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数独への数学からのアプローチ。面白い話が多々あった。
また多数の数独の問題も載っている。
数独を解くプログラムを作ることには興味があり,実際に作ったのだが,自分で解くことには興味がないので,問題には興味はないのだが,数学の話は面白かった。
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数独を数学的に探求した本.数独の解き方というより,数独を題材にいろいろな数学的な問題を解説する本になっている.
群論を使った盤面の数え上げやグラフの彩色,方程式系による数独の表現などが取り上げられている.ラテン方陣や四色問題といった周辺の問題にも言及があって面白い.
数独の難問や変形もたくさん取り上げられていて,ときながら読むともっと楽しめるだろう.
本は縦書きで文中に数式が出てくるところは組版ミスがあったりして読みにくいところがある.専門用語には標準的な訳語を使ってないところもあるが,内容を理解する上での支障はあまりない.
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数独を数学的にみると,合同式・数え上げ・群論・グラフ理論・多項式などといった問題が浮かび上がってくる。数学が分からなくても,97あるパズルを解くだけでも十分価値のある内容。ただし翻訳があまりにも残念な出来。