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今度は「限界集落株式会社」で成功した止村から数キロ離れた幕悦町にある上元商店街の再生物語(^^)止村の時と同様、最後に一発逆転が用意されていて、スカッとした気持ちになれる♪こんなにトントン拍子に上手くいくなら、我が町もなんとかしてほしいなぁ~(^^;)うのばあさんと虎之助じいさんの活躍が最高(゜∇^d)!!
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都会のブラック企業から逃れた若者が田舎のコミュニティカフェで目的も持たないまま働きだす。昔ながらの商店街が大資本に乗っ取られるかもという騒動の中で自分の大切にしたいものがわかり、反対闘争にのめりこんでいく。限界集落の続編で、それから読んだほうがキーとなる人物の心情をより深まったとらえ方ができたと思う。
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都会の忙しない生活をしていると、田舎って良いなっておもう。
この本を読んでもそう思ったけれど、田舎には田舎の苦労があり、時々行くだけじゃ分からないことが多々あるのだろう。
けれど、この本の様に、田舎に住むことで得られる人間臭さというのはかけがえのないものだろう。本の様にうまくはいかないけれど、田舎に住むってどういうことなのか、少しはイメージ出来るのではないだろうか。
田舎を見直す良いキッカケになる本だと思う。
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なかなか面白いが、参考文献としている本の内容が透けて見える。よく勉強しているなあと感じるけれど、主人公のリアリティは若干うすまるかもしれない。独自の調査にもとづくともっと良いのだろうなあとは思う。ベストセラーになっているのだから、そのくらいの手間はかけてもいいかもしれない。また『限界集落・・・』以降の、この系列の作品はみないつも同じパターンの展開をたどる(起承転結型?)のも、もう少し工夫が欲しいところ。
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限界集落株式会社の続編です。
今回は商店街が舞台です。
どの商店街も同じでしょうが、やり方次第では、活性化するものなのでしょう。
少々ストーリー展開が強引なところもありますが、楽しめることは間違いなしです。
痛快な小説です。
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前作の「限界集落株式会社」の4年後を描いた続編。前作では、限界集落の再生がテーマだったが、今回の作品では、商店街の再生がテーマとなっている。今回も小説として楽しめるだけではなく、地域活性化へのヒントが豊富な内容となっている。ただ、疑問に思うことも少なくなかった。
本作では、「草の根資本主義」による商店街の再生と、再開発によるコンパクトシティ化を対比させ、後者を悪役として仕立て、勧善懲悪的にストーリーが進んでいく。「草の根資本主義」という考え方自体には共感するが、再開発によるコンパクトシティ化をあまりに悪しざまに描いているのはいかがなものかという気がした。本作のような再開発ならやらないほうがいいが、一概に再開発やコンパクトシティ化が悪いわけではないと思う。また、地域の実情によって既存の商店街を残すことが必ずしも最善でない場合も多いと思う。そのあたりのことが、本作を読むことでミスリーディングされるのではないかという懸念をもった。
また、ストーカーをしていた元不良の木崎が、お年寄りとちょっと交流しただけですぐ改心するなど、ご都合主義的な展開が目立つのもちょっと気になった。
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いろんな体験をしてきた、年長者の意見は大事ですね。
今の、スマホに夢中になって現実世界を見れていない若者たちに読んでほしい一冊ですね。
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有川さんの「三匹のおっさん」の読後感
を 思いました
これぞ エンタテイメト
そのまんま 物語に入り込んで
最後まで
気分を良くしてくれる
そんな 一冊でした
巻末の「参考文献」も
なかなか興味深いものがあります
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前作からのつながりを強く持たせてしまったことで、全体感がぼやけてしまい、それによって内容も薄いものになってしまっている。
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限界集落株式会社の4年後という設定。
今回は農村ではなく、商店街が舞台で、大きなショッピングモールを作るか作らないかの戦いでした。
最後まで読んだけれど、淡々と話が進み、ありがたいことに敵は自爆してくれて・・・
という感じで、盛り上がりに欠けるお話だと思った。
前回も今回も、東京での生活になじめなくて田舎に逃げてきた若者が登場して田舎で大活躍するのですが、イメージできなかった。
田舎で生活しているうちに、人柄が変わる、なんてことあるのかなぁ?と思ってしまいました。
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前回の記憶が薄くて登場人物の紐付けがちょっと大変でした。
説明してくれてもいいのに。。。
大まかには、モールvs商店街。
地域の活性化には大きな複合施設を誘致して起爆剤にする方法と
地域住民が一丸となって街を盛り上げるやり方がある。
都市部に住む側としては、モールよりも田舎暮らしに憧れるわけだし、
地方に住む側としては、便利な都市部に似た生活に憧れるわけだし。
無い物ねだりなんだけれど、
でも、なんでもぶっ壊して新しくすりゃいいってもんじゃないことを日本は実感したほうがいいと思った。
多岐川優は今回はサブキャラ扱いで、今回は健太が主人公。
この町のお年寄りは本当に楽しそうだなー。
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前作では過疎村落を復活させ、今回はシャッター商店街を活性化させます。主人公は黒子のように立ち回りますが、いい働きをしますね。
小説内でいろいろ語られるが、確かにショッピングモールのような世界共通のものはいらない。いるのはその町らしさである。ヨーロッパの街並み保存と日本の取り組みの違いにはがっかりさせられる。日本もその辺は意識したほうがいいともう。
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限界集落株式会社で止村の再興を果たした、その後の物語。
近くにショッピングモールが出来て、そちらは賑わいを見せるようになった。
しかし駅前商店街に賑わいは戻らない。そこへ駅前再開発の話が持ち上がった。賛成派が大勢を占める中で反対派はどう動くか。
ドキドキ、ハラハラは無く、最後はハッピーエンド。
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『限界集落株式会社』第2弾
前回が農業編なら、今回は商業編。
モラトリアムな若者…というか、「人間シャッター街」みたいな若者が、そんなに急にやる気を出すかどうかは疑問だが…
健太とつぐみを見守りつつ、はらはらしながらも面白く読み終えた。
農業編よりは少し街中が舞台になっている。
都市部でも、個人の商店街はシャッター通りと化しているので、やや身近な話ではあった。
個人商店はお年寄りの社交の場でもあるのだろうなとあらためて感じた。
この人の描くお年寄りは、元気で明るくて良い。
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はじめ違う話かと思い、そして優が登場しないからだんだん心配になったけど町はきちんと進化していくので人の力ってすごいなぁと思いました。