紙の本
入門書の前の入門書
2022/07/26 08:31
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投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラテン語を勉強してみようか、という以前のラテン語ってどんな言葉なのか、を知る本
本格的に学ぶ気を持った人にとって入門以前の本書が役立つかは疑問だけど
西洋の宗教声楽曲や古代美術と関わる以上、知っていると役に立つのかな、
という程度の意識レベルな自分には興味深い内容だった。
ただ、表とか文法用語を使った方が理解しやすければ載せて欲しいし、
この先、学びたい人向けへの橋渡しが参考文献だけでなく、
何かもう少しあると親切なのでは。
電子書籍
初めの1冊として
2019/08/17 11:11
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投稿者:たくあん - この投稿者のレビュー一覧を見る
全くの初心者から、ラテン語学習のはじめの1冊としてこの本を選びました。まず、導入部分でモチベーションが上がる上がる。「なぜ、"v"なのに"ヴィ"にならないの?」という疑問がパッと解消しました。入門として、ややこしくなるところは断りの上でスパッと切り落としているのにも好感をもちました。
電子書籍ではCDがついていないのが惜しいですが、ラテン語で会話することはないから、と自分を納得させました。
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ラテン語を知らない人がとりあえず読み始めるために書かれた本。
所謂参考書的なものではなく、とっかかりとして書かれている。
とはいえ、最低中学レベル(大学受験レベルあったほうがよい)の英文法が頭に入っていないと厳しく、中身もそれなりに濃いため本書の理解には結構なハードルがある。
参考書的体裁をとっていないため、重要な箇所をまとめられておらず、自分で判断することが必要。またこれもお手軽ではない。
コラムの面白さが救いだろうか。
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小倉博行『ラテン語のしくみ《新版》』白水社,2014年
このシリーズ、「あんまり詳しくないのかな」と思って敬遠していたが、読んでみたら、面白かった。第一部は文字と発音、第二部は文法で「区別」「人と時間」「てにをは」「数」「実際」になっている。ラテン語の教科書は有田潤・山下太郎と、Familia Romanaをもっているが、-ne(か?)とか、-que(〜と)や、ほかの参考書ではけっこう後になってでてくる代名詞(meus,mea,hic)などが前の方にできて、分かりやすかった。前置詞(ex)もわかりやすいです。とにかく、細かい所をそぎ落として、文法用語を使わずに、「柱を教える」という方針で、入門にも復習にもいいと思う。最後にはグレゴリオ聖歌とか、古代ローマのレシピとか、ちょっと長い文も読めます。「不定詞」というのはぼくも「誰がの部分が定まっていない形」だと思っていたが、そう書いてあって、やっぱりそうだと思った。Marcum grammaticam doceo.(私はマールクスに文法を教える)のdoceo(教える)は、二つの目的語を両方対格(〜を)にするとか、けっこう面白いこともかいてある。巻末にはパソコンでの入力方法や参考書も書いてあります。できれば、索引もつけてほしいなと思う。
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植物の学名(ラテン語)を覚えたい。
ラテン語のしくみがわかれば 覚えやすいかも!
この本は、発音を重視して易しく解説。
DLした音源を聞いて、ラテン語がどんな言葉か、親しみがわきます。
本書をすべて学ぶ予定はなかったので、途中で読むのはおしまい。
『学名のラテン語に親しむには』 〜 Myブログ「あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート」
URLはこちら ⇒ https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1821.html
ラテン語の音声を聞きたい なら You Tube です。
・ URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=o_PvhIMs0xQ&list=PLlBlltNtETtTNaL9NMuMCu26wAKwFR9Bc 『子供のためのラテン語レッスン』 :
・ URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=8sY8ykRXAZs 『Numbers in Latin』 :
・ URLはこちら https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E 『You Tube検索 ラテン語』 :
今の世界をラテン語で!
・ URLはこちら http://whitebear0930.net/archives/9478 『フィンランド国営放送(yle)でラテン語の放送を聞いてみる』 : (4月 11, 2015)
ラテン語が使われるのは、カトリック教会
・ URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=EdCBDftNEiM 『2013/03/19 新ローマ法王、フランシスコ(Francis)の就任式』 : You Tube
・ URLはこちら https://www.youtube.com/watch?list=PLbvpDfYWcAzWwck-67fF5LOshQjgndPq8&v=pc9g9dCZ_sc 『Gaudiosa Mysteria with subtitles (Latin Joyful) 』 : YouTube の「ロザリオの祈り」(ラテン語)の動画と音声
・ URLはこちら http://pius.xii.jp/catholic_latin.htm 『教会ラテン語 - 知的生活の模倣』 :
教会音楽(ミサ曲など)は、世界中のコンサートで今も歌われています。
ただし、曲では本来の単語の 強弱や高低などのアクセントはわかりませんけど。
・ URLはこちら https://www.youtube.com/watch?v=Ifl6ptt4QhU&list=PLbI19ZQcgMImO8l956CScaADF0IO8Pd7b 『カトリックのラテン語聖歌・グレゴリオ聖歌』 : You Tube
2015/11/09 予約 11/19 借りる。11/22 読み始める。2016/02/08 全部は読まず中止。
ラテン語のしくみ (言葉のしくみ)
内容 :
「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい! 文字と発音、書き方と語、文、区別、「てにをは」、数など、ラテン語のしくみをわかりやすく紹介。
Webサイトから音源を無料でダウンロードできます。
著者 : 小倉 博行
早稲田大学大学院博士課程修了。同大学講師。ラテン語学・フランス語学専攻。
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ラテン語がどういう言葉なのかを知る初めの一歩にちょうど良かった。
受け継がれてきた言葉に敬意を表し、発音のしくみをきちんと学ぶべきというコラムに、これまで語学本の発音の頁を読み流してきた姿勢を正された。