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ブギーポップ、ストーカーされる。
そういえばブギーポップに立ち向かう話はあれど狙うって話はありそうでなかったなぁと。着眼点はよかったのに小物すぎてあわれ。決め手が能力頼りじゃなくてストーキング技術頼りってのがちょっと笑ってしまった。
登場人物の顔ぶれもあってかなんとなく初期の頃を思い出す青春群像劇な作風。ほろ苦いビターエンドが多い中夜が明けたような清々しいエンドも初期の頃を彷彿させられました。
しかしブギーポップさん自動的だとか意思がないとか言いますがあの仕打ち見る限りかなりストーキングにご立腹ですよね。なんか今までの中でもかなりむごいというか絶対感情こもってるって。
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そろそろ何が書きたいのか見えなくなってきてたり。
いろいろな自作品とクロスしてるせいか、読むこっちの視点が定まってない、というのがあるのだろうなぁと。
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ブギーポップシリーズの最新作。
このシリーズはいつも安定進行というか、あまり予想を裏切ることはないが、抑えるべきところはきっちり抑えている……という印象。
あと、本編とはあまり関係がないのだが、挿絵の画風がここ数冊、いつも違うような気がするw
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風紀委員長新刻さん再登場。
さらにはまさかの歪曲王の登場。
今回の敵はサバイバー+エピタフなかんじ? ベイビィトークっぽくもあるけど。
ストーカーの専門家が世界の危機を回避する、というのはなかなか。
ちびーポップ可愛かったけど、全般的に緒方先生の絵が、、
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新刻がメインの巻は珍しい。
ちびブギーは可愛かった。
表紙を見た時にホンモノかと思ったけれど、そういった現象が物理的に不可能だとは思っていたので不思議だった。
/途中
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ちっちゃいブギーポップが出てくるよ!
人の心には黒い部分が誰しもあってそれは周囲に影響していくものだ。憎まれっ子世に憚るというやつかな(多分違う)
もっといえば清楚な眼鏡女子が夏休みに夜遊びを覚えてガン黒ビッチギャルに変貌するような感じか(違う)
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『溶暗のデカダント・ブラック』
上遠野浩平
「……世にあふれている邪悪の元凶が圧倒的存在感のある巨大なものである必然性はないんだ。人間ひとりひとりがちっぽけで薄っぺらなものでしかないのなら、それにつきまとう邪悪もまた薄っぺらな動機からしか生まれないんだよ」(p218)
そのちっぽけな動機が、大きな脅威になり得るとも読み取れる。
よくよく見極めてみれば、なんということのないものに対して、必要以上に怖がって、怯えて、いもしない脅威に対して過剰に構えてしまった——それが人の心の闇、デカダント・ブラックの本性。(p226)
その闇は誰もが抱いたことのあるもの。だからなくならないものでもある。
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05/17/2015 読了。
図書館から。
新刻さんとか久しぶりだ!
小さいブギーポップかわいい。
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すっかり忘れていて、今さら買って読んだ。
展開が速く、飽きずに、一気に、しゅばっと読めた。
人造人間の多さよな。
こうなると竹田くんの師匠も怪しい。
ブルドックが『新世界より』のスクィーラで再生された。
なんでブルなんだろ?ちょっと考えてみるか。
あー…『エンブリオ』あたりの絵に戻らないかなー……。
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俗に「心の闇」と呼ぶものがどんな心理で生まれるか、など簡単に説明できないところが人の心の不思議さ。もしそれが他人に自由に操られるとしたら…!と考えると恐ろしくなる。ストーキングと厳格なる正義、そして常識を疑うことが今回のキーワード。メインにいる語り手こそ新刻敬だけど、久々に宮下藤花も表に出てきて安心して読めた。
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「おまえの心のことは他の誰のせいでもない……全部おまえが責任を持たされているんだ。……決められるのはおまえだけで、他の連中はしょせん、右から左へ舞台を歩いていくだけのエキストラにすぎないんだよ」(150頁)
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「ブギーポップ」シリーズの第19弾です。
塩多樹梨亜(しおた・じゅりあ)と甘利勇人(あまり・ゆうと)の二人は、統和機構に命じられて、それぞれ宮下藤花と岸森由羽樹(きしもり・ゆうき)の尾行をおこなっていました。一方、深陽学園で風紀委員長を務める新刻敬(にいこく・けい)は、藤花をストーカーしている人物がいることに気づき、その正体をたしかめようとします。彼女は、岸森のいる市立幡山高校を訪れますが、そこでゆがんだことが許せない彼女の心のスキを突かれ、洗脳されてしまうことになります。
これまで何度も物語に登場しながらも、スポット・ライトがあてられずにいた新刻敬が、ようやくというべきなのか、中心的な役回りを演じています。彼女のこれまで見られなかった魅力がえがかれていて、たのしんで読むことができました。また、これまでにくらべてストーリーの見通しがよくなっており、スムーズに読み進めることができるように感じます。