紙の本
絶品エッセイ
2020/11/30 18:27
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
平松洋子さんのエッセイは
小さな心の震えを増幅し、
言語化して見せてくれます。
この本にも
そんな小さな震えが沢山詰まっていて、
自分も一緒に追体験することが出来ます。
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぶどうパンのレシピ本だと思わせるところが面白い。いろんなパンの話も面白そうだと思う。
平松さんの他のエッセイも読んでみたい。
紙の本
気持ちのよい文章で書かれた日常生活
2015/10/02 12:05
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は食べ物関係が多く、後半はそれ以外の話題が主に書かれている。
読みやすい文章なのだが、単に読みやすいだけではなく、「あー、あるあるそういうこと」という共感が自然と湧いてくる。それが著者の文章の魅力だと思う。
食べ物の話は特にそう感じるところが多かったが、その他の話でも、そうそう、と思えるのが多かった。
いっぽうで、よくわからない話題でもそれはそれで新鮮に感じる。そういう点も書き方のうまさによるのだろう。
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また平松洋子のエッセイにガツンときた。この人のことばひとつひとつの使い方は独特。ボキャブラリーが豊富というだけではない多彩な表現方法で料理を事象を感情を書きあらわす。
「なんだこんなこと書いてる、書きたいことなかったのかな?」なんて思って読んでいたら、最後の方にどきりとさせられることが書かれていて、胸をぎゅっと捕まれたりする。「絶対無理!」と十分わかっているのだが、このような文章を書いてみたいと思ってしまう。書けたら当然今頃は物書きになっているって!
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以前に読んだ他の著書は相性が悪かったのか、本書はとてもすんなりと心に入ってきました。発想が近い感じがしてとても親近感。
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大好きな平松さんのエッセイ。
完全にジャケ買い。
本屋さんで一目見たら手を出さずにはいられなかった。
中の写真もどれも素敵だったなぁ。
今迄読んできた感じとちょっと雰囲気が違うかなぁと思うところもあったけど、やっぱり楽しく読めました。
まずはぶどうパンを買いに行こうと思います。
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平松さんの文章は大好きなんだけど、今回のエッセイはひとつだけ引っかかることがあって、それが最後までしこりみたいに残ってしまって素直に楽しめなかった…。
でもぶどうパンを買ってしまったよ。やっぱり食べ物にまつわるお話が一番好き。
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http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=2097
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夜、寝る前にちょっとずつ読む本にした。
どんな文章も相変わらずしっかりしている。
「食」にまつわるものだから、「本」のエッセイより遥かに読みやすい。というより「本」の方が骨太すぎたんだと思うけど。
彼女のよく行く荻窪の本屋さん、行ってみたいあなぁ。
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ぶどうパン好きとしてはこのタイトル素通りできない…。
特別なことが書かれているわけじゃないのだけど、ふむふむと読んで嫌な感じは何もない。
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ぶどうパンと表題にあるが、イワシの天日干しから始まり、ドライフルーツやお酒やら、どのページも美味しそう。写真がまたいい味出しているから、夜に読んではダメ。お腹が空く。
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台所で、街角で、旅先で。味の背景には思いもかけない世界が広がっている。「乾かす」「嚙む」「パンの耳」「ストロー」「時間待ち」などさまざまな言葉から、心に残る味の風景を綴る。『dancyu』連載に加筆し書籍化。
穏やかに時間は流れる。
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平松洋子さんのエッセイ、爽やかで、そして懐かしく、大好きです。「今日はぶどうパン」、2014.11発行です。お読みになった本や感銘を受けた写真などの肉付けも嬉しいです。例えば、芥川龍之介の「蜜柑」、アンリ・カルティエ=ブレッソンの4人の男女の満腹感を撮った写真など。すいかの種をぷっと飛ばせるおとなになりたかったとありますがw、私はいまだに果物の種が苦手です(^-^)酒をペットボトルに入れて携行するは面白いなと思いました(著者ではありませんw)ちくわは屈託がなく、かまぼこには隙がないは笑えました。
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久しぶりに手に取った平松さんの本。文の紡ぎ方が相変わらず上手くて、ドキッとさせられる。
登場する食べ物の情景や匂いが伝わってきて、その場にトリップしてしまった。
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台所、街角、旅先、、、、、食のエッセイが、満載。
表紙のぶどうパンが出て来るかと、思ったら、、、、最初から、小鰯の天日干しの話である。
カタクチイワシより、ウルメイワシが、美味しいと、私は母から教えて貰ったが、・・・・これは、うるめ干しなのだろうか?なんて、思いながら、ページを繰っていった。
何でも、サンドイッチみたいな感じの話。
はさむと美味しい食材。
美味しさのタネ。
いり卵、、、、どんなに失敗しても食べれる料理。
それでいて、食卓は、綺麗な色合いで、目を引く。
スイカの種を飛ばす話も、面白い、弧を描いて飛翔するタネ。
今は、ぷっぷぷーと、飛ばせるだろうか?
縁側で、庭に向かって飛ばす快感。
遠くに飛ばせるか?なんて、、、、お行儀が、悪いけど、この時ばかりは、許される行為。(笑)
先日も、北海度の「デンスケすいか」を頂戴した。
昔は、母が、目に見える所の黒い種を、爪楊枝で、取ってくれていた。
兄のように、飛ばしたかったのだが、。。。。
遠き日を思い出していた。
かぼちゃの種もアメリカで、購入してきた物は、おつまみ味で、塩が、ついている。
最近は、カボチャの種など、美味しい部分だと、テレビで、紹介されるようになったが、初めて見た時は、これは食べれるの???と、不安であった。
パンの耳の話も、昔は、サンドイッチように、パン屋で、スライスしてもらい、食パンの耳をサンドイッチにした後、残りをカリッと揚げて、グラニュー糖を振りかけて貰って、おやつになった。
お酒は、余り頂かないので、作者平松洋子氏の様なコメントが、酒の通の人には、たまらなく理解できるのだろうなぁ~と、思いながら、一升瓶の話を読んだ。
レジ袋有料化で、ナイロン袋が、駄目であるが、古紙や新聞紙をきちっと、紐で、くくっている方を見たら、何て凄い!と思ってしまう。
横着で、新聞の購読の時頂戴するビニールに入れて廃品回収に出している私には、尊敬すべき技である。
ちょこっと前には、スイカも、紐で、粗く括ったもので、運んだものだ。
風呂敷も、スイカの包み方まで他の本で紹介されている。
昔の方が、自然に優しかったかも・・・・なんて、次から次へと、読んでしまった。
昭和の時代の良さが、沢山掲載されているので、
読み易い(?)のであろうか?
つい文章に引き込まれてしまう。
緩衝材も、「ぷちぷち」というだけで、理解できる。
昔は、玉子も新聞紙で、くるんでくれていた。
それが、グレーっぽい卵並んではいる型の段ボールになったり、リンゴなどは、木箱にもみ殻、、、桃など、塩化ビニールの細いひも状のスクモが、間に入っていた。
アメリカからの物は、発泡スチロールの小さい形の物が沢山入っている。
先日は、テレビで、ポップコーンを袋に詰めて、「食べられます」という緩衝材があるとか・・・・
時代が、変わって、いろんな物が出て来るようになったけど、作者の話が、アナログ好きな私には、ぴったりの話ばかりであった。