紙の本
夢を見続けること
2017/09/14 03:46
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
お告げに従って旅をする少年の姿が思い浮かんできました。物語がひとりの人間の人生を変えるところが感動的でした。
紙の本
不思議な感覚
2015/08/29 03:58
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投稿者:Chamikko - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段あまり物語は読まないけど、この本には出だしから引き付けられた。読み進めていく内に、先が気になってしょうがなかった。読み終えた後も、まだ物語の中にいるかのような錯覚に陥って、自分の前兆もすぐ間近に転がっているのではと今でも信じている。
紙の本
愛に理由はない
2015/05/16 17:06
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投稿者:或るアルケミスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーはシンプルな方で、登場人物も多くないので一気に読めた。スピリチャルな部分が本書の特徴の大きなもので、すべてを肯定できるわけではないが、見える部分が世界のすべてではないという意味は十分理解できる。感情や恐れや憧れは目には見えない。
しかし、存在しないか?と問われれば、存在すると答えることに躊躇いはしないし、それらが目に見えないからと言って単なる観念のように「無」ではなく、何らかの化学的な法則にすら関連するということはありうると思う。
なんにでも原因や理由となる答えを探すのが現代人の性であり、それが人間を進化させてきたのだが、本書のあとがき「答えのない質問たちについて」で著者が記しているように、答えがないからこそ人生を素晴らしいものにしてくれることもある。
旅立つ主人公サンチャゴとのしばしの別れを前にしてファティマが伝えた言葉は至言だ。p171
≪人は愛されるから愛されるのです。愛に理由は必要ありません≫
アルケミストからサンチャゴへの言葉。p179
≪たとえお前が心の言うことを聞かなかったふりをしても、それはお前の中にいつもいて、お前が人生や世界をどう考えているか、くりかえし言い続けるものだ≫
同p183
≪傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、お前の心に言ってやるがよい≫
同p215
≪わしはお前が知っていたことを呼び覚ましただけだ≫
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印象に残ったフレーズ…
何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれた
おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれる
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羊飼いの少年サンチャゴが、宝物を求めてエジプトまで旅する物語。
読み手によって受け取るメッセージが違いそう。
世界はいつも、メッセージを発している。迷ったり不安を感じた時に思い出したいです。
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読み終わってすぐもう一度読みたいと思った本はいつぶりかな。
旅に憧れて羊飼いになった少年が夢に導かれて宝探しに行く話。
心に素直に従うこと、自然、人、本から学ぶこと、
人間の成長と夢を叶えることについて、やさしい文体で語りかけてくれる。
原著はポルトガル語らしく、ポルトガル語でこれが読めたらなと思ってしまった笑
アフリカについて最初に読んだ本がこれで良かった。
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宗教論。夢を追い続けることが大事というのを何ページにも跨って同じことをくどくど書いている。何で世間の評価がこんなに高いのかよく分からない。
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本編の最後に筆者の対談が入っていて、それを読んでこの本がスピリチュアル系の作品だというのを知りました(笑)
何かの紹介記事で読んだときは、すっかり冒険ものだと思っていただけにびっくり(笑)
翻訳ものの場合は、日本語の表現が結構遠回しだったり、すっきりしない表現であってもそれで貫き通しているものが多いので、今回も特に気にせず読んでいましたが、言われてみると確かにスピリチュアルものっぽい。笑
それでもまあ、楽しめました。
一人の少年が「宝物」を探しに行き、その過程でいろいろな人に出会い、様々な体験を経ていく過程が書かれています。
話の内容は特に特別なことが書かれているわけではなく、スピリチュアル系が好きな人が良く口にするセリフが書かれていることが多いので、それに拒否反応を示す人はいるかもしれません。
ちなみに、個人的には本の内容云々ではなく、本の装丁がかわいくて好きです(笑)
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自己啓発本。特に目新しさはない。読みにくい文章。味わいがないのは翻訳だからか。原文で読めば違った感想が生まれるかも。
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私達の冒険のゴールは、
終の棲家となる家を手に入れること。
贅沢さえしなければ、老いても暮らせる程度の
財宝を蓄えること。
そうだったっかな?
でも、
実際今の旅の目的は実際そうなってる。
いいんだよね…
これで、
間違ってはいないはずだけどね…
アルケミストの著者は、
「じゃあ、今の旅の目的地をちょっと変更してみるかい?」
なんて、
まるで敏腕ツーリストの様に
ワクワクするような旅のパンフレットを提示してきた。
夢を見る事はあるでしょう?
へんてこな夢を、しかも何度も見たとしたら、
それは完全にお告げなんだよ。
悪いことは起こらない。
何しろ、神が(旅立ちなさい。)と促してる様なものなんだからね。
羊飼いである少年サンチャゴは、
今の生活を捨ててまでは旅立つ勇気を持たない私の代わりに、慣れた仕事をやめ、羊達も売り払い、旅に出る決意をした直後、速攻金を盗まれる。
(ほらね。いわんこっちゃない。)
こんな事が起こるだろうから、
嫌なのだ。
平穏は大事。
危険は回避。
でも、旅の資金を失った事から
サンチャゴの運命はぐるり、と回転を始めるのだ。
つまり、
決意をし、行動する事で様々な出来事が起こる。
そうそう。
神の(夢の)お告げでは、サンチャゴの求めるもの(お宝)は砂漠のピラミッドの側で眠っているという。
砂漠の民同士の争いが勃発している危険な地帯を抜けていかねばならない。
らくだ(乗り物)も無い、
金も無い、サンチャゴはどうするのか。
どうするもなにも、(旅立ちなさい)と、促した神がそれに関しては責任をとるように、
本当に何とかなるのだ。
作中、何度も出てくる言葉。
<何かを真剣に求めようとすれば、宇宙はすべて味方をしてくれる。>
かと言って、天から金が降ってくる様なファンタジーじゃない。
著者は、サンチャゴにあらん限りの努力をさせ、半ば強引に旅の続行をさせる。
(もう、いいんじゃないか…
旅はここらへんで止めても。お宝以上に愛する人も見つけたし、俺もうここがゴールでかまわないや。)
と、挫けそうなサンチャゴに著者が最後に出会わせた錬金術師…
彼の登場でサンチャゴの中に眠る不思議な魂が爆発する。
そういえば、
人が生きている。という事はそれだけでなんと神秘的な事なんだろう。
それを都合よく忘れ、
何事も無く、後は穏やかな老後を迎えられればそれでいい、なんてもったいない気がしてきた。
少年が旅の途中で出会う、様々な人とのエピソードの中にもメッセージ性の強い言葉がたくさん出てくる。
誰が読んだとしても、
必ずどこかで一端、目を閉じバーチャル砂漠の旅に出てしまうだろう。
そんな光り輝く物語だった。
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"前兆に耳を傾けよ"
この本の通奏低音はこの言葉ではないかと思います。
内容としては、ある少年が、様々な人との縁から成長の手がかりを手にして、旅を通して成長を成し遂げる話です。
自己啓発本として読むのと、小説として読むのとでは印象がだいぶ変わってくると思います。
個人的には、"中世的な世界観の中での冒険小説"として読むのが一番楽しめるのではないかなと思いました。
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星の王子様的部類だろうが、こちらの方が面白い。
もう一度読もうとは思えないけど。
古本屋で作者のサイン入りをゲットできるあたり、その裏付けとなるんじゃないだろうか。
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なんか、よくわからない感じがしました。
自分的には、
錬金術師>冒険的な人生=財宝
別立てで愛
のような気がする。
本では
財宝>愛>冒険的な人生
別立てで錬金術
なのかな?
財宝を探す過程で、より素晴らしいものを見いだした。
という話ではなく、財宝を見つけるという過程で価値ある全てが手に入り、でもやっぱり財宝大事。
少年よ夢を追えという話だったのかな?
それとも、大いなる声の前では全て等価ということ?
いまいちよくわかりませんでした。
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あちらこちらへ旅をしたいという願望から羊飼いになった少年は、前兆に導かれ世界を旅することになる。
文面に散りばめられた言葉の数々に、コエーリョの人生哲学を感じた。
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すっかり夢を諦めていたら星5だったかもしれませんが、まだまだ諦めていないのでそこまで感化されませんてした。
日本人の自然観には、この本で語られる大いなる魂という概念がもともと含まれているように感じます。
なのであまり目新しくは感じませんでしたが、サンチャゴのように人生を歩みたいものだと思わされました。