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店長がいっぱい

店長がいっぱい みんなのレビュー

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みんなのレビュー34件

みんなの評価3.7

評価内訳

34 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

設定は悪くないが、全体の一体感がもう少しほしい

2015/08/23 12:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「友々亭」という他人丼チェーンの各店舗の店長を軸とした短編集。各話にフランチャイズ営業部の女性が共通して登場することを除けば、特に繋がりはない。土台が同じチェーン店だから、そこはかとなく連作の趣きが漂っていないことはないが、もう少しひねりがほしいような気もする。例えば他の話に登場した人がちらっと出てきたり、話題になったりするような。それよりも、この作品の主眼は店長を務める人間の悲哀であったり憤りであったりするようだ。どちらかというとあまり楽しい状況でないことが多い。それでも話の最後には前向きにやっていこうとする店長が多いのはさすが山本幸久テイストといったところか。

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2014/12/06 20:35

投稿元:ブクログ

+++
夫を亡くしたばかりの真田あさぎは、小学生のひとり息子を育てるため、「友々丼」と名付けた“他人丼”の専門店「友々家」を開いた―。あれから30年余り。いまでは、百二十店舗を数えるまでになった。東京、神奈川、群馬…今日も、あちこちの「友々家」では、店長たちが、友々丼をせっせと提供している。それぞれの事情を抱え、生きるために「友々丼」をつくり続ける7人の店長と、共に働く人々のちょっぴり切ない七つの物語。
+++
「松を飾る」 「雪に舞う」 「背中に語る」 「一人ぼっちの二人」 「夢から醒めた夢」 「江ノ島が右手に」 「寄り添い、笑う」
+++

友々家の各地の店の店長がそれぞれの章の主役である。店ごとに客層もスタッフの質もさまざまで、店長になったいきさつもそれぞれである。各店の抱える悩みや、店長個人の屈託、スタッフとのかかわり方など、ひとつとして同じ例はなく興味深い。そして、店長たちの物語ではあるのだが、それを大きく包んだ形で、創業者の真田あさぎとその家族の物語でもあるのが、さらに味わい深い。やり手で美人の霧賀さんもしあわせになれそうな感じなのも、つい嬉しくなってしまう。友々家に行ってみたくなる一冊である。

2015/01/31 00:03

投稿元:ブクログ

他人丼を提供する外食チェーン「友々家」の様々な支店長の物語。店舗の売り上げは勿論だけど、バイト生との人間関係とか、悩み事が尽きないの共感しながら読みました。お莫迦な現社長と、その母である現会長の話が良かったです。

2015/04/29 17:40

投稿元:ブクログ

他人丼のチェーン店「友々家」の各支店の店長さん物語。

7人の店長さんと店のバイトたち、友々家の前社長と二代目社長、フランチャイズ事業部の女性社員たちの悲喜こもごもです。

いろんなドラマがあっておもしろく読めました。

2014/12/31 22:50

投稿元:ブクログ

外食チェーンフランチャイズの店長たちの物語。
どれも面白いが、どれももちょっと読みたくなる。
【図書館・初読・12/31読了】

2015/01/30 21:25

投稿元:ブクログ

どの店の話も心がほっこりしました。
こういうチェーン店の店長という仕事が厳しいことは知られていますが、それでもこの仕事を続けているこの登場人物たちは、どこかおっとりしているんだなと思いました。
みんな、この仕事をがむしゃらにするしかなかった状況でも、この仕事を天職と思っているわけではないけれど、この店長たちだからこそ、店が成り立っているような気がしてきて。
山本幸久ワールドでした!

2015/08/18 13:22

投稿元:ブクログ

日本人会の図書館で出会った一冊。
そのタイトルと装丁の感じに惹かれて読んでみました(笑)

「友々丼」と名付けた他人丼のチェーン店で働く店長たち。
店それぞれに抱える問題や大変さがある。
その店を切り盛りする店長の大変さと言ったら…

2015/06/11 16:58

投稿元:ブクログ

久しぶりに山本幸久さんのお仕事小説。
二代目社長に振り回されたり、バイトは生意気だったり、でも山本さんらしく前向きな気持ちにさせてくれる短編集。
最近はワンオペとかバイトテロとかいろいろと問題になることが多い外食チェーンだけど、店長さん一人ひとりにも物語があるんだろうなぁ、とふと思った。

2015/10/31 10:54

投稿元:ブクログ

【収録作品】松を飾る/雪に舞う/背中に語る/一人ぼっちの二人/夢から醒めた夢/江ノ島が右手に/寄り添い、笑う
*奮闘する店長たちの姿や、本社社員として店長たちが働きやすいように精力的に働く霧賀久仁子の毅然としたプロ意識に元気をもらえる。ブラックな労働環境はなんともなのだが。

2015/03/28 20:05

投稿元:ブクログ

豚丼チェーンの友々家の店長のエピソードを描く。
広告代理店でバリバリ働いていた男が実家の蕎麦屋を潰しの友々家の店長になる「松を飾る」
人にも自分にも厳しい自称ダンサーと対峙する「雪に舞う」
マイペースな爺さんのバイトを雇う「背中に語る」
夫と離婚して店長になった女性「一人ぼっちの二人」
社長の失敗を被って南の国の店長になった男が詐欺師のような日本人の男と知り合う「夢から醒めた夢」
役立たずの店長の御守りを任される「江ノ電を右手に」
創業者がストライキをした店長の代わりに店に立つ。失踪した夫の最後を南の島の店長から聞く「寄り添い、笑う」

2015/02/14 21:54

投稿元:ブクログ

 「友々家」という、どんぶり屋のチェーン店が舞台。札幌から八王子、海外まで各地の7つの店の店長の仕事ぶりと人間模様を描いたオシゴト小説短編集。
 リストラや離婚、左遷など、7人がフランチャイズの店長になった動機は後ろ向きなものが多いが、生きるために必死に働く店長の悩みと周囲の人々の姿を、いつもの軽妙かつしみじみしたタッチで描いている。
 家庭の事情や問題のあるバイトなど、どの話もいかにもありそうな悩みで、深く書こうと思えば書けてしまえるのだろうが、そこをさらりと読ませるのが山本流であり、安心して読める。

 作者の作品にはたまにおかしな社歌や即興歌が登場するが、友々家のCMソングの登場には、力の抜けたベタな歌詞作りが絶妙だと久しぶりに感じた。

2014/12/28 19:48

投稿元:ブクログ

近年の山本幸久作品の中では一番面白かった。
外食チェーンの店長の話で、実際は作中ほど前向きじゃなく辛いことばかりだろうけど楽しく読めた。主人公たちも一話を除けば応援したくなる人ばかりで非常に良かった。
特に好きなのは渋川での話。

2016/06/20 22:22

投稿元:ブクログ

職業に貴賎なし。
この言葉がなんとなく好きな私にとって、しっくりくる小説でした。
どんな仕事であっても、本人が「自分が選んだ」ことに自覚と誇りを持ち、働いている姿は凛々しく、かっこいいです。
(逆に、その思いがない人は自分の仕事を馬鹿にしたり、自慢したり、見かけで判断したり…そういうのがものっすごく苦手。)
それから、最後の短編の「なんか違う」、自分も仕事で感じたことがあるのでとても共感。友々亭でいうところの「丼を作るのに1分切る」ことが、個人の、いちばんの目標じゃないの?言われたことを思い出した。
それってあくまで手段でしょ?本当の目的はそれじゃなくない?という違和感を忘れられないまま、早2年(笑)
私は、その言葉は置いといて自分だけの仕事のやりがいと目標を見つけた。
…これもうレビューじゃないな。(笑)

2015/02/11 20:49

投稿元:ブクログ

友々家という他人丼のチェーン店で働く店長さんの7つのストーリー。ハートウォーミングなお仕事小説で、癒されました。

2014/12/09 20:14

投稿元:ブクログ

冒頭───
穴山浩輔は寸胴鍋から豚のバラ肉とたまねぎを甘辛く煮込んだものを、お玉で掬い取った。汁もいっしょにだ。それらをあらかじめコンロに載せてある小さな鍋へ移す。右手でお玉を寸胴鍋に戻し、左手でコンロのスイッチを入れた。家庭用のとそう大きさは変わらないが、火力は強い。
1,2,3,4,5.口の中で数える。そのあいだに寸胴鍋とは反対側のスペースにある蓋とお椀を手に取った。お椀の中には殻を割ってだしておいた卵が入っている。すでに箸でかき回した状態だ。
──────

豚肉と卵を使った他人丼ならぬ友々丼をチェーン展開する、友々家の店長たちや社長、会長などのエピソードを綴った連作短編集。
全体的にほのぼのとした物語だが、最後の二編、社長が店員経験をする話と創業者である社長の母親の会長が回顧する話はには、ちょっとほろっとさせられる。

山本幸久氏独特の軽く読めて心がほっこりするような作品です。

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