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日本と朝鮮半島の間にはいくつかの問題がある。
南とは竹島、慰安婦、北とは拉致。
この本には何故このような問題が起きたのか、なぜ反日になったのか、大変わかりやすく書かれている。
こういう問題に関しては徹底的に事実を追及することが大事だが、著者は多くの資料を基にして冷静な分析をしていると思う。ぜひ多くの日本人、そして朝鮮半島の方に読んでほしい(朝鮮半島の方には耳の痛い話も多いと思うが)。
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韓流ブームに乗るわけでもなく、嫌韓でもなく漠然と隣の国という以外勉強してきませんでした。
朝鮮半島の歴史と、周辺諸国との関わりがかなり中立に近い立ち位置から示されていると思われます。
好き嫌いは個人の勝手ですが、それでは世の中回っていきません。朝鮮半島にこだわらず地球の上でどのような役割を果たしていきたいかを考えて行く必要があるでしょう。輝こうと思って輝く人はいません。結果的に輝ければそれでよし。
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大活躍池上彰先生の本。強い主観をあえて外して語る語り口が彼らしい。読む人に判断させようとする余白がまたいい。
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日韓や北朝鮮とは、ボスニアのような残虐な殺し合いをしていないことから、日本と朝鮮半島はまだまだ理性がある。
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民俗性ってやつは異国からみるとおもしろいことばかり。日本の国民性も他国からみるとこうみえるのでしょう。
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凄いボリュームで歴史の重さを改めて感じました…。隣り合わせにありながらこんなにも別々の歴史があったなんて、本当に知らない事ばかりでした。(もちろんもっと多くの出来事があったのでしょうが)他の「そうだったのか!」シリーズも読んでみたいです。
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北朝鮮&韓国の現代史。
1945年8月15日から現代までのそれぞれの国の歴史を、まずは朝鮮人民共和国からはじまって、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国それぞれ交互に解説してくれています。
それぞれの建国神話にみられる優越感と劣等感、朝鮮戦争の経緯、それぞれの国に米ソ中日がどうかかわったのかを、丁寧におさえておくことで、現在の韓国・北朝鮮のわけのわからなさの理由が見えてきそうな気がします。
でも駆け足で読んだから、時間がたったらすぐに忘れそうだけど^^;
そういえば私が中学生ぐらいの頃、韓国ってやたら火炎瓶を投げているイメージがありました。そのころはちょうど全斗煥大統領の頃。そっか、そんな時代だったからかと納得しました。そのうち韓流ブームとかでやたら韓流映画見まくっていたらそんなの忘れてました。
そして韓流映画にハマっていたことも今の度重なる反日攻撃で忘れてましたけど・・・。
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朝鮮人の呂運亨という民族活動家の存在がいたことを本書で初めて知った。今につながる韓国の「反日」のルーツはどこからきているか建国にまつわる神話から学ぶ。とにかくこのシリーズに匹敵するわかりやすい歴史教科書はないと断言できる。他の中国史、朝鮮史にあたったがつまらなくてほとんど断念してきたが、これは面白かった。そして、現代にいたるまでの過程に朝鮮がどんな歴史を持っている国なのか、なぜそうなったのか、を理解するのに非常に役立った。池上さん最強だ。このシリーズは網羅したが、今後も出してほしい。
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朝鮮半島の2つの国を対比させて取り上げているため、第二次世界大戦以降の近代史が対象となっているが、今後は大戦前の日本が植民地化するに至った過程を掘り下げて欲しい。
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日本史のなかで朝鮮戦争以降ほとんど出てこない歴史がここに明らかになる!てかこれは秀作ですよ。今の日韓関係の冷え込みも歴史的にみればむべなるかな、という感じ。
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いやー、よく分かりました。韓国の大統領は民主化前も後もロクでもない人がなっているのだなとよく分かりました。いいたかないけど国民性なのでしょうか。
金大中くらいかな、マトモなのは…
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ニュースを見てなんとなくな感じで見ていた韓国、北朝鮮問題、
拉致や領土問題、マッカーサーライン、李承晩ライン、サンフランシスコ講和条約、日韓基本条約、日韓請求権並びに経済協力協定などなど勉強になりました。
問題はたくさんあっても、かつてのヨン様ブームや日韓サッカーワールドカップなど互いに歩み寄れることもきっとあるはずだし、アジア発信の面白いこといっぱいやれるはずです☆
金大中大統領って波乱万丈だよね、絶対映画化すべきだ。
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そうだったのか! 朝鮮半島 単行本 – 2014/11/26
嫌韓本ばかりが溢れる時代に貴重な本
2015年12月2日記述
池上彰氏によるそうだったのかシリーズ。
朝鮮半島の現代史の解説です。
韓国、北朝鮮になるとネット上でも嫌韓本と言われるものが幅をきかせる時代になっている。
そんな中、客観的な事実を元に解説してくれる本書は貴重。
もちろん、嫌韓本、ネトウヨ的なものとは逆にやたらに親韓という感じで中韓に甘々の評価ばかりの本、批評家も意外に多いものだ。
その意味でも北朝鮮、韓国の建国神話と言えるものを鋭く指摘し両国の問題点をしっかり解説する本書は良い。
全く知らないことばかりということはないだろう。
知らない章を精読する感じで読めば良い。
個人的に軍政時代に関しては知識があやふやだったので
勉強になった。
歴代大統領、李承晩、朴正煕、全斗煥、盧泰愚・・この辺はリアルには知らなかった為、勉強になる。
全斗煥、盧泰愚に対する遡及法(過去の罪を今までになかった法律で裁く)を適用したり、日本の植民地時代の協力者を戦後何十年たってから裁いたりしている段階でまともな法治国家でない。
法の支配が行き届いていないから、朴槿恵大統領のような1000年たっても日本を許さないだのいう台詞が出てくるのだと妙に納得した。
今の韓国がどんな歴史を持っているのか・・日本の教科書ではあまりに断片的過ぎる。
それを補うのに本書は良い。