紙の本
寮の母として
2020/06/27 09:05
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な事情を抱えながらの寮生活と、学生たちを見守るひとりの女性の存在が温かいです。卒業生から届く、思わぬ手紙にも驚かされます。
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同志社大学女子寮の話し。さらっと読める。 2014.11.28
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んー、岩波ジュニア新書ということで期待して読んてみたけど、まとまりがなくて、すごく読みづらかった。
この編著者が書いてあるとこなのか、紹介されている生徒がいま振り返って書いているのか、が読んでいて途中までわからず。
もうちょっと「ドタバタ」な話を期待していたのですが、内容としても特にそういうものでもなかった。
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同志社大学に女子寮があることに驚いた。学園闘争の時代の話はもっと細かく知りたいと思う。自分の大学時代に戻りたいなあって、なんだかノスタルジーに浸った読了後でした。
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こういう寮もあるのか…!
ちょっと文が読みづらかったけど、寮生活に興味をもてました。
大学生ーー!大いに悩めーー!
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学生運動や労働者支援、部落問題や在日韓国朝鮮人などなど、昔の学生さんは破天荒というか、思いついたら即実行というか。
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素晴らしいタイトルだ。負けずと中身も素晴らしい。
高校3年生は、正解がある問いばかりを解かされ続けて、社会的訓練を何ら受けずに大学生活に突入する。そんな大学生たちを受け入れ、さらなる混乱に放り込み、迷わせる場。それが学生寮。
僕は学生寮の実態は知らないし、あくまで自分の勝手な妄想しかないが、この舞台となっている同志社大学女子寮は、学生寮の中でも手強い、というか難しいというか、つまりその分楽しいというか、そんな風に見える。女子同士という楽しさと恐ろしさ。
この寮は、自治寮である。いろんなことを、お仕着せではなく自分たちで決める。決まらないから朝まで話し合いになったりもする。そういう寮の寮母に、図らずも就いた著者と、歴代の入居者による、とても楽しい日々の話だ。
若かりし頃の経験がいかに大事か、今更気づいて後悔ばかりの日々だけど、とはいえ自分の経験にだって少しは意味があったと思いたい。けれど、こういう本を読んでしまうと、その後悔はさらに加速する。まあ女子寮には入れないけどさ、寮に限らず。せめて残ったのは自治だ。加齢とともに、いろんなことをお任せにしたくなってくるけど、自分で、自分たちでやる、っていうのはやっぱり大切にしたい。
さて、娘にはまだ女子寮暮らしのチャンスが残っている。押し付けていいものか、自ら気がつくべきか。目につくところにこの本を転がしてみる。