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面白かったけど、不完全燃焼。というのが率直な感想でしょうか。
前巻を読んだのは1年以上前だったので、最初は名前と人格が一致しませんでしたが、しばらく読み進めるうちに主要人物の個性についてはすぐに思い出せました。リアリティなどより、こうした分かりやすさを優先している点は好印象。
特に、速のいろんなシチュエーションにおけるリアクションが面白く。結婚式に臨むカノジョを想う場面。式に招待する友人を選ぶ場面。そうした、仕事を離れた人間性が問われる場面においての速の言動は、前作で語り尽くされなかった高岡速という人物をより明確にしてくれたと思います。
その上で、新たな登場人物——主に浜名と舞子だけですが——との絡みが、一定以上の結末を得られなかった点で、不完全燃焼感がありました。
浜名とはドッグファイトでの決着が不完全燃焼。舞子とは男女関係において?そうした関係性においても中途半端感があって、とっとと先の展開を読ませてほしいと思う今現在。そこは第3巻にお願いする感じですかね。
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前回の『天神』の登場人物の名前や性格までは覚えていなくて最初は入り込みにくかったが、やはりページをめくるごとにどんどん世界に入ってしまった。次のイーグルネストでどうなるのか楽しみ。
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戦闘機常務の訓練を開始した陸。空を飛ぶことが楽しい!だけじゃいられない、航空自衛隊の現実にぶち当たりましたね。そんなときに力になってくれる速は前作より格段にいい!陸父も本格登場してこちらも素敵。速の上司でもあるし、これから頻繁に登場するんですね。他のかたも書いてますが舞子完全ストーカーだし、こんな情報漏えい許されるの?陸も優柔不断すぎ!
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1巻に続き話のテンポの良さ、訓練の内容など読んでいて引き込まれました。
陸と速の付かず離れずの人間関係も少しずつ良くなってきて、お互いがお互いを友達じゃないといいながら影響しあえる関係を保ったままそれぞれの配属に着いた。ここからがすごく気になります。
ただ舞子は…。個人的な気持ちとしてはちょこちょこ邪魔して面倒だなと感じました。
この流れで行くと次にも出るんだろうなぁ。。。
菜緒とのバトルを楽しみにしています。
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「天神」に続く、ファイターパイロット養成のお話。でも今まで一緒に学んできた仲間ですでに道を違えているメンバーもいる。それぞれがそれぞれの道を進む中で、空にあこがれてファイターパイロットになったのに、とうとう仕上げの訓練は、その空で「戦う」。進む道に悩む主人公。そうだよね、自衛隊で「守る」ということは「戦う」ということ。そしてそのための過酷な訓練は生かされないことがよいこと。生半可じゃない、一般の仕事をするのとは違う覚悟だよね。
ところで、校正ミスを少し発見。1つは単純な誤植レベルだけれど、もう1つは理屈があわないぞ(^^;
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F-15の飛行訓練を始めた陸と要撃管制幹部課程に入った速、別々の道で頑張る二人(^^)♪今回は二人の絡みがあんまり無くて残念だったけれど、早く二人が活躍する姿が見たいな~(*´-`)陸には新たなライバル(?)アグレッサーの浜名が登場!更に陸の追っかけというか、ストーカーっぽい女子高生の舞子(゜゜;)この新登場の二人はまだまだ絡んできそうなので要チェック!?(^^;)
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「天神」の続編。
ウイングマーク取得後、宮崎県新田原基地でF‐15の飛行訓練を始めた陸。そこで出会ったのは「空は死に場所だ」と陸を甘い!という先輩。けんけんがくがくしながら、F-15の訓練を始める。
個人的には「天神」の方がテーマがはっきりしていて好きだった。特に自衛隊とかに興味がない(ストーリーとしては好きだが)ということもあるかもしれないが、訓練ものといえば、やっぱり気持ちな気がするが、意外とそこがタンパクというか淡々としていて、感情移入しにくいイメージ。
とかいいつつ、3巻目も読みたいと思ってはいるので、図書館に入るのが楽しみなシリーズではある。