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紙の本

視覚以外の感覚情報手段を考えた試みの報告。

2015/06/03 15:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

情報社会といわれて久しいが、使われているほとんどは文字や画像、いわゆる視覚情報」ではないだろうか。ヒトが情報として外部から入力できるものは視覚だけではない。視覚に少し頼りすぎているような現状の「情報社会」に対して、もっといろいろな感覚を使うことを考えさせてくれる試みが本書では紹介される。

 我々はどんな「触覚」を情報として活用しているのか。これからの「情報社会」で、触覚を情報として扱えるのだろうか。
 心音をモニターして再生する小さい箱を作り、変化を伝え合う「心臓ピクニック」という試みが紹介されている。自分の鼓動も客観的に体感することで「生きているとはこういうことか」と一般化できるというのが著者たちの意図なのだ。このような試みの報告例がいくつか載せられているのだが、なかには触覚情報なのかどうか、(素人判断ではあるが)ちょっと良くわからないものもあった。
 
 一般向けに書かれたようなのであるが、アブダクティブ、とかリテラシーとか専門用語がどうしても理解を妨げてしまう文章が多かったの気がする。何かの研究・プロジェクトの成果をとにかうまとめて本にしました、という感じが強いのが残念。

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2016/07/29 08:01

投稿元:ブクログ

現代には情報が溢れていてその多くは視覚で捉えられているが、もし触覚でその情報を捉えるのならば…。

情報と身体との関わりが非常に面白かったです。

特に5章で出てきたファセテラピーというマッサージの話が脳みそにすごくビーンと響きました。

「柔らかく触れることと『柔らかさ』を表現することは違う」

「ツルツルという触感も『ツルツル』の触り方(表現)があるので剣山であっても触り方によってはツルツルになるのです」

ファセテラピーの本、読んでみようと思います。

2015/04/04 15:25

投稿元:ブクログ

渡邊淳司さんは、非常にシンプルな装置やワークショップを行いながら、しかし「記号接地」や触覚の外部化に取り組んでいる方である。『情報を生み出す触覚の知性』には、渡邊淳司さんの思考がこれまたシンプルにまとめられている。読者は、生命情報/社会情報/機械情報を往還するプロジェクトの数々を知り、知的興奮を味わうことだろう。オススメの一冊である。

2016/05/03 02:34

投稿元:ブクログ

5章が秀逸
分析された触覚を統合する、いわば触覚の文法のようなものを探求する筆者は、誰も見たことのない地平に足を進める冒険者そのもの。

2016/04/25 23:37

投稿元:ブクログ

触覚の特徴を確認してみる。

1.「モノを見る」と「モノに触れる」ということの違い。
視覚は一挙にわかるが、触覚はそうではない(目隠しをしてモノに触れて、それが何かを当てるゲームがあるように)

2.不要なものは無視して対象化しない働きがある。(足の裏の感覚)→意識せずに「分かっている」ことがある。

3.触れる、触れられるという図式は、身体と文字通り「密接」している。(触れられる感触が心地よく感じる効果がある)
他の感覚はどちらかといえば、支配、被支配の関係である。

4.皮膚感覚は、「分かる」手前で起きている。(とっさに避ける行為と同じように、不気味なモノに遭遇すると鳥肌が意識せずに立つ)

5.情報として拡散されない。(この本がはじめての「触知情報学」の試みであるように)

6.分析することが容易でない。この本のように、分析ということがそのまま、触覚の世界の内実を発見し、構成する試みとなっている。

例えば、「触譜」という試みがある。これは、映画鑑賞や音楽鑑賞のように、触覚を鑑賞する試みである。楽譜のように「触譜」を書く。この開発で、なんらかのイメージや感情を伝達することができる。

また、巻末の紹介本も有用である。
行動神経科学者ダマシオのソマティック・マーカー仮説や、西垣通の基礎情報学なども取り上げられている。

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