのだろうから。

然し、その土地に根差した言葉が生まれ地域間での差が生じ、それを今では方言と呼ぶけれどその他に部族の階級ごとなどに言葉が変わってくる。
それが大きく分けて古代の日本語と中世の日本語になるらしい。
平安時代には現代では雅語と呼ばれるような言葉を皇族中心に使われ、民衆の言葉と区別したようだ。
それらの歴史を繙き解説していったもので大いに面白い。

と言っても言葉自体に関心がなく、ら抜き言葉さえ気にすることなぞなく、“マジ”“ヤバい”と言った言葉を新入社員は平然と使うような時代になっている。
だからこそ自分が入社したての頃から年齢以上に周りに見られたのだろうが、実際に学校以外では同級生と接する時間は少なく、周りはすべて年上の人たちばかりだったのでそうなってしまったような。

今となっては昔のように毎日、辞書を引くと言うことは少なくなったがそれでも一般の人よりは多い方だと思うし、半分は職業病的なものある。
然し、日本人としての矜持の中には言葉やそれを含む文化を包括したものだと思うからこういう本が必要になるのだろうと思う。

言葉も時代とともに変化するのは認めるところだが語義だけでなく、字源やその昔の使い方を知って日本語の歴史を知る縁とするには絶好の書だと思うが余り、こういう本を読む、読みたがる人はいないだろうな。

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