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誰かが足りない(双葉文庫)

誰かが足りない みんなのレビュー

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みんなのレビュー33件

みんなの評価3.7

評価内訳

33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

食べいますか?

2016/06/27 16:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

丁寧なお料理を食べていく事は、生きて行く自分を作ってくれます。おろそかにしないで大切に食事をしたくなります。

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2015/07/16 13:15

投稿元:ブクログ

残念ながら私の気分では無かった。話の内容は心の中に沈んで行った。いつか、思い出す時が来るのかもしれない。

2016/06/02 15:58

投稿元:ブクログ

誰かが足りないとおもうということは、
待ってくれている人がいるということ。幸せなこと。

夏の夕暮れみたいな気持ちになった。

満たされているようなどこかせつないようなそんな気持ち

2015/03/02 22:39

投稿元:ブクログ

最初の方は、これは悲しみに浸っていたい人が読む話だと思って辟易した。でも、違った。悲しみと、希望の物語。

2016/06/17 22:19

投稿元:ブクログ

タイトルを見て本を読む前にはミステリー小説だと思っていましたが、読んでみたらまったく別物だったので
それだけでもインパクトはかなりありました。

感動する作品や心温まる作品などいうのは今まで何度となく経験はしましたが、
この作品では普段の何気ない生活の些細な事から
悩みや後悔などの人生でのスランプの事が
「ハライ」を通して次へのステップのきっかけになって
新たなる道を導いていて今までに無い心の温かさが感じられました。

特に認知症の症状の出始めた老婦人の物語では、
老婦人が認知症になり始めた症状は経験はしたことも
身の回りでも見たことがないのでどんな症状なのかは分からないですが、
記憶があちこち彷徨っている様子がとても臨場感があり、とても切なく悲しくもどかしい気持ちになりました。
こんな状況の中でも何十年も一緒にいた愛おしい人を想う気持ちが
痛いほど伝わりほろりとさせられてしまいました。

どんなに寂しくても、悲しくても、辛くても
それは絶望ではなく、失敗だということ。
そしてどんなに大きな失敗をしてもまたそこから這い上がれるという力があるということをそっと教えてくれました。
そして人は誰かがいないということで、様々な事を思い巡らし、希望へも夢へも持って力強く生きていけると思える作品でした。

宮下さんの作品はこの本が初めてですが、
他の作品も読んでみたいと思いました。

2014/11/09 16:27

投稿元:ブクログ

足りない何か、足りない誰かを抱えた登場人物たちが、あるレストランを通じて緩やかに繋がる。足りないことは決して悪いことではないと、流れるような文章で教えてくれる。

2015/02/18 20:41

投稿元:ブクログ

美味しいと評判の、レストラン「ハライ」
しかし、その店内や料理が具体的に語られることはないのだ。
10月31日の午後6時…その時、どんなドラマが起きるのか…興味深い。

2014/11/22 12:15

投稿元:ブクログ

辛かったり困ったりしてる人達が踏み出す一歩。
ページ数少ない短編連作だけど、丁寧な心理描写で読み応え十二分。

2016/07/22 09:02

投稿元:ブクログ

10月31日の18時にレストラン・ハライに予約を入れるまでの6組のお客の話。

予約をしないと食べれない=自分へのご褒美だったり、特別な人と大事な話をする場であったり。

6つの話の主人公は、就職の失敗、認知症、引きこもり、仕事に追われる女性係長、料理人を目指す青年、失敗の臭いを嗅ぎ分ける人と、ちょっと重たい話もあったり、変わった人が出てきたり。
読了した後は、それぞれがハライのテーブルでどんな風に食事するのか想像してしまった。

2016/05/15 21:54

投稿元:ブクログ

レストランが共通点。
でもそのレストランでのシーンはそうそう出てこない。
本屋大賞をとった人の本ということで借りた

2015/02/16 13:16

投稿元:ブクログ

美味しいと評判の小さなレストラン「ハライ」。
その店で10月31日の午後6時に予約を入れた6組の客。
彼らはそれぞれに「誰かが足りない」という思いを抱いていた。
それぞれが自分にとって足りないはずの誰かを思い、テーブルに着くまでの物語。

2015年2月16日読了。
タイトルから勝手にミステリーと想像していたのですが、全然違っていました。
でも、いい意味での裏切りというものに久々に出会った気分。
ひとつひとつの物語がちょっとずつ切なくて、でも、なぜか温かい、という不思議な作品です。

2014/10/30 09:17

投稿元:ブクログ

ちょっと想像と違っていたけど、まーよかった。一歩ずつ前に進んでいく人達の物語。「ハライ」というレストランが背景にあるのだけど、その割には作品の全体のトーンは私に暗く光の差し込んだ先に「ハライ」があるという感じでほんわかした明るい話ではなく、灯がそっと灯るような話だった。

2015/11/01 20:51

投稿元:ブクログ

”何か”がではなく”誰か”が足りないというのがミソ。なんだか気がふさいでいて、久しぶりに休日に連れ立って外出。久しぶりに使ったバッグの中に入っていて、買ったことを思い出した。

人は何度も絶望するのだ、私のように…とどっぷりネガティブなモードになりながらページをめくった。どうしてよりによってこの本を読み始めてしまったのだろうと思いながらも、この本を閉じることはできなかった。でも、途中でやめなくてよかった。息をすることを忘れていたところを、息をそっと吹き返させてもらったような気持ちになった。

そう、人は生きていく限り、何度も何度も失敗もするし、後悔もするし、絶望したような気にもなるのだ。大げさに言うと、それでも生きていく。生きていていい。そっと手を差し伸べてもらったような気がした。やっぱり宮下さんの世界だ。宮下さんの圧倒的な生きていることへの肯定から生まれた物語。

「ハライ」という小さなレストランが鍵を握るのに、
そこでどんな人が腕をふるっているのか、どんな人が働いているのかは直接的には語られない。それでも、交錯する人々の懐かしい思い出となって登場する。懐かしく温かな記憶を提供する。なんてすごいレストランだろうと思った。

2015/02/16 21:27

投稿元:ブクログ

おいしいと評判のレストラン「ハライ」に同じ日時で予約を入れた客の物語。
各々が何かを喪失した状況ながらも、素敵なお店で美味しい料理を誰かと食べるという、明るく新しい明日を迎えるための決断が読む者に爽やかな温もりを与えてくれる。
カープファンの私には、「予約2」のドラフトのくだりが気になる。2010年ドラフトなら福井優也かな。

2016/01/24 23:31

投稿元:ブクログ

読み終えた今、日曜の夜ながら心がぽかぽか温かくなりました。

"誰かが足りない"
心の拠り所のないような、淡い喪失感のような、この感覚。
普段から意識しているわけではないのに、言われてみれば既視感を覚える、この「足りない」という感じ。
1つ1つのエピソードを通して、ここにはいない誰かに思いを寄せました。

静かで淡々としたこの物語、章を追うごとに音楽が聴こえ、色や温度を感じるようになってきます。
この、物語が動き出すような感覚が絶妙で、おまけに美味しくて特別ながらも、ぽつん、と所在なく佇んでいるようだった「ハライ」が、最後はとても温かく居心地のいい場所となっているのが印象的でした。

「誰かが足りない」という、すこし淋しさを感じさせるようなこの言葉が、いくつものエピソードを下地に、最後のページで一転してこんなにも温かい意味を持つだなんて。何度も繰り返し読んじゃいました。最後のページ、だいすき。予約6のお話も。

それから「抽斗(ひきだし)」とか、「薬缶(やかん)」とか、あまり漢字で見ることのない言葉をあえて漢字で書いていたように、1つ1つの言葉が丁寧に選ばれていたのも心地よかったです。

マイナスを、マイナスと思われるものをプラスに持っていく力、というのはこんなにも心を温かくしてくれるものなんですね。

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