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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
手作りで燻製が作れるようになって、イベント感覚で作るのが楽しかったです。燻製もすごくおいしく作れました。
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難易度が★1~3で、また下ごしらえと燻製の時間もそれぞれ記載されているので、初心者にも便利。燻製の対象に水分が残っていると、燻製後酸味が出るので注意、というところが参考になった。
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「燻製道士」の名で人気ブログを公開し、『男の手作り燻製』が書籍化された著者の新作本。
晩酌のおともにぴったり!じゃがマヨの燻製、ハイボールにおあつらえ向き「やげんなんこつ」の燻製、数の子やいくらなどお節の代表選手も燻製おつまみに…と、自家製燻製と酒のマリアージュを楽しむ著者ならではのレシピに加え、料理研究家たちとのコラボレシピも紹介。マシュマロの燻製、ラスクの燻製などスイーツレシピまで!
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僕はリア充が嫌いだ。自分がそうかどうかに関わらず。
アウトドアと言われる遊びが好きだけど、一人で行くのに限る。
命の洗濯、なんて古式ゆかしい言葉だけれど、まさにそれ。
仮に誰かと行くにしても、一緒に命の洗濯が出来る知己だけ。
そんな人は多くないから、一人にさせてほしい。
「燻製」は、そういう僕にとって真逆のアイテムだった。
キャンプだバーベキューだというと登場してくるスモーカー。モクモクと作られる燻製。そしてヒーロー(?)。乙、乙乙リア充乙。そういう時は酒を飲んでわからなくなるに限る。
と、長い前振りでしたが。
最近、自宅でひっそり燻製を楽しんでいます。家族がいるときにやると臭いと苦情が出るから、一人の時にゲリラ的に行う。もちろん残留臭でバれる。よい燻製のやり方はないものか、とググると、著者の本ばかりが出てくる。じゃあ読んでみるか、というわけ。
ところが、燻製のやり方類は、8ページだけ。あとはみんなレシピなのだ。そりゃあうまそうだよ、鰤の燻製とか、見たことも食べたこともないし。あん肝、明太子、蒸しホヤ、畳鰯、からすみ…
気づいた人もいると思うが、燻製にしなくてもうまいものばかり、ではある。
燻製の醍醐味はあの山火事のような香りをうまく使うことであり、動物は恐れるであろうその香りを、火を征服したといわんばかりに味わうもの、かなあ、と勝手に思っている。
けれど、もともとの食材の旨さにはかなわない、だって燻製ってやっぱり偶然だと思うので。偶然を毎回再現できる人間の素晴らしさと、食材の旨さの狭間で酔いどれる今日このごろである。
ええと、何がいいたいかというと、そういう燻製の能書きはこの本では得られない、ということ。すでに能書きの段階を通りすぎているなら、ヒントはたくさんある。いやヒントじゃなくて答えだな、こりゃ。
というわけで、燻製のもつグラデーションが得られない。なんだかデジタル的だ。読者が答えをストレートに求めすぎているのだなあ、と思った…。