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絶賛されていたので読んでみたものの、スタートアップにそれほど興味がなかったのか、期待値が高すぎたのか、そこまで感動しなかったのが正直な感想。しばらく経ってから読み返したらまた変わるかな?
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てっきり浮かれたスタートアップの本だと思っていたら、全くその逆。いや、物凄く真剣に考えろと。自分としては『リーン・スタートアップ』より、こちらの方が共感できる。
でも瀧本さんの序文は不要。これが無ければ★6つ。
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ペイパルの創業者が企業のスタートアップはどうあるべきかを説く。登場する人物がけっこうオタクなので、ベストセラーになっているが、どれだけの人が理解するのだろうか。ペイパルの創業者たちは、後にペイパルマフィアと呼ばれるほど、他に起業して成功もしているが、その一端は垣間見える感じ。
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話題になった本。読了から数ヶ月経過してレビューを書いてるのだが。。確かに読者中は面白かったのだが、今になると驚くほどあまり印象がない。
「競争を回避する。」
「リーンではなく計画的に始める」
という事が書いてあったが。。。
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この本は世界最大のオンライン決済システム、ペイパルの共同創業者であるピーター・ティールが著したもので、「新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるか?」について書かれた本だ。新しい何かを創造する企業とは、世界のどこを探しても同じ物を作っている企業が無いという事だ。似たものを作ってしまえば競争が起き、競争に飲み込まれれば長期的に利益を出すことは不可能になる。ティールはその「競争」の反対「独占」が成功の道だと言う。独自のテクノロジーを生み出し、他社とは替えが効かないほど優れた企業になれば、市場を「独占」することができる。また、その「独占企業」がECOであり、増えていく事によって、将来の世界の資源の枯渇も防ぐことができる。夢のような話のような気がするけれど、ピーター・ティールはそれを実現した人物だ。
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確実に2014年、自分ベストの一冊。気概が違う。
ペイパルマフィアのボス的存在ピーター・ティールの本。
稀に凄く優秀な方と会話すると「見えている世界が違う」と感じることがあるのですが、それの上位版「世界を変えようとしている(かつ変えられるのだと信じている)気概が違う」という圧倒的さを感じられる本です。
正直、そもそもペイパルマフィアという言い方自体が、ちょっと中二感あって好きじゃなかったんですが、そのネーミングも納得。
かなり徹底的にリーンを批判しており、(開発手法として批判というよりも、それをビジネスの中心にするなよという感じ)とにかく創業時を大事にすること重視している。
「他の人が当たり前だと思っているが、本当は異なる真実があること」にフォーカスし続け、圧倒的に世界を変えることを是としている。
文章全体から相当量のエネルギーが溢れでていて、名著感相当あります。
ちなみに、帯の推薦者の最上位にナシーム・ニコラス・タレブ(ブラック・スワンの作者)がプッシュしていて、日本語版は瀧本哲史さんが序文を書いているという超贅沢な布陣。
NHK出版やるなぁ、と思っていたけど中身が本物だった。
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テクノロジーとグローバリゼーション
独占すること
隠れた真実
数式
他人を泊めること
賛成する人がほとんどいない大切な真実とは
グローバリゼーションよりもテクノロジーの方が大切
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ペイパルの創業や発展に関わり、その後もシリコンバレーを中心に多くのスタートアップを成功させ続ける「ペイパルマフィア」。ペイパルマフィアには、テスラモーターズやスペースXを興したイーロン・マスク、LinkedInのリード・ホフマン、Yelpのジェレミー・ストップルマンとラッセル・シモンズ、YouTubeのスティーブ・チェン、チャド・ハーリー、ジョード・カリム、Yammerのデビッド・サックスなど錚々たる企業を興したメンバーが含まれる。そのペイパルマフィアの代表格であるピーター・ティールがスタートアップについて語った本。この本は、その秘密の一端を見せてくれているのかもしれない。
「世界に関する命題のうち、多くの人が真でないとしているが、君が真だと考えているものは何か?」という問いを著者は採用面接でかならず訊くという。その問いに対する答えや姿勢がスタートアップでは大きな鍵になると言う。著者による「スタートアップ」とは、「隠れた真実」を見つけ出し、「テクノロジー」を活用して、ゼロから一を生み出して世界の一部を変えることを目指すことだ。
「スタートアップとは、君が世界を変えられると、君自身が説得できた人たちの集まりだ」だと言う。
著者は、現状流布するリーンスタートアップという考え方には反対する。それを主張することが、本書の目的のひとつであるように感じる。
いわく、ネットワーク効果を狙う企業は、かならず小さな市場から始めなければならない、という。それは、競争を避けて特定の小さい市場を席巻してしまうためだ。スタートアップは競争を避けて、ライバルのいないところですばやくターゲット市場の独占を狙うべきなのだ。そしてそこからの正しい順序で市場を拡大するべきであり、その可能性を最初のデザインに組み込んでおくべきなのだ。Facebookでさえ、まずはハーバード大学学生にメンバーを限定し、その後に大学ごとにその輪を拡げていった例を挙げる。
本書では、スタートアップでの営業や株主対策や取締役会の運営などにも触れられていて、とても示唆に富むが、それらの著者の主張の中でもっとも心に(少し苦く)染みたのは、次の箇所だ。
「起業は、君が確実にコントロールできる、何よりも大きな試みだ。起業家は人生の手綱を握るだけでなく、小さくても大切な世界の一部を支配することができる。それは「偶然」という不公平な暴君を拒絶することから始まる」という。その後にこう続けるのだ。「人生は宝クジじゃない」と。
起業を一か八かの賭けではなく、自分の人生のコントロールするために必要な生き方だと思う人はこの本を読んで力を付けることができるだろう。そうでない、もしくはそうではなかった人は、少し苦い思いを持つことになるかもしれない。
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これは相当難しいだろうけど、原文で読みたい。こういう考え方をしてる人の中身を少しでも直に理解したい。
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具体的な未来か分からない→目的がなくあいまいに広く金を分散して投資、あるいは投資自体が下火になる。そして代わりに貯蓄が増加する
110
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[全体]
競合がいない独占市場で勝負する
[1.僕たちは未来を創ることができるか]
テクノロジー(物事の新しい取り組み方・より良い手法)が垂直的進歩をもたらす
[2.1999年お祭り騒ぎ]
1.小さな違いを追うよりも大胆に賭ける
2.出来の悪い計画もないよりは良い
3.競争の激しい市場では収益が消滅する
4.販売はプロダクトと同じくらい大切
[3.幸福な企業はみなそれぞれに違う]
永続的な価値を創造してそれを取り込むためには、差別化のないコモデティ・ビジネスを行ってはならない。
生き残りをかけた競争から脱出するには、独占的利益しかない。
幸福な企業はみな独自の問題を解決することで独占を勝ち取る。
[イデオロギーとしての競争]
その市場にいることが本当に正しいかを俯瞰する。競争自体に戦う価値がなければ、全員が負ける競争。
競争は価値の証ではなく、破壊的な力。
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実務的なことではなくより大局を見て、スタートアップにどのような哲学や視点が必要かということを説いている書籍です。クリーンテクノロジーで起きたことの解説は知らなかったことも多かったので教訓にしたいと思います。
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【ZERO to ONE】
ペイパルマフィアの一人、ピーターティールの著作。ティール独自の起業理念、スタートアップへの考え方などが述べられている。
◼︎「隠れた真実」を探す
誰もが当たり前だと思っていることが実は間違っているかもしれない。例えば、奴隷制度は当時は普通だと思われており、一部の人だけがおかしいと考えていた。目で見るのではなく、頭で見ないといけない。インターネットバブルがおかしな現象だということも、誰も気づかなかった。
➡︎普通の人が見たり、考えていることと別の視点で物事を捉えないといけない。でなければ、一生隠れた真実に気づくことはできない。
◼︎独占企業を目指す
競争は、企業の利益を減らすだけである。競争が必要だとするのは誤りだ。まずは小さな市場を独占し、そこから新たなテクノロジーを開発する方が、無駄な価格競争に巻き込まれず研究に打ち込める。間違っても、スタートアップは大企業と張り合ってはいけない。ラストムーバーになるべきである。例えファーストペンギンになろうと、戦略もなくむやみに飛び込んでも途中で溺れてしまうだろう。スタートアップ初期こそ明確な計画や仲間を選ばないといけない。
◼︎小さく始める
ビジネスは小さく始めるべきだ。市場を間違えて大きなところから攻めても成功しない。ペイパルも、少数のユーザーから確実に増やし、顧客を拡大して行った。まずは確実にユーザーを獲得して行くべきである。
本書で述べられているのは、未来への可能性である。未来を作るには、自分の頭で考えてなければならない。新たなテクノロジーこそがその源泉であるが、それは必ずしもインターネットを指さない。明確な戦略、計画や考えを示し、ゼロから一を作ることが、より良い未来を作ることができるのだ。
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エンジニアリング、タイミング、独占、人材、販売、永続性、隠れた真実
賛成する人がほとんどいない、大切なことはなんだろう?
誰も築いていない、価値ある企業とはどんな企業だろう?
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「隠れた真実」を見つけ出す。
徹底的に、差別化ポイントを探る。
流行に流されないで、誰もやっていないところを攻める。
→「視点が未来に近い」ほど、隠れた真実として有用。
(それが未来をどう変えるかに言及している)
・グローバリゼーションより、テクノロジーのほうが重要。
・トルストイ「幸福な家族はみな似通っているが、不幸な家族はみなそれそれに違っている」
・スタートは小さな市場の方がいい。
独占しやすいから。
・隠れた真実の企業
エアービーアンドビー、ウーバー、リフト。
・例えば、栄養学のような。
当たり前で、誰もが知っているけど、
見過ごしていることも多い領域。
そこにこそビジネスの可能性がある。(みんなほっている)
・フラット化する世界。
労働力の供給だけでなく、資源に関してもみんな同じものを求めている。
・完璧なコンピューターに任せるのではなく、
人間とコンピューターの補完関係でどう難しい課題を解決できるかが大事。
・クリーンエネルギービジネスの隠れた真実を見落としていると、うまくいかない。
いいことをしているだけではだめ。
テスラのように、エコを「社会現象」としてとらえ、クールに自己表現できる場としてとらえないと。
・これまでと違う未来より、よりよい未来を。