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無人島で130日間の不食生活、と聞いて思わず手に取ってしまった本書。しかし読み始めると、いきなりハリセンボンやヤシガニを捕まえて美味そうに食べ始める…
どうやら筆者が考える不食の定義と、我々が想像していた不食というものが大きくズレているようだ。筆者の山田氏が唱える不食とは、少食または不定期食と表現した方がわかりやすいのかもしれない。
内容的には無人島での少食生活の様子に加え、無人島生活中に考えたであろう、文明に対する山田氏の考え方的なお話が掲載されている。山田氏が現代に矛盾を感じるように、自分も山田氏には若干の矛盾を感じた。
まあでも、本のタイトルが『無人島で少食生活』だったら、たぶん買わなかったよね。
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今こんなにもファスティングとか
中医学を学んでるけど、将来の行き着きたい
ところ見つけた(*^^*)
少しずつのんびりいこうと思います。
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「不食」の著者の無人島不食実験記。面白かった。かつて「不食」を読んでリルケの引用で孤独を楽しむことを思い立ったのを思い出した。
下記に付箋の箇所を挙げる:
時間を無為に過ごすことよりも体が長く寝ることを覚えた。
無為の豊かさは他者からは怠け者と映る。何もしないことに豊かさと贅沢さがある。
孤独は内面を見つめさせる大切なとき。
幻想食の楽しみ。
下剤「スイマグ」。いまは「ミルマグ」。
尿療法。
高田たみ代。
尿療法を実行している人は実は有名人にもいるが、皆黙っている。
何かが切り替わるV字ターン。ランナーズハイと不食ハイ。
(そういえば、尿マッサージをしたら断食をしやすかったのを思い出した。)
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やべーこのひと、こんなんできんのかな?終始、半信半疑で読み通した。子どもの頃からどういう経験をしていけばこんな生活をしようと思えるのか。
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食べないことへの挑戦。
理論ではなく実践から来る体験談は言葉の全てに説得力があります。
食べないことを選べるのだから食べることも選べる。
無人島での不食の実験をしながら適当に食べたりもしているところが興味深い。
不食の先にある「無為」の話は面白い。
「なにもしない」楽しさ、面白さ、気持ちよさは確かにあると思います。
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すごい本だと思った!面白すぎて、あっという間に読んでしまった。波長が合ったんだと思う。
無人島生活の間、食べてもいいし、食べなくてもいいというスタンスを取っていた。食欲に支配されていない。とても自由だと思った。そして、それはだれでも可能なんだと思う。執着とか思い込みとか社会の枷とか様々なものから自由で、ただそこにあるという究極のシンプルな姿がそこにあり、感動した。自分が面白いと感じた事にはとことん貪欲で、自分の人生そのものが実験であるかのような方だと思った。何度も読み返したいと思う本。尿療法と洗腸には興味がわいた。食べすぎや悪食をしたときは洗腸をしたくなくなるというのは面白い。ジャンクフードを食べたくなるのは、腸が汚れているからかもしれないと思った。