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面白かった。やっぱり、面白いと思うことに真剣な人は、自分で自分なりに面白さに向き合ってるんだなって思った。「仕事の本」だなんて思って読んでない。
自分が特に興味を持った点をまとめた。
・他の人に負けたくない「好き」をもつこと、そしてそれを常に最新の情報に更新すること
これはすごくよくわかるのだけど、自分には難しいのは、なかなか一つの好きなことを長く続けられないこと。またその好きなことに戻ってきたりするけど、ブランクが生じたりして、常に最新の情報にするっていう点は、なかなか難易度が高いと思った。簡単そうに思えるけど、結構難しい。
・自分の感情が動いた時に、その理由や構造を突き詰めて考えてみる。
自分の感情が動いた時、その理由を考えてみるのは、一番安上がりな娯楽だと思う。これをやることで自分の好きなもの・嫌いなものを見つける力が格段に上がる。自分の感覚的な部分を言葉にして他人に説明できるようになる。
やっぱり、作っているものを見て、好きだなと思ったら、何かしら共感する点があるってことだから、作り手の普段の考え方も自分と馴染みのあるものになるのかなと思った。
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「ナンバーワンでありオンリーワン」なスキマを狙って生存競争を勝ち抜く。雑草生態学の権威、稲垣栄洋氏の『弱者の戦略』をまさに実践したかのように独自のニッチを突き進むテレ東。
『ゴッドタン』のプロデューサーとして、例え高評価で視聴率が良くてもゴールデンには安易に進出せず、深夜であくまでも攻めていく姿勢が好きですね。
”できないことはやらない”は、
逃げではなくてイコール
”できることを突き詰めて”いくこと。
この突き詰めていくことこそが戦略なのだ。
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私の住む地域では放送されていない気がするけど、昔に比べて随分テレ東を見るようになった気がする。
勢いのある人の文章を読むのは気持ちいい。派手な世界で別次元と捉えがちだが、企画の出し方はどの業界も肝は同じなんだなと納得。
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テレビ東京でしかできないものそういう考え方もあるのかと感じた。
テレビ局は横並びで同じものを放送する必要はない。だがその裏には見てもらって何ぼという世界が待っている。我々がテレビ局をたたくほどテレビ側内部の人間は単純に解決できるものではない。
たとえ今現在テレ東は一部の番組で成功していたとしても我々視聴者が少しでもそっぽを向いた時点で終わりという薄氷の上に立っている事には違いない。
ただ、制作側が楽しんで作っていられる以上外部はとやかく言うのはやめた方が良いのかもしれない。その裏には局側の自己統制が最も必要になる事には違いないのだが。
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ゴッドタンなどの名プロデューサー、佐久間氏によるエッセイ。
今、テレビではテレビ東京が一番興味深いというか
見たい番組がテレ東、みたいな感じで
個人的にとても好きな局なわけだけども。
知りたい事が知りたい様に書かれていて
驚くくらい猛スピードで読んでしまった。
途中、章の合間にはさまっているミニコラムで
おきやはぎについて書かれてたりするんだけど
いつもうまく伝えきれない彼らの魅力を
清々しいほど気持ちよく表現していたのが印象的。
さすが戦友だけある。
できないことはやりません、ていうのは
投げやりでもなんでもなく、自分の土俵で
得意なことを武器にして戦う、ていう話だった。
そんな風に仕事をし続けられたら
幸せやね。
うむ。
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アイデアをノートに書き連ねたり、関係ないアイデアを2つ並べてみたりとアイデア発想の努力は怠らずやっている。アイデアは量だな。
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ゴッドタンのプロデューサーとして知られるテレビ東京の佐久間宣行さんの仕事術。仕事を楽しむためのヒントがたくさん。好きを仕事に繋げる上で大切なのは「自分が好きなジャンルを現役で見続ける。常に情報をアップデートし続ける。懐古趣味にならない」ことだという話が強く印象に残った。
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著者の事を知っている人が読むと面白い部分はあるが、知らない人が読むと少し物足りなさを感じてしまうかもしれない。
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仕事について悩んでいたので、「自分が憧れて行きたいと思っている場所と、目の前の仕事が地続きと思えるかどうか」という部分で考えさせられました。
好きなことを仕事にしようと思うなら、誰にも負けないくらい好きと言えるものを、本気で好きで「居続ける」ことが大切なんですね。
全体的に、エンタメを届ける職業としての仕事の仕方や苦節を知ることができますが、その中にも他の職業にも通ずる部分が多々ありました。
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面白いことを考える人の文章は本当にすいすい読める。なおかつ見知った番組や芸人さんの裏話がてんこ盛りで、何とも贅沢な一冊であった。
佐久間さん、謙遜してるけどやっぱアンタ天才だよ!楽しくてすいすい瞬殺で読めた本。