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自転車の教科書 やまめの学校公式ガイドブック 身体の使い方編 みんなのレビュー
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電子書籍
電子書籍という手法に合わない点は残念
2015/09/15 18:31
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙の書籍を読み「常に電子媒体として保存しておきたい」との気持ちから電子書籍版も購入してみた。
このため今回は「この本が電子書籍としてどうか」という点が根本になっていることをご承知願いたい。
まず普通の書籍では見開きで見れたイラストがほぼ全て1ページ分となっている。このためやや読みにくい。スポーツ関連の書籍は電子書籍という手法に相性が良くないのかもしれない。
さて。前作と比較してこの本は。
前作では「後ろ足に荷重はかけない」だったのに今作では「両足の拇指丘に荷重をかける」になっている。しかも「私は前足だけに荷重をかけろとは言ってない」と前作の否定とも取れることを書いている。これは堂城氏自身の責任なのか編集者の責任なのだろうか。
私は一応これは自転車の教科書たりえると思う。ただどうにも全体の2割くらいは理解できない部分もあるし動画サイトで公開されているものを見ても釈然としない。決して必要十分ではない。
「私は会ってもいない人にサイズなどの指導はできない」と言っているが昔はやっていたように記憶しているが。
細かい点はさておいても理論武装で隙を無くしているが理論化できない部分については話をすり替えるのがとてもうまい。
猫背乗りの全否定から入っているのでなかなか猫背乗りの良い点を認めたがらないのも気になる。
私は猫背乗りよりはおじぎ乗りのが合っているようだがそれでも足首の柔軟性については懐疑的だし「壺売りのようなことはしたくない」と言っておきつつ「とれる姿勢に伴いステムを交換しましょう」「ハンドルも替えて」「クランクもかえて」「フレームに限界を感じたらその時初めてフレームを買い替えましょう」って。これって立派な宗教団体のように思うのだが。
しかも分からなかったら基本的に授業を受けに行かねばならないのもハードルが高い。授業料も結構な値段がする。確かに「教科書だけでは足りない」と言われればそれまでだが。それにしては教科書として必要なものが欠けているように感じる。
紙の本
まだ「教科書」ではない
2015/08/22 06:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すくえア - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを「教科書」と呼ぶのは「嘘ではないが誤解を招く」表現でしょう。
大学や職業専門学校で使う教科書だって教科書には違いないでしょうが、一般的に「教科書」といえば想像するのは義務教育レベルでしょうから。
「やまめ乗り」改め「おじぎ乗り」というのは、「アスリートが語るアスリートのための方法」であって、アスリートたり得ない身体や性格の持ち主は最初から見捨てられている、という印象を受けます。
まぁそれでも、競技指向でない私にも参考になる点はある、と、信じて注目しているのですけれども。
今編では、言葉の定義と実行した結果についての体感について詳しく触れられ、「正確に伝えよう」とする熱意を強く感じます。
前作で疑問に感じていたことが、こちらを読んで解決した部分もいくつもありました。
とはいえ、その実行結果についての検証は、体感による主観的なものが中心であり、客観的な検証はむしろ拒絶しているような印象をうけます。
自分の身体との対話が重要。 そして、人間の身体は必ずしも「思った通り」には動かないから、「つもり」による補正が必要。
そこまでは賛成なのですが、過剰補正にならないように、客観的な検証は拒絶してしまってはいけない、と、私は思うのです。
論理的に話を進めようとしているという印象が強いものの、「それとこれとは別問題じゃないの?」と思われる問題が一緒にされているケースも多く、論理性には疑問が残ります。
言葉の選び方で損をしている部分もがあります。
安易な期待を戒める意味で「『壺売り』的な考え方を私はもっていません。」と書いてあって、それ自体はもっともな主張なのですが…
そもそも理系的常識では「『永久機関』という言葉が出てきたらまず詐欺を疑う」というのが鉄則なんですよね。 否定のためとはいえ『壺売り』という詐欺を連想させる言葉を選んだことで、『夢の永久機関』という言葉を多用する自身の信頼性を落としてしまっています。
そのあたり、諫める人がいなかったものか。
それと、ある程度やむをえない部分はあるにしても、旧来の常識に対する反論が、「人に対する攻撃」の色彩を帯びる部分も散見されます。
「教科書」を目指すのならば、「罪を憎んで人を憎まず」の姿勢は必須でしょう。
私の場合、怪我と病気の後遺症のため、この本の練習方法をそのまま実行することは不可能なので、ちょっと斜に構えているところもありますが…
現在のままのこの本を、文字通りの「教科書」として使おうとすると、「スポーツ技術書」ではなく「宗教の布教書」のカテゴリーになってしまう危険を孕んでいるように思います。
教師が解説を加えつつ使う「副読本」が、現状では妥当でしょう。
今後、この「おじぎ乗り」が、本当に教科書に載るような万人向け普遍的な技術として成熟してゆくのか、それとも閉鎖性を纏ってカルト宗教化してしまうのか、注意深く見ていく必要があるように思います。
紙の本
精神論的になってきたかな。
2017/05/28 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の具体的な技術論に比べ、抽象的になった印象。というか、武道でもロードでもすべてに自分の理論は適合するという精神が見えてしまった。そうなのかもしれないが、一般的なセオリーと違う具体的な技術論を期待していた人間には少し満足が下がった。靴選びや、ロードのフィット方法など面白くなりそうな話もあるので、次回作に期待。
紙の本
1冊目よりも格段に進化
2015/08/22 09:24
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊目とほぼ同時に読破。1冊目よりもさらに分かりやすくなっている。正直、人に勧めるなら1冊目よりもこちらだ。1冊目では読むこと+youtubeでのやまめ教室の様子を見る、という方法でしか分かり難い部分があったがこちらはyoutubeに上がっている動画の内容も加味して書かれているので1冊で事足りる。
こちらも胴長短足のアジア人にとって効率のいい自転車の乗り方を書いている。
このおじぎ乗りにしてから私も走り方が全く変わり楽に速く走れるようになった。
冷静にみれば80年代の日本自転車界で言われていた乗り方とほぼ同じ。無駄に「本場の乗り方」を追求してしまう前の真っ当な時代の乗り方に戻った、とも言える。
ちなみに私はおじぎ乗りにしてからも股間が痛くなるようなことは全くない。
確かに「猫背乗りとおじぎ乗り、どっちか合う方を選べばいい」のだが。
何故か猫背乗りにこだわる人は既得権益と結びついていたり感情論でしか反論できていない。
わからない部分は実際の教室に行ってみればいいという。だが予約は常に一杯の様子。多分人気が出てしまったからだろう。また既に当人にとって小さいフレームの自転車しか持っていないと買い換える羽目になる可能性が高い。
確かに「ステムやハンドルでなんとかしよう」と言うが。結局は買い換えないと合わない部分は合わなかった。
私は大きいフレーム(身長172センチでトップチューブ長585)に買い換えてすごく快適になった。
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