紙の本
とにかく騙されます
2020/07/13 23:15
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投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る
叙述ミステリーは特にレビューが難しいです。下手なこと書くとネタバレになりそうで。思い込まないように、注意して注意して読み進めても結局騙される。そんな上質な作品の一つです、としか言えません。手頃な分量で上手にまとめられているのも好感が持てます。
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと前に話題になった、よく似た書き方の小説を読んでたのでトリック自体は簡単でした。現代の感覚からすると女性の描写が興味深かったです。
紙の本
全編に散りばめられたトリック
2017/04/23 19:55
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から最後までトリックだらけです。
しかも丁寧に最後にはトリックの解説付き。
短いミステリ小説ですので手軽に読めます。
犯人は見当が途中でわかりますが、
どういう風にやったかがわからない・・・。
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読んだ直後はアンフェアな気がして納得がいかなかったがよく考えると、随所にヒントがちりばめてあったことにも気づく。タイトルに「殺人」という単語を入れてない事に作者の意図を感じる。
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この推理小説は中学生の時に読んだのですが、恥ずかしながらこのときロートレックという画家の存在を知りました。
トリックが私みたいな凡人には到底思いつかないもの。おススメです。
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姑獲鳥の夏の映像化には驚いたけれど、これは流石に映像化は出来まい。と筒井康隆は思っているに違いない。
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映像化不可能なトリックと言ったら……ポンとあるトリックを思いついた。で、読んでみたら見事にトリックが当たってた!嬉しかった。いわゆるどんでんがえし物。若干アンフェアっぽい。けどそれと感じさせない文章はさすがです。
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このテの話は昨今多いですが、筒井康隆というところが新鮮です。文章も読みやすく、さくさく読めました。途中でネタには気付きましたが、一読の価値はあると思います。
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私がミステリにハマるきっかけとなった本!
完璧に引っ掛かりました〜( ̄□ ̄lll)とにかくびっくり!
筒井さんがこれを書いたことにもびっくり!!
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こうきたか!?
推理小説は、あまり読まないのですが、この手法?は斬新だというのは分かります。随所に登場するロートレックのポスターも魅力的です。
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うわ…やられた。。。
登場人物は少ないのに、呼び名がバラバラだから分かりづらいな〜とか思いながら読み始めたんだよね…そういうことだったのかぁ。
最近分厚くってややこしい本じゃないと読み応えを感じなかったけど、この作品は200ページぐらいしかないしシンプルなのに、「堪能した〜」って感じ。
読み直してやっと、これ伏線だったんだぁと気付いたところが数箇所。
屋敷の見取り図とかもね。
そして最後の方で渡辺警部が言っているセリフも伏線というか、そのままずばり!のこと言ってたんだよねぇ。
あのセリフは筒井さんから読者への挑戦状だったのか。
あぁそれにも気付かなかったよ_| ̄|○
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筒井さんの本は、本書が始めて読みました。
なかなか面白い!登場人物の関係性が面白い!
どんでん返しがあると知っていたので嫌らしい目で読んでましたから、種明かしでは"やっぱり"と思ってしまった。
けれども何も知らずに読めば、もっともっと楽しめたかも知れません。
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途中でん?おかしいな・・と気づきます。これは誰が言っているの?って感じの。すっかりそのまま引っ張られ、完読後はちょっぴり切なさが残りました。
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筒井先生お得意のメタ、ミステリーバージョン。「犯人のトリック」ではなく、「作者のトリック」でがんがん魅せてくる!アイデアを具現化する筆力と、複雑な人間関係を物語にのせる構想と、ロートレックの絵画をうまく盛り込んでいく美感、犯人の心境の物悲しさ…全てのセンスが良いです。やっぱりツツイストー!
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今まで読んだ本の中で一番ビックリしたのはこれ。
私をミステリの世界に導いてくれた(笑)友達の強力なオススメで読んだのですが、すごかった。
かなり驚きました。ある意味飛び技…。