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遙かなるセントラルパーク 下(文春文庫)

遙かなるセントラルパーク 下 みんなのレビュー

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

評価内訳

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8 件中 1 件~ 8 件を表示

2015/03/31 01:05

投稿元:ブクログ

解雇された工場の労働者、相手選手を死なせた賭けボクサー、老いぼれ長距離ランナー、英国の没落貴族……
社会的負け犬たちも幾多のトラブルを乗り越え物語の佳境たる中西部へと入っていく。

この物語を読むと、人生の勝敗は自分の心の中にあると教えられる。

経験有るマラソンランナーが若いランナーに言う。
「あんたが英雄扱いされていることはまちがいない! だけど、いちばん肝心なのは、あんたのことを他人に知ってもらうことじゃない。わかるかい? あんたが知るのだ。あんたがここでやっていることは、あんたがしっていればいいのだ」

意地悪い新聞記者からの質問を浴びせられた、競技に同行する医師が反論する。
「みなさん、人間の身体は何よりもまず、走るためのものであることをお忘れなく。それは走るためにつくられているのです。ビュイックのハンドルを握るためでも、一箱のタバコを吸うためでもありません。このランナーたちはわれわれが最善の状態において到達し得るものの手本といえるでしょう」

こんなことを聞かされたら走らざるを得なくなるのではないだろうか?
身体がはしりだしたくてうずうずしないだろうか?

少々できすぎな展開ではあるけれど、私は多くの勇気をもらった。
また明日からのランニングが楽しくなりそうだ。
心の中に彼らがいるのだから。

2015/07/07 00:32

投稿元:ブクログ

走ることに対する白鯨的考察に満ちたストイックで内省的な小説かと思っていたので、淡々と娯楽的に進む内容に拍子抜けた。大会の主催者フラナガンの拝金主義や参加者のアメリカンドリームみたいなものも、作者がイギリスだからかアメリカ小説のような振り切れた感じもなかった。作者はオリンピックのコーチもやってる人で、こんなバリバリ体育会系の人が小説書こうと思ったのは面白い。

2015/05/06 10:12

投稿元:ブクログ

ロード・ノベルもいよいよゴール。
誰が勝者となるかという興味もさること、どうやって2000人のランナーを5000km運ぶかがキモの小説。

マラソンの歴史、プロとアマの確執、当時の興行についてなども面白く読める。

2014/12/27 11:47

投稿元:ブクログ

そして物語は下巻に入る。
しかし、ここで語られるのは寧ろマラソンの話ではなく、レースの継続を揺るがす資金難やそれでもギャンブル癖が抜けないフラナガンが引き起こす様々な困難と、それを乗り越えニューヨークを目指すランナーたちの姿。
街頭の妨害、市や町の約束違反、ケイタリング会社の引き揚げ、馬とのレース、リングの死闘、ギャングの暴力、黒幕との対面…、殆どのランナーが、ニューヨークで賞金にありつける見込みがない中、走り続けるレースは、途中からは彼らがただアメリカを走って横断するためだけのものとなる。
次から次と起こる困難に、タレントを揃え胆力と体力と機知で立ち向かうお話は、もうマラソンそっちのけのエンターテインメント。
いやいや、マラソンの描写とて、暑さと渇きに耐えながら最後のセントラルパークを目指す死闘の様は、アフリカ勢がぶっちぎるそこらの平凡な実際のレースよりはるかに手に汗握る。
読み進める内に全ての登場人物たちが、自分のよく知っている人になり、作中、新聞記者が記事にした通り、『土曜日に最後のランナーがゴールインしたときは、みんな、家族がばらばらになるときのような思いを味わう』
最後のドクのセリフも洒落ているが、追って記された内容に時代を思わす余韻が残る。

2015/01/05 21:51

投稿元:ブクログ

ロスアンジェルスからニューヨークまでを走り通した人々の話。

単純なだけに熱くて面白い。
レースにおける駆け引きよりもレースを続行するための駆け引き、ランナーたちの関わりあいがいい。非常にいい。
よくぞこれを復刊してくれました。ありがとう。

2015/02/22 15:13

投稿元:ブクログ

1928年に実際に開催されたアメリカ大陸横断マラソンに想を得て描かれるロスーニューヨーク間5000キロ、3カ月のウルトラマラソン。現代の進んだシューズやウェアで武装して50歳からランニングを始めた自分にとって、1930年代を舞台にしたランニングは時代遅れの物語ではと思いつつ読み進んでいくと…どんどん引き込まれていきました。それは、ランニングが最もシンプルなスポーツだから。

2015/09/13 19:45

投稿元:ブクログ

時代は1930年のアメリカ。興行師チャールズ・フラナガンは、とんでもないレースを企画し実行に移します。3ヶ月をかけてロスアンゼルスからニューヨークまでの3,000マイルを走るアメリカ横断ウルトラマラソン(トランス・アメリカ)です。
上位入賞者には高額の賞金が出ます。
それの獲得を目指してレースに参加するのは、各国から集まったエリート・ランナーから食い扶持を失った人まで多種多様です。果たして彼らは最終ゴールのニューヨークまで走りきる事が出来るのか?そもそもこのレース自体、無事に実施出来るのか?
興行側、ランナー側ともに、色んなトラブルが発生し、それらを切り抜けていけるかが、読んでいて面白いです。レース中に更にいろいろな勝負をやっちゃうなんて、トライアスロンやトレイルランなんかより凄いです。
最初は見世物的ないかがわしい胡散臭いレースが、段々と人々を感動させるレースになっていきます。純粋に面白かったです。では。

2016/03/19 19:44

投稿元:ブクログ

すっごくおもしろかった!今まで一番おもしろかったマラソン小説は三浦しをんの「風が強く吹いている」だったけどこの小説はそれを超えました!これ映画化してくれないかなーすごく映像が思い浮かぶ小説だった。
朝の通勤電車の中で読了したんだけど最後泣けてきちゃって大変だったわ(^o^;

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