紙の本
シリーズその2
2014/12/16 23:32
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
異形の「蟲」をめぐっての異能力者たちの戦い――そのシリーズ二巻目です。
今作は全編に蟲が、それはたくさん出てきます。
その蟲たちを水雲たち一族が退治しながら、そして七生の能力とバグの関係を絡めながら
実に淡々とお話は進んでいくのです。
前作はとても面白く感じたのですが、この二巻目は水雲一族と、蟲についての講釈が大半で
読んでいてとても単調に感じてしまいました。
それから登場人物も多いので、かなりとりちらかってしまっているなぁという印象を受けました。
これはきっと水雲と七生のらぶ度が低めなのが原因なのかも?! たぶん……
そうだと思いたい。
某ショップでもらえるSSがあるのですが、こちらもちょっぴり糖度が低い気がするのです。
どうせならもっとがっつり絡んでほしい!
次回が最終巻らしいので、そこらへんを期待しつつ待ちたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
今回も面白かったです!あとがきでなかなか二人がくっつかない!とおっしゃってますが、それは最後でいいかな~っていうぐらい、このお話のラストがすごく気になりますよね。 バグと七生の関係が今回ラストに明かされましたが驚愕の真実でしたね。 しかもおばあちゃんのお話がなんかかなりリアルでその映像想像しただけで気絶しそうな感じでした。
投稿元:
レビューを見る
蟲を操るバグの正体が明らかになり、ますますスリリングな展開になっていました。
息もつかせない、とはこのこと。ほんとに夜光花センセのストーリーテラーぶりには感服です。前回でも思ったけど、気持ち悪さとエロさが表裏一体になっていて、ホラーのドキドキがいつの間にか萌えのドキドキに変換されてしまうんですよね。
また、いいところで次回へと続いています。
どうなっていくのか、早く続きが読みたいです!
七生のモズへの気持ちがどんどん軟化していってるので、恋愛的にも期待を持たせてくれます。
とは言え、とても重要なことをモズに告げずに一人で行動を起こしてしまうところなど見るとまだまだという気はしますが、それでも彼に対する信頼感はかなり大きくなっているのを感じました。
蟲との対峙が壮絶でした!!蟲が引き起こす数々の凄惨な事件に立ち向かう、七生とモズの身体を張った対決がものすごく迫力ありました。
蟲を操る相手の能力の方が勝っている気がするので、これからどう七生たちが戦っていくのか気になります。
エロ的にも蟲と同調した後、欲情してしまう七生からの濃厚な絡みシーンに萌えます。量的には少ないけどエロは安定品質。その後またもとのツンに戻ってしまうのもいいです。
モズはそんな七生を騎士のように守って助けて傅いて、ステキです。ものすごくストレートに求愛してるのに、全然答えてもらえない人w
どんなふうにしてモズの気持ちが七生に伝わることになるのか、楽しみです。
本編があんな感じなので、限定SSの甘いお風呂シーン、とてもよかったです。
投稿元:
レビューを見る
七生とバグの関係が明らかになる。バグの計画がどんなことになるのか恐ろしい・・・・・気持ち悪い・・・・・でもどうなるのか気になる。
モズとの関係もまだ足踏み状態、物語のラスト楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
バグの正体がついに明かされて、七生との関係なども分ってきました。
蠱な描写もどんどん増えてきて、より猟奇的な雰囲気に……。
私は蠱とかそういったのは苦手な方なのですが、それ以上に先が
気になって気になって、もうページを捲る手が止まりません。
面白いです。
ふたりのラブな展開は相変わらずお預け状態で、これは最早BLレーベル
から出た普通のサスペンスファンタジーだと思います(笑)
次回でラストだそうなので、その時にはぜひとも水雲の努力が
報われるといいなと思いながら読んでました。
とりあえず衝撃の事実から、一体どうやってこの風呂敷を畳むつもり
なのか、それがもう気になって続きが待ち遠しい!
薔薇シリーズの時も思ったのですが、夜光さんのシリーズものは、
やっぱり全巻揃えてから読む方がいい……もどかしい!