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こんなことはめったにないんだけど、
読んでいくのが苦痛で途中断念。
つまらないからとかじゃなくて、
話の内容がキツくて読み進められなかった。
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途中でトリックのいくつかには気付いたけど、そうきたか!!ってのがあってやっぱり最後まで面白かった。
しかし、よくもまぁこんな気持ちの悪い設定を考えたもんだ。
当分焼肉は食べたくないわ。
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食物連鎖によって動物から動物へと感染する新型ウイルスが蔓延する世界で、
食用肉の確保のため、ヒトにのみ有効な抗ウイルス薬を開発してクローン人間を生産し、それを食用として流通させてしまうという、
なんかもう人間の考えることとは思えないくらいグロテスクな世界観。
作者さんは20代だという。20代で書いたのか。それとも20代だから書けたのか。
何にせよ、作者さんの人間性が心配になってしまうような気持ちの悪い小説でした。
ミステリーはあんまり好きじゃないから読まないんだけど、これはタイトルのインパクトにやられてしまった。
是非一気読みされることをお勧めする。
そうでなければ筋を見失うし、何より首を斬られて蠢くクローン人間たちを夢に見て、うなされてしまいそうだから。
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タイトル以上に内容のグロさ…があると思っていた。
けどそれ以上にミステリーに特化した作品だったので思った以上に楽しめた。
クローンの培養や食人・首切りが許されたモラルの変容してしまった世界で起こる奇怪な事件の裏には壮大な展望が隠されていました。
すべてがムダのない伏線になっていて、それらがひとつずつ丁寧に回収されていくのは気持ちがいい。
しかし、目ん玉が飛び出したり、首をノコギリで切り落としたりと、この世界で起こる日常が現実とはマッチングしていなくて気持ちが悪い。
だけどそういうのありきでこの推理が成り立っているという点はすごいと思います。
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「人間のクローンを食用として飼育する近未来の日本」というトンデモ設定ですが、中身はコテコテの推理劇です。生首の混入方法を巡る多重解決や、犯人を特定するロジックは非常に精密ですし、設定を活かしたメイントリックはカタルシスを得られます。本格ミステリーとしては素晴らしい出来です。
ただ、人が人を食う設定は既視感(某漫画を想起させる)がありますし、近未来の日本という設定なのにクローン以外で近代らしさを感じられないのが残念です。物語世界の構築がやや不十分な気がします。
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はじめはグロモノだと思って我慢して読み始めたけれどどうしてどうして、そんなネタが仕込んであるとは!
確認したいからページをまた開いてみたいと思いつつ、あぁ~もういや・・・
表紙だってカバーが怖いので別な表紙で覆った程です。
それにしてもひねりが良かった。
想像の一歩、先いってました。
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二人のクローン人間が犯人。
たまたま双子になった受精卵が本人にそっくりなのはおかしい。アリバイ作りの為にクローンを育てた政治家謙科学者がクローンに殺されてしまう。油島三紀夫は何者?
クローンを育てていた柴田が逮捕。
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作者1990年生まれ!
作者1990年生まれ!!
はー。若ぇのに面白い話書きやがって!*。٩(ˊωˋ*)و *。ヒャッホゥ
ストーリーもキャラも濃くて、最後まで飽きずに一気読みできたー。
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横溝正史ミステリ大賞最終候補作品。これはちょっとグロだが、今までに読んだことの無い感覚のミステリ。近未来の日本。とある病原菌が蔓延し、生物に次々と感染する。人間にだけ効くワクチンが開発されるも、食料は植物性のものだけとなり、世界の栄養状態は極端に悪化。そんな中日本だけが自身のクローン人間だけは食用に出来る法案を可決。工場でクローン人間を食用肉に加工している。その法案の反対派議員の旗振り役が、事故死を装って殺害され、法案賛成派のトップの議員が疑われるも、アリバイが成立している。結構色々なトリックがあり、クローンの反抗や反撃もあり、グロテスク描写もあり、結末もなかなか見事で面白かった。他の人に勧めたりはしないが・・・
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新型ウィルスの蔓延により、肉食を絶たれた日本。その対抗策として生み出されたのは、なんと食用クローン人間。だけどさすがに顔は食べづらいよね……たしかに(笑)。
とまあなんともトンデモな設定で、いったいどういう話なのかと思ったけれど。ミステリとしては(いい意味で)さほどトンデモじゃなく。むしろトンデモな設定に気を取られて、当たり前のことに気づけなかったな、という印象でした。しかしそれにしても、こんな施設が本当にできてしまわないことを願うばかりです。
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舞台は壮大で、明らかな作り物ではありますが、細かなところまで綿密に考えられて、ふむふむ、と納得できて、その架空の世界に入りやすいように構築されています。
しかし、この舞台、この装置、このネタをテーマにした時点で、ミステリー好き達は、ありとあらゆるパターン、トリックを考え始めます。
壮大な作り物のなかで迎えた結末は、そのミステリー好き達の想像を超えるものではなかったように思います。むしろ、一番多くの票を集めるであろう回答が、この物語のネタにも採用されたように思います。
あと、ジャンルは確かにミステリーですが、読む人を選ぶ作品です。悪臭が漂ってきそうな、気持ち悪い物語が嫌いな人にはオススメできません(^^;;
私は平気だったので、楽しめました(笑)
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人間のクローンを食用に飼育し、ビジネスにしている話。
タイトルを見て面白そうと思ったのだけど、テンポが悪いミステリーという印象。
実務的に人間の顔が食べづらいのか、哲学的に人間の顔が食べづらいのか、他のなんらかの理由があるのか、と色々期待しすぎたのかも。
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食糧危機打開のため、食用に人間のクローンを育成する近未来の日本が舞台のトンデモ設定。
目を背けたくなる描写もあったけど、ミステリー要素が濃く、なんとか読み進められた。
気になったことがはっきりわからず、正直消化不良気味なところもある。でも、結末が気になる、引き込まれる展開でした。
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やっぱり横溝正史ミステリ大賞の選考委員は正しかったのだろうか。神様のもう一つの顔の選評を読んだときはこちらの方が・・・と思ったがいざ読んでみると神様のもう一つの顔の方がやっぱりよかった。
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伏線の配置バランスが良い感じで、いつもは色々と読み流す僕でも考えながら読めた方だと思う。構成で仕掛けに感づけるけども謎の全貌が多量で頭が飽和してた。エピローグの爽快感は道尾の某作っぽくて好きだなぁ。面白かった。由島三紀夫は某メルカトルみたいに今後出る作品でまた会って見たい探偵役だ。