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うなぎ一億年の謎を追う(科学ノンフィクション)

うなぎ一億年の謎を追う みんなのレビュー

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.2

評価内訳

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

うなぎへの愛、ロマン

2015/11/29 17:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

うなぎ―日本の食文化のかけがえのない一部分を成し、現在絶滅危惧種に指定されている魚。本書は、この貴重でユニークな魚の生態を研究しつづけ、今までだれにもわからなかったその産卵場所を発見したうなぎ研究の第一人者が書いた門書である。うなぎについて知らなかった実に多くのことをそれは教えてくれる。
 太平洋の深海で生まれたうなぎの稚魚は、はるばる日本にやってきて川を上り、静かな場所で成長したのち、ふたたび海に戻り、生まれ故郷で産卵を行い、そこで一生を終えるという。うなぎの産卵場所は広い太平洋のどこかということはわかっているが、その場所はずっと謎であったが、2006年、本書の著者である塚本勝己氏をリーダーとするチームによってついにそれは、つきとめられた。うなぎの興味深い生態についての記述につづいて、深海船を使った産卵場所探索の苦難の過程が明らかにされている本書は、まるで冒険小説のような醍醐味にあふれている。
 本書は概して科学者らしく客観的で無駄のない記述がされているが、想像力にあふれたロマンチックな文章もある。原始のうなぎ「イブ」についての記述がそうである。一匹のうなぎが一生の間に経験するさまざまなできごと、生存競争、安息と平和、生殖のための旅―まるでまだ見ぬ恋人を求める旅のような―そしてすべてを終えたあとの静かな死...そこで描かれるのは、われわれ人間にも共通するドラマである。それはうなぎへの愛なしには描けない物語である。
 一流の研究者がもつものは、研究対象やデータを冷静に見つめる目だけでなく、対象への熱い愛とロマンであることを感じさせてくれる、そんな印象深い一冊であった。

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紙の本

中学生に読んでもらいたい。

2015/09/16 14:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

ウナギ研究の第一人者塚本先生が子供たちのために分かりやすく書いてくれた本です。広大な太平洋の中からいくらよりも小さいしかも透明なウナギの卵を見つけ出した偉業をぜひ読んで見てください。

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2015/06/28 21:54

投稿元:ブクログ

ウナギについての基本情報から海洋科学研究の在り方まで。ウナギの魅力や不思議,科学研究の苦労や面白さ,そして研究者たちの好奇心と情熱に引っ張られて,最後まで面白く読めました。

2015/07/12 11:38

投稿元:ブクログ

小・中学生向けに書かれたうなぎ産卵場調査、40年間の軌跡。人類の祖先は5百万年前に誕生と言われるが、うなぎの祖先はおよそ1億年前に存在。
2013年2月環境省が、2014年6月国際自然保護連合がニホンウナギを絶滅危惧種に指定。
「研究は楽しくやらなくちゃならない」
「自分が好きなことを、力いっぱいやり続けよう」
いつか必ず、夢は叶う。
生涯作品で最高傑作はどれか、と聞かれたチャップリンの答「Next one」

2015/05/05 08:18

投稿元:ブクログ

著者はウナギ研究の第一人者。
著者と共に研究活動をしている青山潤氏の「アフリカにょろり旅」を読んだときにウナギ研究の苦労を知った。
この本からは、小中生に研究の夢や楽しさを伝えようという著者の気持ちが伝わってくる。

2015/08/30 16:22

投稿元:ブクログ

日本人にとって夏を乗り切る食材として欠かせないウナギ。そのウナギ研究の第一人者が、子ども向けにウナギ研究について著した本。
これまでに分かったこと、解明していくことが分かりやすく述べられており、大人が読んでも参考になります。
将来研究者を目指す子ども達に読んでほしい1冊です。

2015/05/18 21:44

投稿元:ブクログ

面白さなら教え子の青山さんの方が上のようだけど、これは中学生向けの理科的な読み物だからこれでいいのかも。
幼魚から、だんだん卵に近づいていくところ、最新の研究成果が書かれているところは良い。
でもこの本が物語に匹敵するほど面白いかと聞かれると、そうでもないなと答えざるを得ない。
『シロアリ』なんか物語並みに面白かったものね。
これをわざわざ感想文の本として選ぶ子は、よほどのうなぎ好きか、ライバルが少ないだろうという賞狙いの子か。

2015/08/02 21:22

投稿元:ブクログ

著者が伝えたかったことは
「自分が好きなことを、力いっぱいやり続けよう」ということだ。
道楽とも思えるうなぎの生誕の謎を追うことが、地球全体の環境を守ることにつながる。
著者のうなぎへの想いに夢膨らむ。

土用の丑の日くらいにしか、気にしないうなぎ。
精がつく食べ物として。
うなぎは日本人にとって、うなぎへの想いは格別だ。
けれど、その生誕は長い間知られていなかった。
なんと、日本から約2500キロも離れたマリアナ沖で生まれていたのだ。

その謎に挑んだ著者の40年間の物語。
小学生向けにわかりやすく説明してあり、
科学が苦手な大人の私にもわかりやすい。

うなぎが、産卵のするのは年2回。
5月と6月の新月頃。
日本から約2500キロも離れたマリアナ沖。

だった広い海で、たった2回しかない卵を採取した
著者たちの活動の記録。
それは、仮説の立て方が大事ということだ。
社会生活する上でも大いに参考になる。

うなぎが、元々生活していたのが、このマリアナ沖ではないか
というのが著者の想像。
それが、流れ流れて、安定した生活のできる日本に来たのではないかと。
産卵のときだけ生まれたマリアナ沖に戻るのだと。

あの小さな体に秘められたエネルギー。
そして、1億年前に生まれて、続ける生命循環。
これからも、維持していくには、人間の環境を守る姿勢が大切だ。
うなぎを食べるときには、これまでよりもっと感謝して食べる気持ちになった。
平成27年度青少年読書感想文全国コンクール・中学校の部課題図書。

2015/07/06 23:06

投稿元:ブクログ

養殖のうなぎ。
天然ものに比べて劣るとかなんとか言われますが、でも、うなぎの養殖は元天然。卵から育てているわけじゃない。
身近でありながら知られていない、そして分かっていないうなぎの生態。
これからもうなぎを好きな日本人で居続けるなら、知らないでは済まされないのでしょうね。

言葉遣いや用語が小学生にはちょっと難しいかもしれないですが、読める範囲だと思います。

2015/09/14 21:06

投稿元:ブクログ

土用の丑の日に欠かせないうなぎ。
しかしその生態は長い間なぞに包まれていました。
…ということは知っていました。

うなぎ博士こと塚本勝巳先生が、世界で初めてうなぎの卵を発見したことはニュースで知っていましたが、この本はその記録であるだけではなく、好きなもの、興味のあるものを追い求める楽しさが溢れています。
ひとつの研究の成果が、わからなかった世界に光を当て、次の研究への道が作られます。
ひとつの研究の成功が、協力してくれる人たちを連れてきてくれます。
そしてどんどん世界は広がっていくのです。

子どものころから「海底2万マイルごっこ」や「十五少年漂流記ごっこ」など、冒険ごっこが好きで、大学で文化人類学に出会い、船にのって古代遺跡を発見することを夢見ていた先生が、なぜかうなぎの専門家に。

うなぎの卵の発見だけではなく、最初のうなぎはどこで発生したのか?とか、うなぎの仲間は何種類あるのか?とか、興味はどんどん広がっていきます。
「アフリカにょろり旅」という愉快なうなぎ本を書いた青山潤さんも、先生の教え子だったのですね。
世界中どこへ行っても、時間さえあればうなぎを釣ったりうなぎを買ったりしている師弟の様子も、ほほえましく楽しいです。

“わたしはそもそも「研究は楽しくやらなくちゃならない。」と思っています。(中略)研究こそが、研究者にとっては最高の遊びなのです。でも誤解しないでくださいね。遊び半分で研究しているわけではありません。一生懸命に研究して、ときには苦しいこともあるけど、研究者にとって研究しているときこそ、最高の時間なのだという意味です。”

読書感想文コンクールの中学生の部課題図書です。
しかしこの本も、読める子ならば小学校中学年くらいから読めると思います。

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