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http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB16873769
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よく調べています。
どこの学統に属して学ぶかが医師になるための道だったのですね。
学閥がすでにあって、お互いに競い合う世界だったようです。
遊学制度もあり、今よりも昔の人の方が学問に対する意欲はあったのかもしれないと思う。
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江戸時代の医療の実態を彦根藩・福井藩に焦点を当てて、説明しています。藩ごとに差はあるのでしょうが、当初の予測より、ちゃんとしていたという印象でした。勿論、当時の制度の中での限界が多いですが、良心的に運営されていたと思います。実際の実行は別として。19世紀のレベルで考えると、西洋と比べて遅れていることは事実ですが、いち早く種痘を実施するなど、維新前もなかなか頑張っている印象でした。
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祖父の祖父が堺で修行していた村医だった。何か先祖の調査の足しになるかと読んでみた。◆昔は、門弟になるのに付け届けもひつようなのか。
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京都の医師文化に若干の興味があって読了。各藩での医師の確保事情や京都留学のあれこれも結構面白く読んだんですが、後半出てきた種痘法の普及史が面白かった。事実の羅列なのに反発も受けながら種苗を絶やさず世に広めていくさまが熱くてよしながふみ『大奥』の世界でした。