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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.1

評価内訳

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紙の本

期待を裏切らない面白さでした。

2016/12/07 10:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

期待を裏切らない面白さでした。今回も、グレイソン(グレイ)・ピアース隊長は認知症の父親に悩まされ、更に母親を敵の爆弾テロで失ってしまうし、ペインター・クロウ司令官は姪のカイ・クォチーツ(ピクォート族少女)が爆弾テロ犯として追われるのを助けながらの活躍だし、モンク・コッカリスはまた左義手を奪われたうえに撃たれてしまうしで、皆それぞれボロボロになっての活躍でした。元ギルドの暗殺者であった?セイチャンは、今回は冒頭からシグマの一員として活躍するがこれも銃で撃たれて怪我してしまう。いやはや、主役級の登場人物が複数いるため、誰が死んでもおかしくないところが、主役は絶対に死なないという他の活劇物との大きな違いなのかな。とは言え、遂に第二子が生まれたモンク・コッカリスがラストで退役を願い出たが多分続投することになるのでしょうね。
 さて、今回の主題は2つ。1つは、全ての物を分解してしまうナノマシンのような金の類似物質である。これに関しては、「ダマスカス鋼」(文末注)を事例に簡単に説明されているが、当然その実態は不明であり、当然実在する物質ではない。そういう意味で、本作での科学的側面はこれまでの作品に比較して少々物足りない。その分、2つ目である「アメリカ建国にまつわる謎」とギルドとの戦いは歴史的事実を巧みに繋ぎ合わせており事実であるかのように思えてくる迫力である。そして、ギルドに関する謎としては、残された暗号文書から「ゲント」という名前の一族がギルドの首脳部であることが明かされるが、何と「ゲント」は今ではアメリカ大統領である「ギャント」と呼ばれているという実に意味深な一文で終わっている。
また「アメリカ建国にまつわる謎」との関連では、アメリカ先住民(俗称インディアン) と、全ての物を分解してしまうナノマシンのような金の類似物質という超先進技術を使いこなしていたもう一つの謎の先住民(白色系)という構成が実に興味深い。この全ての物を分解してしまうナノマシンのような金の類似物質を巡って、世界の火山地帯での活劇は流石だし、特に最大の激戦地となるアメリカのイエローストーン国立公園の記述はそれだけでもワクワクする。特に人跡未踏(1990年代以降足を踏み入れた人は30人満たないという秘境中の秘境)とも言える、イエローストーン国立公園内の間欠石丘が点在する「フェアリーランド・ベイスン」の存在には別の意味で大いに興味を引かれた。

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