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「がまくら市」を舞台にしたミステリー連作。面白い町ですが、人死に過ぎなので住むには適さないな(笑)不意の「バスコダ・ガマ」に吹いてしまった。
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不可能犯罪ばかり起きる架空の街
「蝦蟇倉市」を舞台に、
五人の人気作家が書き下ろした短編集。
SFやファンタジーでは時々見受けられる
「シェアードワールド」というものらしい。
街のどこに何があって、市長はどんな人で、
という設定は作家陣がアイディアを持ち寄ったとか。
そのため作者が違っても、街の描写などは共通点があって
何というか「安心して読める」(^ ^
でもやはり作者によって切り取るポイントや目線、
事件の展開や「謎解き」のプロセスは違い、
何より文章の温度・湿度・テンポ感など
文体の違いも楽しめる(^ ^
しみじみとした余韻が残るもの、
「んなアホな」とツッコミたくなるもの、
ふわふわと人を食ったような作品などなど、
バラエティ豊かな作品が楽しめる(^ ^
続編を読み始めたので、こちらも楽しみである(^ ^
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いろんな作家が一つの街を舞台に殺人事件を書いている。
最初の2つがいいのであっと言う間に読める。
動機とか強引なところはあるものの、短編なので気にせず楽しむのが正解だと思う。
轢かれたのはアイツかよ…
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5人の作家による、不可能犯罪ばかり起こる蝦蟇倉市での事件を描いたミステリ小説。伊坂幸太郎氏、道尾秀介氏目当てで借りたが、共通のテーマがあったおかげで他の作家さんとのリンクも楽しく、全編あっと言う間に面白く読めた。もちろんお勧めは「浜田青年ホントスカ」。伊坂節全開のおとぼけっぷりが愉快な作品。
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何人かの作家たちによるアンソロジー。
不可能犯罪ばかりが起こるがまくら市を舞台に、不可能犯罪を描いた短編集。
それぞれの作家の色が出ていて面白い。
いくらなんでもその犯罪はありえないと言うものから、すっきりするもの、オチまで行かないとさっぱりわからないもの、色々あります。
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蝦蟇倉市で起こる不可解な事件の数々を題材としたアンソロジー。
まさかまさかの展開に驚いたのは、やっぱり道尾さんと伊坂さんの作品ですかね。
微妙にお話が繋がっている所もよかったといいますか。
<以下、ネタバレです。>
で。
道尾さんのラストについて。
車にはねられたのは、一体、誰なのか?
心情的には、ひき逃げ犯の彼であって欲しいんだけど、ネットでネタバレを検索すると、私的には考えもしなかった刑事さん説が。←
部屋の位置、車の進行方向を考えると、そうなる…んだろうか?
でも、あの刑事さん、別のお話でも出てくるんですよねー。
時系列でいうと、道尾さんのお話直後だと思われますし?
うーん。
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ほとんど読まないアンソロジー。
ふだん読まない作家の作品を読めるのが、いい。
作家や登場人物よりもさらに、
蝦蟇倉市に愛着がわいた。
実在して、ほんとうに登場人物たちが
暮らしているみたい。
それぞれの話のなかに、別の作品の登場人物が
さらりと出てくる、その感じは、現実社会みたい。
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鎌倉に似た町を舞台にした短編集。
色々な個性が楽しめて面白かった!
道尾さん、伊坂さんはやって引き込まれるけど
全部面白かった!
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「がまくら市」という架空の市で起こる数々の事件(「不可能犯罪」と呼ばれる)を、5人の作家が描いたアンソロジー。そしてそれは少しずつ繋がっている、というところが面白い。
やはり、伊坂さんの章が特に面白かったな。最後までまんまと罠にはまってしまった。
福田栄一さんの「大黒天」の物語の運びもよかったな。これもどんでん返しあり。
大山誠一郎さんの「不可能犯罪係自身の事件」も展開がテンポ良く、引き込まれた。
こういう物語の構成、好きです。
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アンソロジー作品「晴れた日は謎を追って がまくら市事件」読了。5名の小説家によるミステリー。不可能犯罪ばかりが起こる街を舞台に作品が作られる。作家により作品の雰囲気が異なり、本格推理物、探偵仕立て、格闘ミステリーなど様々。個人的に本格的な推理は疲れるので、また読みたい時に読むとして、福田栄一さん、伯方雪日さんが読みやすくて興味を持ちました。是非、一冊まるまる作品を読んでみたい。ついついシリーズ物などで、作家さんが偏りがちなので、たまにはこういうアンソロジーを読んで新しい作家さんを見つけよう♪
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不可能犯罪の名所、架空の都市、蝦蟇倉(がまくら)市を舞台にした、5人の作家の連作ミステリ。それぞれが少しずつ重なりあっており、人間関係も楽しめる。それぞれの作家の作風はそれなりに違うはずだが、違和感なくマッチしている。全部で11人の連作らしく、地図に記載があるが、出てきていない場所も多い。、しかし、架空の地図はどうしてこんなにわくわくさせてくれるのか。
個人的ヒットは、伊坂幸太郎作品に出てきたホテル「バスコ・ダ・蝦蟇」なのだが、残念ながら地図には乗っていない。
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いつ買ったか忘れるほど前から積んでいました。浜田青年、こんなところにイタンスカ。不可能犯罪ばかりが起こる蝦蟇倉市を舞台にした短編集で、伊坂幸太郎の『ジャイロスコープ』に収録されていた「浜田青年ホントスカ」を改めて読む。
複数の作家による連作というわけでもないから、この短編集に臨む作家5人の姿勢いろいろ。前の作家の話をまるで気にせずに書いている人もいれば、小ネタ程度に話題に出す人もいる。その点で、道尾秀介から伊坂幸太郎への流れは連作風の楽しさを味わわせてもらえました。蝦蟇倉市地図の掲載もオツ。
異なる作家陣による2作目もあるとはつゆ知らず。次も是非というほどにはこの1作目全部が全部は面白くなかったのですけれど、一応2作目も行っとくかな程度には。
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楽しく読了☆
どの作品もおもしろく、微妙に絡み合っていて、これどうやって書いたのかなとそこも気になりました。
架空の街「蝦蟇倉市」を舞台にした短編集。そこでは不可能犯罪ばかりが起こる。
初読み作家さんが多い中、「弓投げの崖を見てはいけない」が好きです。最後の被害者はダレ⁈とモヤるとこも含めて☆「不可能犯罪係自身の事件」は他作家さんのオマージュだと思うんですが名前を思い出せず。「Gカップフェイント」は格闘技ミステリという異色作。でも格闘技全くわからず、謎解きもちょっと強引な感じ。
総合して良かったです☆
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伊坂幸太郎の名前で手に取った。がまくら市という仮想の街で起きる不可思議事件の短編5作を5人の作家が持ち寄っている。。無理やり連携はさせてはいるが、あまり有効ではない。
不可能犯罪ということで、トリックをひねくり回しただけの読むのが苦痛の作品もあった。
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がまくら市で起きる様々な事件を、それぞれの作家が書いた短編集。1つめを読んで、ラストで誰が?と思って、これは後の話で明かされるのかしらと読み続けたけど、最後までわからず。後書きのヒントをもとに答えはわかったけど、余計にモヤる結果になってしまった。面白かったのは大黒様の話かなあ。でも、その後お婆ちゃん元気になったのかしら。目当ての伊坂幸太郎作品は既読本に収録されてるやつだった。