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それぞれの葛藤
2017/12/26 15:57
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投稿者:栞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物のそれぞれの葛藤が、丁寧に描き出されていて胸が痛くなります。
それぞれの心の声、でも素直になれずそぐわない不器用な態度。そんなふうにあっちこっちぶつかりながら手探りで今を生きていくみんなが愛おしい。
作中、[西宮硝子]のチャプターがありますが、硝子ちゃんに聞こえてる世界を、吹き出しの文字を半分消して表現している作者さんにはあっぱれです。
聞こえている世界と、そうでない世界と、表面上の世界と心の声と、ここで表された、声の形、がすばらしいです。
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自分の世界に閉じこもる将也
2017/02/21 07:55
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふとしたキッカケから自分の世界に閉じこもってしまった将也。硝子の願いは届くのか?本作品の最大の山場を迎えた。
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あり得ない
2016/11/02 22:51
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投稿者:英語嫌い - この投稿者のレビュー一覧を見る
植野とどこか共感できるところを探しましたが、一向に見つかりません。理解できない。好きな人がいじめてるから、自分もなんて。あり得ない。
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しょうやのまわりの子達の巻
2015/11/27 23:34
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投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
永束、佐原、川井、真柴、佐原、植野、それぞれが1話ずつ、スポットを当てながら、物語が進んでいって、
とても読み応えがある6巻。西宮は全体を通して出てきて、最後の2話分たっぷり主人公となっている。
この6巻で物語に深みが出ている。
このみんなの気持ちやどうしてそういう行動をしているのか、がとても良く分かり、共感できる。
自分は佐原と永束の部分で、あるあると思い、植野や真柴は、羨ましいなと感じた。
そして川井は、共感も出来ず、最後まで好きになれなかった。この子だけあんまり成長してない気がする。
西宮の急激な変化がすごい、逃げずに向き合ってる。
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そういう感じか!
毎回ハラハラな終わり方する(°_°)
続き早く読みたいーー!
いちいちリアルで辛いなあ〜
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本編も胸打つ内容だけど、
1番胸に来たのは表紙でした。
やーしょーがいないし、絵が歪んでるし。
壊れてしまった人間関係を再構築できるのか。
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硝子ちゃんを助けた拍子に、川へ落ちてしまった将也。
というわけで今巻は、将也が寝てる間に周りが動く話。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
今回のことで、以前硝子ちゃんが植野さんに送った手紙の内容が明らかに。
小学生当時の気持ちを、今は高校生になった人が言葉で再現しようとしてるんだから、あれが硝子ちゃんの精一杯だったんだと思う。
一方、結弦がこれまで撮った写真に込めてきた、姉への切なる願いも判明。
結弦が硝子ちゃんへ伝えたい気持ちを表した結果だったんだけど…写真が持つメッセージ性も、すべては受け手次第だったのかなと思うと、胸が痛い。(- -、)
将也の入院(とその経緯)を知ったからなのか、壊れてしまったものを直すために奔走する硝子ちゃんに感化されたからなのか…みんな自分に何が出来るか考えて、行動せずにはいられない!
でも川井さんだけは、ずっと「悪いのは私じゃない」って意識のままだから…成長という意味での変化は、まだ彼女には見られない。┐( ̄~ ̄)┌
そしてやっぱり、硝子ちゃんの世界は不安定で、想像するのが難しい。
いつでも「自分が悪い」と思い込んでしまう彼女も、ある意味、あの頃から変われずにいたうちの一人だったのかも。
将也はこの5年間で、確実に変わったと思う。
硝子ちゃんの聲を聞きたかったのと、自分の聲を届けたかったのと…たぶん、両方の気持ちで。
あの筆談用ノートは、誰かに沈められては拾い上げられてきた。
最後には、硝子ちゃんでさえ拾うことをやめてしまったけれど。
だけどあの日、そのノートを携えて、石田将也は現れた……西宮硝子に会うために。
さて次巻☆
硝子ちゃんの聲が届いたのかどうかは定かでないけど、目覚めた将也は何を想うのか…?
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前巻の結末がきっかけで、皆の心に抑えこまれていた感情が噴出してきて...。
「生きていく」ということは、大変である。
それにしても、心をえぐるようなセリフが多い。
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「神さま どうか もうひとふり 俺に力をください」。過去のトラウマから、仲間たちを拒絶し、壊れてしまった将也の世界。その責任を感じた硝子は、自ら命を絶とうとする。止まってしまった2人の時間。明らかになる、仲間たちの思い。バラバラになった心と体を繋ぎ合わせる術は‥‥。(Amazon紹介より)
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しょうやが入院したことによって、みんなの思いが明かされていく。
物語も佳境に入っているかんじですね。
梢子の魂の叫びで目覚めたしょうや。二人の関係はどうなるの?気になる。
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今回は石田が意識不明になったため、彼の周りの人のお話。関係ないけど、マンションから川に飛び込むと結構なダメージなんですね笑
永束くんと佐原さんの過去は予想よりあっさりとしてた。
植野さんは相変わらず、かっとなりやすい性格なのかすぐ暴力に走るし...まぁ本人は反省してたけど。ただ今回も全体的に石田のことしか考えてなくて周りが見えてない気がする。
真柴くんは歪んでるけど、竹内先生に頭下げたとことか、「僕は病室に入る資格がない」とか言ってるあたり、彼も変わり始めてるのかなと思った。
そして川井さんはいつも通りどーしようもない。
まず、自分のこと可愛いって思ってる時点で気持ち悪い。そして周りの人間からよく見られたいっていうのが行動をから丸わかりだし。結果的に周りの人に嫌われてるし... 早く本性表して欲しい。
そしてついに、結弦の写真の意味が判明する。家族が考えてる以上に硝子の心の闇は大きかったみたいだね。いくら周りの人間がとやかく言ったところで、耳が聞こえない辛さは硝子にしかわからない。
あと2巻ぐらいでおしまいらしいけど、どんなラストを迎えるか今から楽しみ。
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自殺してる「硝子」を助けるために、
結局、
落ちちゃったのは「将也」で入院。
それから、
それぞれの心情を描いて「将也」が起き上がったところで6巻は終了。
みなさんの気持ちがわかるし、
良い、
悪いではないし、
どうやって修復していくのでしょうね?
高校生よりも、
小学生以上のお子様をお持ちの親になった人に読んでもらいたいですね。
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うるうるしてくるラスト。みんながみんなうまく聲を交わして幸せな結末を迎えられるのかな。続き早く読みたい!
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若干慣れてきた感じがないわけではないが。それでも登場人物の壊れながらも再構成しようという吸引力が、この作品を見続けてしまう魅力のような気もする。
さて、またしても次回どうなるのか気になる終わり方だ。
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やっぱいい。若者達の苦悩する青臭い姿が。人それぞれ考えてる事が違うし何が正しいのかは分からない。早く続き読みたい。12月17日発売