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写真の美しさは目に麗しく、造形に心は燃える。ひとしきり堪能した後、この機能美は戦争によってもたらされたものであることを思い出す。
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カナダのケベック・シティ、スペインのあびら、クロアチアのドゥブロヴニクが建築に惹かれた。インドやイエメンにも立派な城塞があったとは知らなかった。
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写真とその城にまつわる話がコンパクトにまとまっていて手軽に読める。お盆の時期もどこかに行くことなく日頃住んでいる所に滞在している方にとっては、家の中あるいはどこかのカフェに入って本を開いて世界の城塞都市を巡る旅をしてみるのもいい。
世界と言ってもヨーロッパの割合が高く、後はトルコ、インド、ペルー、中国といった所が載っている。
写真を見ていくつか印象に残った城塞都市を挙げる。最初は、クロアチアのドゥブロヴニク。以前、世界ふしぎ発見でも取りあげられていた世界遺産に指定されている。あの宮崎アニメ『豚の紅』のモデルの町になったと言われていて、「アドリア海の真珠」と呼ばれている。観光地として人気があるが日本人にはあまり知られていなかった所だ。青い海と白い壁とオレンジ色の屋根の写っている写真に心を奪われてしまった。
次は、マルタ共和国にあるヴァレッタ。青い空と青い海と城塞都市。ヴァレッタは宮殿の街と呼ばれているそうで、多くの遺産が残っていて多くの観光客が訪れている。
写真をパラパラめくると暑さを忘れることができる。数々の戦闘や数奇な運命を経て現在に姿を残す城塞都市。思いをはせてみるのもいいかもしれない。
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日本ではなく世界の城跡本。奈良大学学長の千田嘉博先生が監修している。世界遺産になっているものを中心に38の城塞都市が掲載されているが、縄張りの解説は皆無なので要注意。写真が多く、「進撃の巨人」的な世界観を見て楽しむ本。やっぱり西洋の城はひたすら壁を作るんだね…。それはそうと、アレッポの遺跡ってISが破壊しちゃったんだっけ?
【川崎市立中原図書館 290.9】
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読書録「世界の城塞都市」3
監修 千田嘉博
出版 開発者
p93より引用
“現在では堤防によって結ばれ、潮の満ち引
きに関係なく訪れることができる。しかし、
近年では砂が沈殿・堆積し、急速な陸地化が
進み、周囲を海水が囲むことは少なくなっ
た。”
目次から抜粋引用
“カルカソンヌ
トレド
アレッポ
パルマノヴァ
ペトロパヴロフスク要塞”
世界に現存する城塞都市や要塞を紹介する
一冊。
東は中国から西は南米まで、美しいカラー
写真を惜しみなく使い解説されています。
上記の引用は、フランスのモン・サン=ミ
シェルについて書かれた一節。
どれ程建物を強固に作ったとしても、自然と
時の流れによって、その周辺の状況が変わっ
てしまうのはどうしようもないのですね。
巻末の城塞都市分布地図を見ていると、ほ
とんどがヨーロッパに有ります。日本やイギ
リスのような島国と違って、隣の国と地続き
であるということが、戦いに備えた城塞や要
塞を発展させたのかなと思います。
日本にもお城がいくつも残っていますが、石
造りの城壁を持った街というのは、そんなに
ないのかなと思います。
山が多い分、天然の要塞として利用していた
のでしょうか。
こういう城塞や要塞の写真を見ていて思い
起こされるのは、ゲーム「ウィザードリィ」
シリーズのリルガミンでしょうか。「隣合わ
せの灰と青春」は面白かったと記憶していま
す。
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古今東西、世界の城塞都市一覧。ため息が出てしまうような美しい城塞都市から、建機のない時代によくもまあこんなものを作ったなという高層建築まで。旅行に行きたくなってしまうのです。
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図書館で。
ボードゲーム『カルカソンヌ』が好きで、冒頭の写真に惹かれて借りてみました。
解説 + 写真という構成で、これまた写真を頑張って大きく載せてて本当に素敵でした。
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とりあえず箇条書きで
・地図が載っているので位置がわかりやすい
・ケベックやトレド、西安など聞いたことある街も意外と城塞都市
・それぞれに守るための工夫がある
・イタリアのパルマノヴァが美しすぎる
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世界遺産ばかりです。
写真多めですが、巻末に城塞都市としての発展の様子だったり日本との違いだったり説明がありわかりやすかったです。入門書レベルです。
いまも昔の様式の中で観光地に発展して過去と現在が共存している様子がヨーロッパは歴史があるなぁと思います。
何故星形なのか、気になっていたけどそんなに気に留めていなかったことがわかりスッキリです。
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城壁に囲まれた城塞都市17、海、崖、丘を利用した城塞都市12、要塞9を紹介。
まず見開きで上空や側面から大きい写真が数枚、次頁には地図と国名や建造年、城壁とか崖とかの種類、世界遺産であれば表記。半ページで紹介文。歴史と経過、特徴があり読むのにちょうどよい長さ。
いままで絶景写真集などで、ぽろぽろと見てきたが、この羅列は目を見張るし分かりやすい。世界にはこんなにも城塞都市があるのかと初めて認識した。城塞都市事典として手元に置きたい本。
巻末に千田嘉博氏の解説。
城塞都市とは、城壁や掘など防御施設を持っている都市のこと。城塞都市の始まりは紀元前4000年ごろと考えられている。城塞都市は、戦争、文化、宗教が集まり、対立した所で、その国の姿がみえる。
2014.12.5初版第1刷 図書館