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これはとんでもない本を見つけてしまった。
梅田のブックファーストでたまたま見つけて、即購入。
絶対に面白いと思ったから。
そうしたら面白い本どころか、今後の自分の人生の中で何度も読み返すことになるような本だと思う。
著者はアフリカのケニアで「ケニア・ナッツ・カンパニー」を創業した日本人。
35歳で始めたこのナッツビジネス、実は従業員は4000人の大企業なのです。
そして今は70歳を超えても新しいビジネスにチャレンジしておられます。
この本は、その経験から学んできたことを紹介する自己啓発本的な内容になっています。
本の内容の云々ではなく、まさに自分がしたい生き方をされている方。
考え方もすごく似ていると思う。
「この本に書くことは昔の自分のメッセージ」と言っているところや、「佐藤さんができたんだから私にもできる」と言われるのが好きなところとか。
生き方も考え方も似ている。そんな人の言葉が今の自分に刺さらないわけがない。
オーナーシップの話、根拠のない自信、つくれば人はやってくる、数値よりも本物を追うことなど学びが数えきれないくらいある。
何度も何度も読み返すことで、自分の中に染み込ませていきたい。
自伝的な内容の本も出ているみたいなので、すぐに買って読みたい。
今、モヤモヤしている人にはもってこいの本。
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2014年121冊目。
ケニアで「ケニア・ナッツ・カンパニー」を起業して、25万人の生活に影響を与えたと言われている佐藤芳之さんが、特に若い人たちに向けたメッセージ。
「本当にやりたいことはすぐには見つからない」「ゆっくりでも消えない情熱を」「目標はぼんやりでもいい」などの等身大でいいんだと思わせてくれる言葉と、「“ヘッドファースト”より“フットファースト”でまずは動いてしまえ」「“自分のため”を越えろ」「失敗がないのは何もやっていない証拠」など焚き付ける言葉が共存している。
全体を統合すると、急かすでもなければ甘えさせるでもない不思議な感じにパワーもらう。
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若い頃から、自分のやりたいことが明確になっている人はまれです。
著者自身も、ケニアでマカデミアナッツの事業を始めたのは、35歳のとき。
「自分のアンテナに反応して、キラキラした破片を拾い集める」
そんな生き方を自ら実践し、自らの「夢」を実現した一人の日本人起業家の生き方がつづられた一冊です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=5120
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「仕事を面白くやる」ためのヒントがいくつかありました。オーナーシップ、試練、フットファースト、身軽に構えてチャンスを引き寄せる。
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二十代、三十代は破片を拾う時代。若い頃は自分のアンテナが反応するのに任せれば良い。
『オーナーシップ』があれば仕事は楽しくてしかたないはず。46
人は楽しそうに働く時1番良い仕事をする。51
見て、触れて、聞いて、五感から引き起こされる感動には、どんなことがあっても前進していけるエネルギーがある。60
いったん走り出せば『偶然』の方から歩み寄ってきてくれる。それがやがて『必然』に変わっていく。70
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夢はおぼろげでも、ゆっくり持続的に行動していれば叶うよ。人生あっという間なんだから、やりたいことをやりなさいという温かい先輩からのメッセージという感じ。アフリカのおおらかさ、シンプルさが文章からも伝わってくる。
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必死でやらない、夢中でやる!
何かを成し遂げるには、
シンプルに夢中でやる。
そして、何かを成し遂げるのに、
早いも遅いも無い。
今、最初の一歩を踏み出すだけていい。
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2016年に読んだ本。
「あなたたちに我々黒人の気持ちは分からない」と言った黒人の話から、他人を理解することへの無謀さを語った部分が印象的。
代わりに筆者は「今日は風が気持ちいいね」という一瞬の共感があればいいと述べている。
共感によって他者とつながる瞬間は、心を豊かにしてくれる。少し大げさに言うと、生きる力になる。そこに「その人のことを理解しているかどうか」は重要ではない。
そんなことを考えながらこの本のことを時々思い出す。
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アフリカでナッツ産業を起業し成功をおさめた筆者の半生と今思うことを描いた一冊。
私は少し歳を重ねたけれども、年齢に関係なく響く一冊だと感じた。
読むタイミングによっては★4になったかも。
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20230128
先日読んだ『超加速経済アフリカ』でも少し触れられていたので、改めて読んでみた!
ヘッドファーストの私にとっては、やっぱり学ぶことが多い一冊。
明確な目標を描けていなくても、やりたいことを言葉にして行動に移す。たとえ失敗したとしても行動したことに意味がある、と改めて教えられた。
「普段いてもいなくてもいいけど、いないとなんとなく組織がバラバラになってしまうような」、そんないいリーダーに私もなりたいな♡
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佐藤さんのいきざま、人生観がいい。
舞台はアフリカのケニヤ、ルワンダ。
この前読んだ今のアフリカの本はleapfrog で、
一足飛びの技術や経済発展がテーマだっだけど、
佐藤さんはそれとは正反対の昔のやり方でアフリカに根をおろして成功した人。
苗を植えて、毎日地道にそだてて、人に騙されたり、酷い目にもあうこともあるけど、徐々に事業を大きくした。
でもナッツで成功する前はいくつも商売で失敗してる。leapfrog も佐藤さんも、フットファーストは共通してるのかな。
客観的に見て50%の成功見込みなら迷わずやったほうがいい。やって失敗しても後悔しないから、と。
今のビジネスは狩猟民族的ですぐに利益を出さないと評価されない。そんなの金を右から左に転がす投資とかで、本物じゃないなあという感じ。
佐藤さんは農業だから儲けが出るのは7年後とか。
でもそこにはホンモノの何かが残る。
ほんとにその通りだなと思った。
俺もこっちの方が好きだな。
理解よりも共感。これも納得。
アフリカビジネス面白そうだな。
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タイトルに興味を持ち、表紙の綺麗な青に惹かれ、
それだけで読んでみたのですが、
この著者の佐藤さんには不思議なパワーを感じました。ギラギラしたパワーというよりも、やりたいことに夢中になっていることがごく自然な状態で、それが読者の自分にとって心地よくて、1回も会ったことのない佐藤さんが本の向こうで微笑んでいる絵が浮かびました。
そしてこの壮絶な人生の前では、自分が予測してるであろう恐怖、失敗なんて全然大丈夫だなって背中を押してくれます。
やらない後悔ではなく、
やってする後悔でもなく、
やって後悔することはない。素晴らしいですね!