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図書館より。
いや~、何て言うかキラキラしてる。
心が洗われる思いです。
大崎先生の作品を通じて伝わる本に対する姿勢が、凄く素敵です。
読んで良かった。
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2015#3#3
本が好きな中学生ののかはある日学校で未発売の本を発見する。図書委員の秀臣と誰の本なのか探すことになるー。
ある本の些細なことがきっかけで、仲良くなったり、意見を正面からぶつけたりすることっていーなー。大人になっていくと同時に友達をつくる機会がぐんと減る。だからこそ、人の出逢い、ものとの出逢い、本との出逢いを大切にしていきたい。
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売り出し前の文庫が校舎内に忘れていたら...。持ち主さがしからなんとなく展開がわかりましたが、そこから、野乃花や秀臣たちが、本が好きだからこそ、一生懸命に動き始める様子は読んでいてよかったです。こんな風に子どもの頃から本に関われたらいいなと思わされる一冊でした。
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中学生向けのこども新聞に連載されていたためか、
児童書のコーナーに置いてる本屋さんもあります。
作品としては、表題作の「本のみつけ方」と、
続く書き下ろしとなる「未来のみつけ方」の、
連作短篇2編の編成でして、
作品中で、本屋さんの店員さんの言葉を借りて、
本選びは「中学生くらいが一番むずかしい」と、
語ってはおりましたが…、
その中学生向けとなる、本作品のお話の構成は、
お話の展開に凹凸のある「起承転結」ではなく、
二次関数曲線のよぅに徐々に盛り上がっていく、
シンプルな「序破急」構成となっている一方で、
お話の内容は、決して子供っぽくはなく、
興味をそそりながら、次頁へといざなっており、
中学生の好奇心と飽きっぽさに巧く取り入った、
大崎さんらしさがよく出た佳作だと思います…。
(評価は、一般書からすると、少し甘めです。)
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中学2年の野々香は、本が大好き。
ある日、大好きな作家の未発売の本が学校に置き忘れられていた。何故、誰にも手に入れられないはずの本が存在するのか?
クラスの図書委員・高峯秀臣(読書家だけど、うるさくて苦手な男子)とともに、その本の謎を解くうちにに、 浩一と出会う。なんと彼は、野々香たちの敬愛する作家の甥だということが判明した。
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+++
大好きな作家の最新刊。発売を楽しみにしていたある日、中学二年生の野々香は、学校の手洗い場の角で忘れ物の本をみつける。好奇心から書店のカバーを外してみると、それは、まだ発売されていないはずの最新刊だった!野々香と、クラスの図書委員・高峯秀臣は、本の持ち主の正体と、どうやって手に入れたかを探り始める―。大切な本との出会いをめぐって巻き起こる、賑やかでやさしい物語。
+++
中学生たちが主役の物語である。小学校との交流とか、中学生ならではのこともたくさんあるが、要は本好きさんが主役ということで、同級生の叔父の新人作家や書店員さん、元ラジオアナウンサーの読み聞かせ名人、みんなの本好き加減が溢れ出ていて微笑ましい。本に関する謎解きと、野々香と秀臣の可愛い言い合いがアクセントになっていて、気軽に愉しめる一冊である。
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娘から拝借して読みました。
中学生向けの本ですが、本との関わり方が私の中学生の頃とは違うんだなぁ、と感じました。
読みきかせは、小さい頃に母親にしてもらったくらいしか記憶にないし、ビブリオバトルなんていうゲームも知らなかった。
そんな今時の読書事情の話などが盛り込まれていて面白かった。
ただ、やはり子供向けなので、マジメなキチンとしたお話で、大人世代には面白味に欠けるかも。
子供にはとても良い本だと思います、娘も喜んで読んでいました。
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軽く読める中編2編。
本好きの中学2年生が、本にまつわるいろいろなことに、ちょっとした謎解きとともに出会う。図書室、本屋さん、作家、読み聞かせ等本好きには楽しい言葉がいっぱい。
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面白い本の紹介かと思っていたら、全然内容は違いました。あっさり読める、子ども向けの、本を巡るお話です。
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さすがに物語の名手、十代向けの好書だが大人が呼んでも読み応えがある。
読書好きな自分の過去を甦らせてくれる。
今時の中学生は、余り読書の習慣が無いように聞いているが、この本を手に取ってくれるとよい方向に向かうような思いがする。ひいては作家の願いが込められているので、本との出会いの大切さを見いだせる心温まる一冊だ。
謎解きを絡めながら作家の得意なエリアでの物語展開は、安心して身を任せて読了。毎度ながらの感動を覚えた!
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大崎梢さんの小説なので、手にとってみましたが、
これは子ども(中学生)向けでした。
大人の私が読むには、ちょっとつらかったですが、
さらっと読み終えました。
高校生の娘にとっても、幼稚になってしまうかな。
もうすこし早くでていれば、勧めたかも。
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「どうして発売前の新刊が落し物としてあるのか」「なぜ叔父さんが、ゆめみ書店へ行かなくなってしまったのか」などなど、ミステリー具合が本好きの中学生にぴったりのほのぼの系で良い塩梅で好感が持てました。謎解きばかりではなく、作家・書店員・読み聞かせの人・小学生など他者との繋がり、また本の魅力に拠り近づいていく成長も書かれてあり大変素敵な児童書だと思います。(安直に中学生同士の恋愛に転がって行かなかったのも、焦点が絞れていて自分的にポイント高し)
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中学生向け?軽いタッチでサクサクッと読み終えた。
本に関連したちょっとした謎解きもあり、自分の中学の頃はどうだったかなーと思い出しながら読んだ。
主人公と同級生の言い合い・張り合いも微笑ましく、肩肘張らず読める内容でした。
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(15-9) 素敵な本だった・・・、だけどこんなことをやらせてくれる中学校や小学校などは無いだろうなあ。「こういう理解ある校長先生がいてくれたら」という大崎さんの願望!を感じた。
分かるなあと思ったのは、知り合いなんだけどそれほど親しい友人ってほどじゃない間柄で、共通の趣味「本」に関して話していたとき、相手に合わせてちょっと見栄を張ってしまったこと。好きな本って、心のとても柔らかい部分に収まっているだけに、大切にしたいけど誰にでもそのことを言えるわけじゃないんだよね。
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ぽつんと忘れ置かれた本のカバーをめくってみたら
まだ発売されていない本が入っていた。
一体誰がどうやって手に入れたのか。
仲が悪い男の子と一緒になって、持ち主を探して行く。
そしてその間に友情は…芽生えませんw
知人以上友人未満?
話は2つに分かれていて、最初は本の入手方法。
次が読み聞かせについて。
2つ目の方が、青春ものっぽい感じがします。
最初のは、人様の間を取り持った状態。
とはいえ、やってる事はすごいですが。
女の子の主人公視点で語られているためか
相手の男の子に対して、ちょっと…と思ってしまう所が
多数あります。
特に先生から借りた物に対して。
相手の気持ちを慮ってない時点で
将来の夢が危険です。