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鳥たち

鳥たち みんなのレビュー

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みんなのレビュー51件

みんなの評価3.2

評価内訳

51 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

読む気分を選ぶ本

2016/03/27 23:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読んだ時には、おどろおどろしい印象が他のばななさんの作品の中でも特に強く残ったお話でした。二回目にまた読んで見て、オカルト的な雰囲気はやっぱり感じても、今回は生き残った二人の子供・まこと嵯峨が過去を引きずりもがきながらも互いを大事に身を寄せ合い、決して希望を失わずに生きようとし続ける二人の過程が強く心に響きました。物語の最後には、過去との決別をする為にも育ったセドナを訪れるのだが、これは本当にある一つの再生の物語だと思う。タイトルの「鳥たち」と鮮やかな色使いの表紙が素敵で、儀式的でも象徴的でもある物語を語るようだと思った。

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2014/12/21 22:36

投稿元:ブクログ

最初はやたら窮屈で妙にスピリチュアルな感じがして、あれ、よしもとばななってこんなに(失礼だけれど)うさんくさかったかなと不思議に思った。嵯峨の言い回しもどこか妙で、まこは赤ちゃんに執着していて、どこか偏屈でずれている二人の側では過去がぐるぐると渦巻いて、ぽっかりと口を開けて待っている。でも、まこが少しずつ人と嵯峨と対話していく中で、最後の最後、末永教授との対話の果てに、自分の中の感情の根源を知ることができたからこそ、救いが得られたラストになったと思う。
まこの妙に偏向気味な考えについては、あとがきでよしもとばなな自身がまこのことを「とんちんかんなことをぐずぐず考えたりしていく」といっていて、やっぱりそうか、と腑に落ちた。まこは嵯峨とふたりきりで生きてくしかない、人は怖い、と言いつつも、まこの、恐らく若さと、過去を引きずるがゆえの頑なさがするりとほどける瞬間は、確かに他者の存在によってもたらされたものだったのだ。だから、これから新しいところで、二人はそれでも生きていくのだろう、と思う。

ちなみに、本の内容とは関係ないが、この本、装丁がみずみずしくて、とてもかわいらしいのでいつか文庫が出たとしてもハードカバーをお勧めしたい。

2016/02/29 03:24

投稿元:ブクログ

ばななさんだからこそ書ける、壮絶なお話。ものすごいことが起きているのに、やさしい小説だとも思う。こころに留めておきたい箇所がいくつか。また読む。

2015/11/01 23:03

投稿元:ブクログ

よくもわるくも昨今のよしもとばななだね〜という一作。愛とか家族とか精神世界とか。このひとの問題意識はここで固定されていて、さまざまな表現で同じことを書いているのだとおもう。熟成された肉だったり、みずみずしい魚だったり、そういう違いでしかなく、同じレストランに通っている。お気に入りのメニューもあれば、そうでないメニューも当然ある。初めて行く人にはおすすめしない。

2014/12/14 17:20

投稿元:ブクログ

幼いうちに親を喪った二人が寄り添い生きていく。
ちと教訓色濃すぎに感じてしまった。

【図書館・初読・12/14読了】

2014/12/08 13:01

投稿元:ブクログ

お互い母を亡くし孤独な男女が関わりを持って暮らしていくという特殊な境遇すぎて話についていけず。
どちらもが不安定な状況というものに、こちらも不安を覚えてしまう。
慰め合うというよりは凸凹コンビでいずれかがとっても明るいというような設定ならもう少し安心して読めたかも〜。

2015/07/06 23:47

投稿元:ブクログ

以前のような清々しい、読んでいる自分さえも透明になるような読後感は減り、その分、人間の生々しさや生きることの逞しさがずっしりと。そこがちょっと苦手。せめて本の中だけでも、そこから逃げたいのかも。

2015/02/25 22:50

投稿元:ブクログ

今を生きること。
何でもないことのようで難しい。

自分の気持ちを理解すること。
これまた難しい。

でも、生きていく。
親しい者の死を乗り越えて生きていく。

2015/03/03 20:19

投稿元:ブクログ

絶望的でも、生きてゆく。ということや、
ディスコミニケーションな相手でも、瞬間輝くということ、
そういうなかで状況が変わっていくこと。
大上段でないけれど、強い想いのこもった力作でした。
今をどう暮らしてゆくの?へのばななさんの応答でもあるかと思えます。

2015/03/20 15:31

投稿元:ブクログ

97
いつか遠い未来に、僕がとっくにこの世からいなくなった頃に、僕みたいな奴が同じようにこの本をどこかで見つけるだろう。そうやって本の命がつながれていくのは本には魂があるからだろうと思う。

2015/02/11 21:00

投稿元:ブクログ

「私にはこの人しかいない」と思える人(ファムファタルとでも言うのか)がいることって、幸せなことなのだろうか、それとも……。

幼い頃の悲劇を共有する二人、まこと嵯峨。
二人にはお互いしかいないことがわかり過ぎるほど分かっている。それは絶対的な安心であり、不安であるという矛盾を抱えながら。

例えば嵯峨を好きになる女の子に対し、まこは「嫉妬のようなもの」を覚える。
彼女を好きになるわけがないと知りつつ、もしも彼だけが先に未来へ歩み出せてしまったら。
嫉妬とは言い切れない、その安心と不安の背中合わせがなんだか黒々と纏わり付いて苦しかった。

二人を支えるのも壊すのも向き合うのも、全ては過去のある一点に集約されてゆく。
日本から離れた地に、悲劇と憧憬だけを残した子供達。
始まりから、完結された話なんだな、と思った。

後はただ、まこの内面が語り続けられてゆく。
決まった道を遡り、今あるものに目をそむけ、嵯峨だけを道標にしながら。

けれど、二人がようやく未来を眩しそうに見つめたとき、何かが変わっていくような、いや、変わって欲しいような、そんな期待を抱く作品だった。

2015/02/11 17:55

投稿元:ブクログ

不思議な装丁。挿画の具合もあるのだろうけど、閉じていると普通の版型なのに、読んでいると真四角の版のような錯覚を起こす。そして花布が金!
内容ではアメリカの地名がしっかりと固定されてるのに、主人公たちが今現在居る場所はとても曖昧。生々しい会話をしているけど陰鬱。
でも最終盤で逆転して明るくなる。
うーん。でもやっぱりまだばななさんは私にはわかり辛い

2014/12/07 20:33

投稿元:ブクログ

昔、好きだったのにな。『アムリタ』までは全部持っているし。
今でも新刊が出れば読むけれど、いつもがっかりしてしまう。
同じことを何度もつぶやく主人公「私」。
過去のことばかりふりかえって、なかなか進まないストーリー。
自分達だけは違う世界に住んでいる、上から目線。
うーん…。

2015/06/26 23:12

投稿元:ブクログ

幼い頃に両親を失くし、二人で生きてきた嵯峨とまこ。辛い経験をしたから、いろいろなことの意味を考えてしまったり、悶々と悩んだりしてしまうのだろう。もっと気楽になれたらいいのに。

2015/05/19 17:38

投稿元:ブクログ

まこちゃんと嵯峨の兄弟でもあり恋人でもあるような何物にも代えがたい存在の二人。アリゾナのセドナの思い出に、暗い過去を振り払うような未来がもうすぐやってくる予感がして終わる。パン焼き職人として成功するのか女優になるのか待望の赤ちゃんがやってくるのかそこはわからないけれど、、。ただ、途中の会話で嵯峨がまこちゃんに向かって「おまえ、、」と呼びかけるのがそぐわない感じがして何か嫌だった。

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