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昨今の選挙の投票率の低さから選挙や政治について考えてみたいと思いで本書を手に取りました。
最近話題になっている原発や待機児童やヘイトスピーチなどについてコミュニティで動いている方の活動状況や民主政治のあり方について昨年に行われた都知事選挙を通して書かれていました。
読んでみて、やはりコミュニティだけで変えていくことは非常に困難ということと選挙に投票することの大切さを改めて感じました。
特に18歳に下がる選挙権の問題に関しては模擬選挙が広がりを見せていることを知れて、非常に興味深い内容でした。
自分が当事者でない問題について深く考えることは非常に難しいことではありますが、やはり日本国内に住んでいる以上、規則などは自分の自治体や政府から成り立っていることは事実でその中で満足を得たり不満を感じたりすると思います。
自分の希望が100%叶うことはないですが、政策を吟味してより自分の理想に近い政党や候補者に一票を投じることや不満なことに対してアクションを起こすことが非常に大事なことであることを本書を読んで感じました。