イーヨとヤーヨ みんなのレビュー

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投稿者：Otto　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「いいよ」という子に育てたい、でもそれだけではダメなことを教えてくれる絵本。いつも、いいよではなく、「ヤダ、ヤーヨ」ということの大切さにヤーヨが気づかせてくれます。

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投稿者：紗螺　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ページを開ければ耳のたれた白いうさぎと耳の立った茶色いうさぎ、見た目も対照的な二匹は性格も対照的。「いーよ」と言ってばかりのイーヨと「やーよ」と言ってばかりのヤーヨ。
ぱっと見はヤーヨは意地悪でイーヨがよい子ということになりそうだが、話が展開するうちにそれだけではないことがわかる。イーヨがみんなにどんどん花を分けてしまうので花がなくなってしまうのだ。
その後問題はちゃんと解決するし、動物たちのほのぼの絵本として単純に楽しむこともできるが、イーヨとヤーヨの極端な行動からは学ぶことができる。頼まれたことを受け入れてばかりでもいけない、もちろんだからと言って断ってばかりでもいけない。状況に応じて自分で答えを決めること、だ。