紙の本
超能力は反則だと思うが、まぁ、いいか
2002/04/26 22:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきの長編作品は、物語が架橋に到達するまで退屈なのだが、短編集だとエンジンのかかりがいい。
町医者の娘が辻斬り「かまいたち」は、ウィリアム・アイリッシュのコーネル・ウールリッチ名義の名作「わたしが死んだ夜」収録の「非常階段」に似たシチュエーションを描いた佳作、地道な商売を続けていた夫婦が詐欺に騙される「師走の客」、殺人事件を解く鍵が一羽の鳩だった「迷い鳩」、一振りの妖刀をめぐる騒動を描く「騒ぐ刀」の四編を収録。
投稿元:
レビューを見る
裏表紙より『サスペンス色の強い表題作はじめ、素朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」、超能力をテーマにした「迷い鳩」「騒ぐ刀」を収録。宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集。』
投稿元:
レビューを見る
2002/9/9〜読みはじめました。
これもお江戸のお話だそう・・・楽しみ(^ー^* )フフ♪
〜2002/10/3読み終わりました。
いや〜スゴク時間がかかっちゃってるんだけど、
新しい携帯を買ったせいで通勤電車は携帯の使い方のお勉強ばっかりで
読み進まなかったんす(〃∇〃)ゞテレッ
で、内容は・・・面白かったです。
お江戸の捕り物ばかりなのかと思ったらこれまたちょっと違う世界のミステリー♪で
かな〜り気に入りました。
でも、書評にも書いてたけど、宮部ワールドを時代物に置き換えただけ・・・っていうだけのお話で肩肘張らずに?(笑)楽しめます。
ああ面白かった(^ー^* )フフ♪
投稿元:
レビューを見る
江戸モノ、お化けが見える子登場の奴でした。まぁまぁOK
かなりラストのとかはオカルトのみでしたけど。
一つ目の‘娘が持ってかれるかもしれんがな’ってのが素敵。続が読みたいわぁ〜
やっぱああいう静かなかわいい恋愛(古典的)すきかも☆
投稿元:
レビューを見る
時代物が4編収められている短編集ですが、宿命的なものを背負っている人の話に惹かれやすいアタシは、超能力を扱った後半の二作品が読んでいて面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
時代小説第二弾。4篇が収録されていますが、どれも面白いデス。表題作は歴史文学賞入賞の秀作。後半2篇は、後にシリーズ化される「霊験お初捕物控」に繋がる超能力モノ。江戸時代に超能力という設定は新鮮です。
投稿元:
レビューを見る
本作品が、私が宮部みゆきさんと初めて出会った本です。
友人から借りて読みました。
それ以来、宮部さんの時代物を読み漁るようになりました。
今でも、宮部さんの作品では、人情味溢れる時代物の方が好きです。
投稿元:
レビューを見る
さらり、と読めました。
やっぱり女の人の書いたのは、あたりがやわくて読みやすいなぁ。
宮部さんのは、心情の描写が好きです。
2005/12/20 再読
投稿元:
レビューを見る
全体的に嫌いじゃないが、若干ご都合主義的な感じも否めない。あと、ストーリーが王道ど真ん中なのかベタなのかぎりぎりのところかも…。
投稿元:
レビューを見る
霊験お初シリーズのさきがけとなるような「迷い鳩」「騒ぐ刀」が収録されています。「本所〜」「幻色〜」より一作品ずつのボリュームはあります。
投稿元:
レビューを見る
宮部さんの作品ではどうしても時代物に目がいってしまう。
冷たい風の吹く江戸の町。そこに流れる温かくも哀しい人情劇。
投稿元:
レビューを見る
時代物短編集。収録作は
・かまいたち
・師走の客
・迷い鳩
・騒ぐ刀
後半2作は後にシリーズものとなる原案だし、「かまいたち」もおもしろい。
投稿元:
レビューを見る
時代物も現代物も書ける作家さんってすごいと思う。
ホラーっぽい始まり方で最後はほろりとさせる人情物。
うまいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
「かまいたち」ではおようの心情がよくでていておもしろかtった。後半2作は後に「霊験お初捕物控シリーズ」となる超能力物。
投稿元:
レビューを見る
時代小説短篇集。全部で4作品です。そのうち2作品は特殊能力者のお初を主人公にした連作短篇集です。どれも面白かったです。堪能できました。その中でも『かまいたち』が一番のお気に入りです。最後にニヤッと笑ってしまいました。