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【悪を討つ化猫たちの物語、いよいよ開幕!】時は幕末。江戸本所深川に化猫の〈まる〉は住んでいた。仕事人稼業からは足をあらい、のんびり暮らすはずだったが……。新シリーズ!
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一言で言ってしまえば、必殺仕事人化け猫バージョン。以上(笑)。
ストーリー展開はなんだかわかりやすいし、お約束だらけですが。猫好きとしては外せないかも。化け猫たちが可愛くて、飼い主との絆が健気。いや、化け猫でもいいから飼いたいですこの子達。
かなり残酷でシビアな事件ながら、それでもどこかしら和んでしまう一冊です。シリーズなの? 続編楽しみ♪
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やっぱり猫ものには弱いです。
チビの活躍が涙を誘います。
後半は仕事人ってことで話が進んで、勢いがあってよかったかな。
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近年、猫ブーム。
幕末の殺伐とした世相の中で起こる殺人事件を、化け猫たちが解決。
陰惨な殺人を猫で癒すというか。
猫ブームならばこそ、の作品なのかも。
チビは化け猫とはいえ、飼い主お美代さんに愛情を感じ、彼女を救おうとしてともに殺されていく。
お美代の生き別れの姉、おりくを案ずる飼い化け猫のお銀。
この作品に出てくる化け猫たちは、意外と人間に愛着を感じているようだ。
ただ、化け猫とはいえ、猫が人に献身するかなあ、なんて思ってしまう。
まるは比較的猫らしくマイウェイタイプだけど、それでも仕置人稼業をしていたというし。
猫が人間っぽく活躍してしまうのが、私には少々受け容れがたいのかもしれない。
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ちょっと乱暴な設定?と思われがちの『化け猫の仕事人』という主人公。あとは、江戸末期の深川本町あたりの人情物。あっさり、人が死ぬのは今市のところだが、人気シリーズらしいので、ひとまずシリーズ5巻を読むことに。
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「化け猫仲間」
猫の勤めと放り込まれたのは。
確かにあのことわざ通り何かしら危害を加えられた事のある者からしたら、そんな相手が数匹も居るであろう敵地に送り込まれた瞬間生きた心地がしないだろうな。
「姉と妹」
突然訪れた普段の日々の崩れ。
彼女の選択はあの場では仕方の無い事だったのだと説明すれば分かって貰えるかもしれないが、残された彼女が平穏に暮らした確証が無い以上何とも言いづらいな。
「一膳飯屋」
銭の匂いには敏感な貧乏人。
やはり自分を置いて出て行った姉に対して本当の事は何一つ伝えて無い事がこれで分かったが、今度こそと未だに企む彼等に親の資格など無いだろう。
「岡っ引き」
真実よりも手柄が大切な者達。
この時代だと捜査出来る方法が少ないからこそ冤罪は多かったろうが、目撃者が居たわけでもなく持ち物が落ちていたから犯人というのは強引過ぎる気がするな。
「役人」
彼が自宅に戻らなかった訳は。
どう考えてもあの状況の彼を犯人とするには無理があるだろうし、普通に考えたら彼も巻き込まれた一般人にしか見えないのに逮捕だなんて滅茶苦茶だな。
「刑場」
騙されたと知った時には遅く。
姉であると勇気を出して伝え彼女があの場を去った本当の理由を伝えていたら、信じてくれるかは兎も角あの家に戻り彼等の言いなりになる事はなかったかもな。
「大川」
全てを失った女の行く宛は。
どこかで元気に生きていてくれればという願いすら届かず、殺人だという証拠が素人ですら一目見て分かるのに自死とされたら怒りしか湧かないだろうな。
「手ぬぐい売り」
大切に大切に育てられた末。
甘やかす事も度が過ぎてしまうと何も一人では出来ない無能の完成だが、それよりも一番怖い事は自分が何も出来ないことにすら気付かない世間知らずになる事なのだな。
「気まぐれ桜」
仲間の無念を晴らす為に。
悔しいと最期に口にした彼は自分の力不足によって彼女が殺されてしまう結果になり、護る事が出来なかったと悔やんで逝くなんて悲しすぎるな。
「人斬り」
欲望の捌け口に選んだのは。
彼女たち二匹の連携は決して悪い物では無かったが、あくまでも何人もの相手を殺してきている者の方が一歩上手だったのだろうな。
「付け足し」
人殺しをしないと誓った者が。
確実に明言していた者が加担すると驚いてしまい「何故」しか出てこないだろうが、自分の仲間の為に動く事を決めたなんてかっこいいよな。
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2021/3/2
可愛い表紙に騙された。
これでは私は痛快な気分にはなれませんよ。
失ったものに対してリターンが少なすぎる。
ここまで酷いことになる前に出張ってあげてよ。猫ちゃんたち。
悪者があっさり殺されただけでなにも救われませんよ。
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必殺仕事人オマージュだが、仕事するのは職業的にそれっぽい人間ではなく飼い猫、というか、化け猫なんだけども
おネエな同心が中村さんなのもご愛敬