紙の本
異種族間の交流が素晴らしいです。
2017/06/27 22:59
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投稿者:ガディアム - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ視聴後に、購入しました。
戦闘描写主体ではなく、むしろ戦闘に送り出す者の苦悩を主体に描いているという、ファンタジー小説では比較的マイナーな設定です。
トロールの美女ナイグラートの「食べたい」発言に対する周囲の妖精や獣人の反応、変温動物の爬虫族に対する「なぜ熱いお茶を飲むのだ?」というツッコミ等、多種族が暮らしている世界観が見事に描かれています。
物語の大筋としては、人間が滅亡した世界に取り残されたまま死んで家族の元に逝くことを望んでいる主人公ヴィレムの苦しみが、丁寧に描かれています。
おそらく、ヴィレムにとっては自分の治療費の返済だけが生き続けなければならない理由であり、借金の返済が終われば死んでしまいかねない状況だったのでしょう。
そのヴィレムが、今後どう変わっていくか、果たしてそれが幸福なのかどうか、2巻以降が楽しみです。
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滅び行く世界の中でどう生きるのか?
2015/12/29 09:15
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投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
星神との闘いの後に眠りについた準勇者が目覚めたのは人類が滅びた後の世界。そこで彼は使い捨て兵器な少女妖精達とスローライフを送ることに。
過ぎ去りし思い出に報われぬ郷愁を抱きながら、滅び行く世界の中でのちっぽけな、だけど大切な日常を送る主人公の目を通して、救われたいと願いながらも、それを素直に表現することができない少女達の姿を描いています。
割と救いのない世界観の上、最後に爆弾まで落としてくれましたが、次巻、どう展開するんでしょうね?非常に続きが気になるヒキです。
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タイトル長い
2015/10/15 18:39
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投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のライトノベルでよくあるタイトルが長い本でしたが内容はファンタジーで人類は主人公を除いて滅亡しており他の種族が地上を離れ空中で滅亡待ったなしの生活をしている物語になっていました。俺tueeeではなくそもそも主人公は戦えなく葛藤している感じでした。
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ふざけたタイトルとは裏腹なシリアスなファンタジー。いいところで1巻が終わるため続きが非常に気になる。これは2巻も続けて出すべき。気になって仕方がない。
バターケーキはそんなに美味しいものなのだろうか。
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全体的にシリアスで面白かったけど、この巻だけだと中途半端な感じ
でも次が気になるからとりあえず次もよんでみよー
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いくらなんでもタイトル長すぎんだろと思ったけど、そうか、LINEのアカウント乗っ取り文面が元ネタか。
確かにある種、終末ではあるけど、1巻ではまだいまいちタイトルが響いてこないな。これからに期待。
キャラ的には、うーんそうだな…アイセアがわりと好きかな。
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伝説の剣とか、種族とか、王道なファンタジー。
世界観がしっかりしていてガッカリする場面は無かった。
時々出てくるセリフの中に考えさせられるものが多々あり、とても感心した。
読んでよかった。
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評価の高いものを探していて出会ったのがこのラノ2016でも注目されてたコレ。
最近流行りの長いタイトルから何となく敬遠してたけど、まじめなファンタジーで好感が持てます。
この切なくて儚げな雰囲気はなぜか『雨の日のアイリス』を思い出した。そっち系の話が好きならきっと心に響くものがあるんじゃないかと。
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いま流行りの寿限無っぽいラノベタイトル。
内容は思ったより硬派。
あとがきでもあったように、この一巻で誰かが救われることはないのでコレは序章という扱いで次巻から本格的にストーリーが動くのかな?
世界の「終末」を一度むかえた主人公。
そして、自らの「終末」をむかえるはずだった少女たち。
彼らが、これからどのような道筋を辿っていくのか気になるので、つづきも読む。
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可もなく、不可もなく。ノンフィクションぽいスタンスでこのストーリー展開であればまだ意外性もあったかもしれないが、おもいっきりファンタジーだし。4巻まで読めばもっと大きい山が来るのだろうか。
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人類が滅びた500年後,耳は尻尾を持つ種族が空の上の島で暮らす世界に最後の人間として復活した元準勇者のヴィレムは,武器管理倉庫の管理人として就職する。そこで管理されている武器とは少女の姿をした妖精兵だった。
ことに大きな事件が起こるともなく,かといって日常系でもなく,終末らしいかというとそうかもしれないけれど,今ひとつ登場人物達は普通である。でもつまらないわけではなくて,最後までするすると読んでしまった。
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2017年春アニメの1話を観て原作本を購入。早々に読了。アニメのシナリオライターが生業の方らしくアニメのシリーズ構成と脚本も担当されていて原作本とアニメの演出が順番変えたり台詞を変えたり無くしたりしてる。
アニメ1話が気に入ってまとめ買いしたのだけどバリアントがあってアニメ観ても楽しめる。
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前から気になってた小説ではあるものの、買うのが遅くなったせいでアニメ版を先に見てから読む形になったんですが、
ヴィレムって18なのかよ!
20代だと思ってた。
まあ戦時の18歳だから妙に達観してる事もあるだろうけど。
それにしても、養育院のアルマリア、本来の保護責任者がいい加減だからって、自分とさほど歳の変らない男に"お父さん"というあだ名を付けるセンスは…
アルマリアが付けたわけじゃなくてもっと小さい子が付けたのかな?
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1〜5巻まで読了。
最初は美少女ハーレムものかと思って期待していなかったけれど、読み終えてみるとかなり硬派なファンタジー。タイトルでかなり損してる気がしますが…(›´ω`‹ )
4巻、5巻であの設定がこうで、コレがこうでー!?って、最初から読み返したくなる本。
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失礼ながらタイトルが長い作品は、なんとなく地雷臭を感じて読まないことが多かったのですが、この作品のアニメを見て良い意味でビックリしました。
めちゃくちゃシリアスで哀しい作品やん、これ……。ラノベやWEB小説特有のノリ満載の作品なら、すぐに切る気満々だったのですが(苦笑)
物語の舞台となるのは、突然現れた「獣」によって地上が蹂躙され、人類が絶滅した世界。獣人や妖精族といった人類以外の種族は地上を捨て、浮遊大陸で暮らしています。しかし、そんな浮遊大陸にも獣の脅威は健在で……。
そんな中で人類の唯一の生き残りヴィレムは、友人の小鬼族から、ある兵器の管理人の仕事の斡旋されます。しかし、兵器があるはずの倉庫にいたのは幼女や少女たちばかり。そしてヴィレムは、その少女たち自身が兵器として扱われていることを知ります。
少女たちの特徴として挙げられるのは、自分の危険についての感覚が鈍いところ。少女たちは大けがをしても、痛がるよりボール遊びを優先します。それは少女たちの種族の特徴でもあるのですが、それも少女たちの兵器の側面を表しているかもしれません。
そんな中で管理人になる前に偶然ヴィレムと出会った少女クトリ。ヴィレムが気になる一方で、彼女自身の出撃の日時は迫ってきます。そしてそれは、諦めていたはずの命に対する未練が蘇ってくることでもあり……。
一巻のハイライトは、クトリ自身が兵器としての自分から、年頃の少女の感性を戻していくところでしょうか。しかしクトリ自身の境遇を考えると、それはある意味残酷なことでもあります。
アニメで話の流れは分かっていても、改めて切なくなる作品です。次巻の話の流れも分かってはいるのですが、また心がぎゅっとつかまれてしまうんだろうなと思います。