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シリーズ3巻目で最終巻。えっ?!もう完結なの?という感じで若干駆け足で物事が進んでいった印象でした。最終巻はまるまる一冊学園もの。神王国から帰ってきて以来、イヴリーンの身の周りとリュクシオルの左目には異変が起こっていた。そんな矢先に突然現れた神王にイヴリーンが誘拐され、リュクシオルや仲間たち、そしてひばりが彼女を助けに行く、という流れ。前半は学園祭?後半が誘拐救出劇という感じ。個性的なキャラクターが魅力な本作品。ツッコミ所や惜しい所もありますが一気に駆け抜けて勢いで読めたシリーズでした。リュクシオルの諦めない姿勢に勇気をもらいました(笑)報われて良かったね。王子2人は気の毒でしたがww
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面白かった。
けど、最後までイラストとの違和感が付き纏ったかなぁ。綺麗なんだけど、作中の描写とイラストが今ひとつ一致しないというか、そんな感じ。
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3巻で終わるのは勿体無い気がする、なかなか良いお話でした。各キャラの発言が面白く、』中でも“ひばり”とイヴリーンの毒舌掛け合いが好きでしたが、今回はあまり無かったので残念。ラストに描かれる“その後”にショック!ええっ?完全にメデタシメデタシ・エンドだと思ってたのに、イヴリーン、そうなの?webストーリーまで探して読んでしまった。外伝とかでまた読みたいな。突っ込みどころが多々あるものの、デビュー作との事なので以後ますます洗練されていくのに期待してます。
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15/1/30読了。
歌で人々を魔物から守る「楽師」。
その中でも「次期最高司祭」の称号持ちの歌姫・イヴリーンだったが
魔物に襲われて歌声を奪われた(≒音痴に)こと等から
「楽師」を育てる楽院に身を隠すことに(1巻時)。
2巻で別の国への旅(?)に出てましたが、3巻では舞台は再び楽院へ。
文化祭的なものが迫りくる中、イヴリーンが何者かに襲われ
実質彼氏の同級生・リュクシオルや前作で知り合った後輩くん、
第二王子らが奔走という展開。
「喧嘩ップル」というものを見てみたくて買ったシリーズ・最終巻。
この頃になると、彼氏の方が彼女の翻訳機能完備で
あんまりケンカにはなってなかったけど。
イヴリーンという娘さんは、かなりの美貌の持ち主で
かつては聖女的ポジションの歌姫であったのですけど
育ちで苦労しているせいか、
性格が大変……でプライドは激高で超毒舌。
そして、当人も見た目は良いが中身が悪い
(のでモテる訳がない)って自覚していて
人の好意やら言動を素直に受け取れないタイプ。
そのお相手となったリュクシオルくんは堅物優等生っつーやつで
音痴楽院生のイヴリーンに真っ向からぶつかって
気付いたら……って感じ。
そんな二人のやり取りは(当人は真剣なんだろうが)
最早ただの夫婦漫才(激ツン風味)。
今回イヴリーン警護の名目で楽院にやってきた第二王子くんの
ひたすら「いい人」扱いには涙を禁じ得ません。
相性が悪いってのはこういうのを言うんですかね?