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私とは読書傾向がずれていたので、理解できたのは半分くらいかな?
でも、こんな風に、好きなことについて語り合える相手がいるのはいいなぁ。
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こういう人達を見ていると、自分は普通の“読書好き”で、とてもとても“読書狂”にはなれないなぁ、と安心する。
自分は特にホラー系は全然読まないので、キングとかクーンツとかはよくわからなかったが、SFとミステリーのところだけでも面白かった。
読みたい本がまたたくさん増えてしまって大変。
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珍しく新書。2人の作家が自分の読書について対談しているってそれだけなんだけど、本の読み方とかどんな本が好きかとか話していて、聞いているのが面白いという感じ。冒頭が全然知らない本ばかりだったからどうしようと思いつつ、軽く流すことにしたらそのままさらっと。知っている本とかもあったりしてそうだそうだ、とか。私も本をたくさん買って蔵書を持て余している方だけど、本を生業にしちゃってる人たちだからそれがハンパない。そのマニアックさがまた何とも。
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面白かったです。ビブリアの三上さんとR.O.Dの倉田さんの本に纏わる対談集です。倉田さんの『R.O.D』シリーズは読んでいませんが、これから読もうと思いました^^ お二人の本好きがとてもよく伝わる内容で、出てくる本のタイトルも馴染みのあるものが多く嬉しかったです。三上さんがまえがきで「人に本を薦めるのは難しい」と言っていますが、本当にそう思います。その人が何を求めているかに依りますもの。ただ、自分が好きな本について熱く語って、ということなら喜んで出来ると思います。この本はそういう本です。
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ビブリアの三上さんと倉田さんという読書好きの二人の対談。
読むのも収集するのも凄い量です。
また同じ本を何冊も買う、というのも凄い
語られている本、殆ど読んでないので、話にはついていけてないですが
本について語り合える人がいるのはいいですね。
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読書狂お二方の対談。 おもしろかった。 次元が違う。 こういう本は読んでて発見(読みたくなる本)があるからおもしろい。 読書はキリがないですな。 時間がいくらあっても足りない。
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R.O.Dの人とビブリアの人の対談。本好きの人たちによる「本の本」を読むのは理屈抜きで楽しい。トラウマ本や挫折本も紹介されているのがいい。最後の方の「本を読むのが面倒くさいという人がわからない」という話には笑った。同感ではあるが。
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『ビブリア』の三上さんの舞台裏での姿が見れて興味深い。古典SF、モダンホラー小説、乱歩、横溝など、未読の読みたい本がたくさん。本好きの対談は面白いなあ。倉田さんの本も読んだことがないので今度読んでみたい。
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の三上延氏と「R.O.D」の倉田英之氏による対談。本好きの本好きによる本好きのための対談です。本書をブックガイドとして紹介している場合もありますが、読んでいる人に一切お構いなしに好きな事を話しているだけです。これを読んで、この本を読んでみたいと共感する人は立派な読書狂だと思います。しかし、この企画面白いので、どこかのホールで実際にお客さんを入れてやってくれないかな。あと、これだけ取り上げてるんだから、本書の帯にも「キング絶賛」って入れましょうよ。
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ビブリオマニアのふたりによる本談義。ブックガイドというよりも好きな人が楽しく話しているのを、へえなるほど、うんうんわかると端で聞いている感じ。
でも書誌情報はもう少し欲しかった。
またこのふたりなのに、ラノベの話がほとんどなかったのも残念。
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よくある「本好きならこれを読め」「ミステリー入門!」というような本ではなく、本が好きな二人が好きな作家、作品について延々と語り合う本。
題材にされる本は知らない物が殆どだったが、お二人が「あーあれ面白いよね」「実はあの作家ね」とどんどん話しが膨らませていくのでとても興味をそそられる。
「飲み屋で隣席の男二人が話していて、聞き耳立てたら結構面白かった」
あとがきにこう書かれていたが、隣席でこんなに面白い話が繰り広げられていて、それを聞ける状況が羨ましすぎる。
ぜひ第二段もやってほしい。
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読書好きな2人の対談。
本好きの熱量に圧倒されました。
出だしからスティーブンキングの話だったのが嬉しい。
私の読書体験のきっかけといってもいいのがスティーブンキング作品なので、とても懐かしい気持ちで読むことができました。
自分は高校生になってから読書が好きになったので、三上さんと倉田さんの幼少期時代の話も面白かった。
こんな2人でも挫折本があるんだ!と驚いたり、読む以外にも本には魅力があると気付けたり、本好きだったら読んでほしい。
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人に本を薦めるのは得意ではない。相手が読みたい本なんてわからないから。
この対談の二人も、薦めても気のない反応ばかりだとか。ミツバチがなぜ消えたかの本を薦めてもみんな反応が悪いと嘆くけど、あの本面白かったよね、というわけで、期待してスタート。
第1章、モダンホラー。
スティーヴン・キングについて熱く語る人は多い。いきなりキングがきた。もっと変化球がくると思っていたのに意外である。というか、ホラーは嫌い、怖いから。キング絶賛の作家たちの作品も出てくるから、キング好きにはたまらない、のかな。わからない。
2章。乱歩と横溝と風太郎と。
作品の中身もさることながら、刊行された本の種類とか、子どもながらに受けた影響とか、そっち方向に進んでいく。僕んちにも江戸川乱歩とかあったけど、あんまり熱心に読まなかったなあ、怖いから。山田風太郎はちょっと扱いが違っているけど、「魔界転生」が映画で誤解されている、ということには大いに賛成する。
4章。「挫折本」もまた楽し。
大菩薩峠とか、グイン・サーガとか、幻魔大戦とか。僕も、これらみんな挫折している。挫折したとしても、また挑戦したいと思わせる吸引力がある、と。長篇挫折本には「ファイブスター物語」も入れてほしいなあ。
珍本、トラウマ本。あるある、みたいな話。
古雑誌は熟成させると面白い。
9章。本、愛あればこそ。
作品語りではなく、本をどのように手に入れるか、保管していくか、本屋のこと、本に対する生理。ここが一番読書的には盛り上がるかなあ。
僕はあまり文芸作品を読まないので、出てくる本はそれほどピンとくるものはなくて、でもこれは著者達の薦め下手というよりも、生息域の違いかな…。本人も言ってますが、居酒屋トークに聞き耳を立てる、みたいな話。ツボにはまれば肴になる、でしょう。
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作家以前に読書家であるお二人の対談。かなりマニアックな部分も多いけど、やっぱり本についての語り合い、面白いす。ただ相槌を打つだけにはなりそうだけど、自分も居合わせたいと思える。幸せな時間だろうな、ってのがひしひしと伝わってくる良書。